最近、50歳前後の婚活のニーズが急増しています。
その理由は、独身者や離婚歴がある人が、まだ現役のうちに“第二の人生のパートナーを得たい”と真剣に考える時期だからでしょう。
人によっては、自分より大幅に若いパートナーと結ばれる場合もありますが、あえて“同世代との結婚”を希望する人も少なくありません。
それは、結婚の目的が“子供を得る”ことにあるのではなく、“夫婦で第二の人生を楽しむ” ことにあるからと言えます。
そこで今回は、自らも48歳で結婚した“しあわせ研究家”の筆者が、同世代婚をしたアラフィフカップルが、“幸せに感じていること”を具体的にご紹介します。
アラフィフ“同世代カップル”が幸せな理由
(1) “昔の想い出話”を共有できる
今のアラフィフの多くが、1980年代のバブルを経験しています。
この時代は日本中が特殊な経済状況でしたので、他の世代に想い出を語っても、話が通じなかったり、自慢話にしか捉えてもらえなかったりすることもあるでしょう。
同世代であれば、かつての楽しい想い出をお互い懐かしい気持ちで共有することが出来ます。アラフィフともなれば、“昔話”も重要なコミュニケーションのテーマになりますよね。
(2) プライベートの“楽しみ方”が近い
バブル世代の特徴は、プライベートにおいても“楽しみ上手”であること。
若い頃は美味しいものの食べ歩きや、ちょっとリッチな旅行などが好きだった人も多いのではないでしょうか。
独身で一人だと楽しむ機会が少なくなることも、パートナーが出来れば再び可能になります。
そんなニーズを理解し合えるのも、同世代カップルならではでしょう。
(3) “金銭感覚”が近い
金銭感覚が近いことは、夫婦にとってとても重要です。
一方が「せっかくだからお金を使って楽しみたい」と思っているのに、相手に「その贅沢には興味がない」と思われてしまったら寂しいですよね。
金銭感覚は世代によってどうしても違いがあります。その点、同世代同士のカップルは、お金の使い方にも共感できるポイントが多いでしょう。
(4) 充実した“コミュニケーション”が出来る
バブルを経験した世代は、人と人とのコミュニケーションに重きを置く人が多いと言われています。
それは若い頃、仲間と行動し、みんなで会話を楽しむことが娯楽だったからでしょう。
故に、ラインの会話に慣れている若い世代には“物足りなさ”を感じる人もいるようです。
実際に、アラフィフで同世代を結婚相手に選んだ人の多くが「夫婦で充実したコミュニケーションが出来ることが魅力」と言っています。
(5) 夫婦二人で“余裕のある暮らし”ができる
アラフィフの“同世代カップル”ならではの特徴は、金銭的に余裕のある暮らしをしている人が多いことです。
子供がいなければ、それまでの預貯金を自分たちの楽しみに使えますし、子連れで離婚歴がある人であっても、すでに子供が成長し、手離れているケースもあります
そのような理由でアラフィフ同士のカップルは余裕がある人が多く、毎月のように夫婦で旅行をしたり趣味を楽しんでいるという人も少なくありません。
アラフィフで“パートナー候補の同世代”と出会うには?
アラフィフともなると、ココが一番の問題ですよね。
何故なら、多くの同世代がすでに結婚してしまっているからです 。中には、趣味のサークルや同世代コミュニティなどで出会いがある人もいますが、元々行動範囲が狭い人や、異性に対し奥手な人にとって、パートナー探しは難関です。
ですので、アラフィフで「結婚したい!」と願っている人が、相手探しにプロの手を借りるのはごく普通のこと。
アナタも信頼できるプロを見つけた方が、結婚出来る可能性が高くなるでしょう。
かつて、楽しい時代を謳歌したアラフィフ世代は、いずれシニアになってからも、日常に楽しみを求る人が多いはず。第二の人生を寄り添えるパートナーがいたなら、その楽しみは何倍にもなりますよね?
そうであれば、早めに奮起して婚活するべきでしょう。アナタの気持ちひとつで、“運命のパートナー”がきっと待っているはずですよ。
【ライター/しあわせ研究家 珠艶】