50代から「やっぱり結婚したいな…」と思う女性の中には、“再婚希望”の方も多くいます。子供がいる人であっても、子育てが終わるタイミングを見計らって、再婚を考えている人もいるかもしれませんね。しかし、一方で「一度失敗しているし…再婚して果たしてうまく行くのだろうか」と迷っている方もいそうです。
そこで今回は、5,000件以上の結婚相談に乗って来たしあわせ研究家の筆者が、自らの再婚経験や、多くの相談者の事例をもとに、“再婚で幸せになるためのヒント”をご紹介します。
“好みの男性”を見直す
かつて離婚になってしまった原因のひとつに、“男性の選び方”が間違っていた、ということもあるのではないでしょうか?そんな女性が再婚で幸せになるためには、“つい魅かれてしまう男性”と、“幸せにしてくれる男性”は違う、と認識してパートナー探しをすることです。
例えば、支配的な男性に魅かれやすい人が、また同じような男性と結婚しても、結局、パワハラやモラハラに悩まされることになってしまいますよね?離婚歴がある女性の中には、幸せにしてくれそうな男性に「うまく恋愛感情を持てない」という人もいます。そうなった原因は、育った家庭環境など人それぞれですが…。
そんな女性が幸せになる解決策は、まず、自分の“好み”を疑ってみること。人によっては、「ちょっと物足りないけど、優しい人」と思える男性と結婚した方が、長きにわたって“女性の幸せ”を感じられるようになるかもしれません。
離婚の原因を“繰り返さない”
再婚で幸せになるためには、ちょっとツラいかもしれませんが、かつて離婚になった“プロセス”を振り返ってみるといいのです。多くの原因が相手にあったとしても、必ず自分にも理由があるはずだからです。
例えば、日ごろから夫に本音が言えず、長年我慢していたことが爆発してしまった、という女性もいますよね?そうであれば、次はそれを繰り返さないことが大切。そんな人は過去を教訓に、「今後は、出来るだけ本音を話せるようにして行こう」と、心がけるとうまく行きますよ。
再婚を考える人は、「かつての結婚は、これから始まる本番の練習だった」と捉えてみては如何でしょう。練習で学んだことを生かすからこそ、本番が成功します。そう思えば、失敗と思って来たことも“貴重な経験”に変わるはず。むしろ練習していない人より“自分は結婚に成功しやすい”と思ってもいいのではないでしょうか。
運命の人は「一人ではない」と信じる
一度離婚を経験すると、「もう自分は相手が見つからないのでは?」と思ってしまう人もいますが、そんなことは決してありません。運命のパートナーは、自分次第で再び現れるものなのです。
スピリチュアルの世界に、ソウルメイト(魂のパートナー)という考え方がありますが、ソウルメイトでさえ、一生のうち複数出会える、と言われているぐらいです。だとしたら、結婚する相手も一人に断定する必要はない、ということになりますよね?
■ 最後まで“寄り添う覚悟”で相手を探す
かといって、やはり離婚はツラいもの。再婚するなら、今度こそ「結婚を成功させたい!」と思っているはずですよね?そうであれば、“最後まで寄り添うこと”を覚悟してパートナーを探しましょう。そう思うからこそ、かつての失敗を教訓にしたり、「本当に幸せになれる相手とは?」を真剣に見直すことが出来ます。
離婚経験者の方は、いかに離婚がストレスフルかを知っているはず。50代ともなると、「この先そんなパワーは使いたくない」と言う気持ちが強いのではないでしょうか。だからなお更、人生を最後まで寄り添える、自分にぴったりのパートナーを見つけるようにしたいですね。
再婚だからこそ“婚活スタイル”がおススメ
50代女性の再婚の場合、職場など日常的な行動範囲の中で、偶然パートナーに巡り合う確率はどうしても低くなってしまいます。出会いの自信が持てない人は、男性の再婚希望者もいる“結婚相手紹介サービス”などを利用した方が、きっと相手が見つかりやすいでしょう。
50代からの結婚は、初婚であっても待っているだけでは難しいものですが、婚活やお見合いといった方法を選べば、今までの苦労や、頑張って来た経験を解り合える男性と出会えるかもしれません。また、かつて恋愛結婚でうまく行かなかった人ほど、きちんと条件を提示できる“婚活”がおススメ。過去のセオリーのこだわることなく、いい人と出会う可能性が高い方法を選ぶようにしましょう。
【筆者略歴】
珠艶(じゅえん)1963年生まれ。しあわせ研究家/コラムニスト/ヒーラー/美容整体師。ヒーリング・美容整体・ライフコンサルを通じ、多くのクライアントを結婚・適職など“しあわせな人生”に導いているサロン「レボルシオン」のカリスマセラピスト。特に結婚相談は、過去5,000人以上の実績がある。【著書】「女整体師が教える快感のスイッチ」メディアファクトリー他。