独身を貫いて来た女性も、40代後半ともなると、「わたしの人生、本当に一回も結婚しなくていいんだろうか…」と悩むことが増えるのではないでしょうか。
“しあわせ研究家”の筆者の元には、この年代の女性が悩みを打ち明けに、数多くいらしています。
「この歳になれば、結婚が不利になるのも、相手候補も少ないのもわかってるんです。だからと言ってこのまま諦めちゃいけない気がして。今は、バツイチ男性も増えているし、これからの方がチャンスが作れると思うんです」(宮城県在住女性 A・Oさん 48歳)
「そうよ、諦めることなんかないわ!」筆者もそう思います。チャレンジしたいことを諦めしまったら、後悔が残るだけ。
それならば、勇気を出して結婚の可能性にトライした方が、きっと納得する人生が送れるはずです。
そこで今回は、自らも40代後半で結婚した“しあわせ研究家”の筆者が、アラフィフの独身女性に、結婚の可能性を高めるための方法をアドバイスします。
「諦めたくない…!」と思う女性は、ぜひ参考にしてみて下さいね。
年齢を受け入れ、結婚への“強い意思”を持つ
年齢が上がれば上がる程、結婚が不利になり、難しくなるのも事実です。だからこそ、「必ず結婚する!」と言う強い意思で婚活に望まなければ、生涯のパートナーに巡り合うことは出来ません。
そのためには、積極的に相手探しをしつつも、絶対に焦らないこと。少ない対象者の中から、自分に合った相手を引き寄せるには、じっくり腰を据えて婚活する必要があります。
また、厳しいことを言うようですが、ちゃんと結婚したいなら、若い頃の夢見るような“恋愛観”だけは手放して下さい。特に昔、男性からちやほやされた経験がある方は、どうしても男性の理想が高くなってしまいがち。しかしそれでは、益々、結婚が“非現実的”になってしまいます。
確実に結婚するためには、まず年齢を受け入れること。高望みせず、第二の人生を寄り添えるパートナーを探すようにしたいですね。
“アンチエイジング”に取り組む
今から結婚したいなら、アンチエイジングはどうしても必要です。何故なら男性は、女性の見た目を重視する傾向があるからです。
ゆえに、結婚前から「アンチエイジングなんてお金がかかるし…もう、ありのままでいい」と、思ってしまっては、男性から結婚相手の候補にしてはもらえません。
おススメのエイジングポイントとしては、顔のシワやたるみのケアやシミ対策です。体型が気になる人は、健康管理のためにも、健康的なダイエットや、運動を心がけましょう。
アラフィフになると髪にも年齢が出るので、カラーリングや、トリートメントにも気を使いましょう。
そして何より、“気持ちを若く保つこと”です。気持ちが若い人は、それだけでイキイキとしたオーラになり、年齢を感じさせない魅力を発することが出来るのです。
大人の女性として、“中身の魅力”を磨く
多くの男性は、若い女性が持つ“見た目”や、出産などの“身体能力”に魅力を感じています。
ですので、アラフィフ女性は、それを上回る“中身の魅力”を身に着けなければ、まず勝ち目はありません。そこで、自分の“中身の魅力”のチェックポイントをお伝えします。
- ネガティブな発言や、オバサンのような発言、逆に子供っぽい発言を、無頓着にしない
- 過去の苦い経験も前向きに消化し、ポジティブに生きる努力をする
- 自分に等身大の自信を持ち、かつ謙虚に“自分を見つめること”が出来ている
- 自己実現だけでなく、他人の幸せも考えられている
- 男性に対し、許容力がある。男性の“いい所”を褒め、プライドを立てることが出来る
如何でしょうか?意外と難しいかもしれませんが、こういうことが出来る女性は、いくつになってもモテるのです。
アナタも、ぜひ一つからでも心がけてみて下さいね。
地元密着型の、“結婚相手紹介サービス”を利用する
アラフィフになると、職場など、日常から結婚相手を見つけ出すのが、困難になります。
ですので、結婚願望がある男性と出会うには、お見合いをコーディネイトしてくれる“結婚相手紹介サービス”を利用するのがおススメです。
アラフィフともなれば、女性にも長年の仕事があるはず。ですので今更、住む地域を変えることは難しいかもしれません。それ故、婚活をするのであれば、地元密着型の会社に相談した方が賢明でしょう。
“自立した考え方”で婚活する
よく、難しさを感じるのは、「わたしだけでなく、親の介護も引き受けて欲しい」と結婚を希望する女性です。
勿論、ご本人がよほど魅力的な女性であれば、そうしてくれる男性がいないとは言いません。しかし多くの場合、それは簡単ではないのです。
高齢の親御さんを抱えている人は、ご兄弟にも協力を求めておきませんか?もし自分しかいないようであれば、プロの手を借りることも視野に入れておきましょう。
女性だって、もし男性から「姑の介護をしてくれることが前提」と最初から言われたら、ひるみますよね?
逆に言えば、「高齢の親がいるから結婚出来ない」と諦めてしまう必要もない、と言うことです。兄弟に協力を求めたり、プロの力を借りるなどすれば、結婚の可能性は充分作れます。
実家に残された人ほど、独身が多い時代ですが、今からパートナーを見つけておけば、将来、孤独になることを避けられます。人生最後は、夫婦二人きりになります。
それを見越して、自立した考え方のもと、相手探しをしてみませんか?
バツイチなど、“離婚経験者”も候補に入れる
現代は、3カップルに1組が離婚する時代。だとすれば、初婚の男性だけにこだわるのは、これからの時代は“ナンセンス”です。
アラフォー以上の婚活において、むしろ“離婚歴のある男性”の人気が高まっているのをご存知でしょうか?
その理由として、先妻に子供がいる場合、再婚する女性には子供を望まない場合がある、ということや、一度結婚した経験から、女性の接し方に慣れている、ということ、また、離婚を教訓に、“今度こそ最後まで添い遂げる”覚悟している人が多いこと、などが上げられます。
地方によっては、まだまだ初婚の男性にこだわる女性も多いようですが、その考え方は、そろそろ限界と言ってもいいかもしれません。
元々対象者が少ないアラフィフ婚活は、何より広い視野での相手探しが必要なのです。
一歳でも若いうちに、婚活をスタートさせましょう
女性の婚活は、一歳でも若いことに越したことはありません。「親の面倒を見てから」「仕事が一段落してから」などと言っていては、どんどん歳をとり、益々結婚が難しくなってしまうでしょう。
一日も早く婚活をスタートさせ、いい人が見つかってから、結婚後のライフスタイルを、お互いの現状を考慮した上調整してもいいと思いませんか?
例えば、一人暮らしが長い人や、親と同居が長い人にとっては、いきなり若い人と同じ結婚生活がベストとは限りません。中には、少しずつ夫婦の同居に慣れるため、週末婚からスタートする人もいます。
このように、第二の人生のパートナー選びは、世の中のセオリーだけに囚われず、柔軟な考え方を持つことも必要かもしれません。
諦めずにチャレンジし「可能性」を広げることが大事
如何でしたか?
一般的に、アラフィフ以降の婚活は簡単ではない、と言われていますが、考え方次第でもっと可能性は広がるはずです。
そう、一人ひとりが「結婚したい」気持ちに従って可能性を広げて行かないと、この先、社会に独身者ばかりが増えてしまうでしょう。
結婚は、“愛”と“幸せ”を学べる素晴らしい経験です。アナタも、一度しかない人生、諦めずにチャレンジしてみませんか?筆者も、諦めずに結婚して本当によかったと思っています。
多くの女性に、年齢に関係なく「自分の可能性を信じて欲しい」と心から願います。
合わせて読みたい記事はコチラ♪
【筆者略歴】
珠艶(じゅえん)1963年生まれ、しあわせ研究家/コラムニスト/ヒーラー/美容整体師。ヒーリング・美容整体・ライフコンサルを通じ、多くのクライアントを結婚・適職など“しあわせな人生”に導いているサロン「レボルシオン」のカリスマセラピスト。特に結婚相談は、過去5,000人以上の実績がある。【著書】「女整体師が教える快感のスイッチ」メディアファクトリー 他。