今は“男性の晩婚化”が進んでいますが、すべての人が中年になっても結婚できるとは限りません。アナタがもし、20代やアラサーで彼女ナシの男性なら、いつ頃婚活を始めようと思っていますか?
「まだ当分は自由でいたいし…もっと年齢が上がってから婚活すればいいか」とのんびり構えている人や、「今から婚活したら、周りにモテないことがバレるかな…」などと見栄を張っている人はすでに危険。その考えが、将来の誤算に繋がる可能性があることを知っておいた方がいいでしょう。
もしかすると次の時代は、今とは逆に“早めに結婚に動く男性”が増えるかもしれません。それは若いうちの方が、“理想が叶う確率が高い”ということを、今の時代で学習することになると思うからです。
そこで今回は、5,000件以上の結婚相談に乗って来た“しあわせ研究家”の筆者が、男性も“早めに婚活を始めるべき理由”についてご紹介します。「男はいくつになっても結婚出来る」と思っている人ほど、ご一読いただけたら幸いです。
早めに婚活が正解の理由 その① 【子供の問題】
年齢が上がってから「子供が欲しい」と相手を探しても、最近の若い女性は“大幅に年上の男性”とはなかなか結婚したがりません。
マスコミの情報を見ていると、あたかも中年男性と若い女性のカップルが増えているように感じるのかもしれませんが、それはあくまで一部の高額所得者や芸能人に限ってのこと。多くの一般女性は、安定した仕事につき、快く家事を分担してくれるような“同世代”との結婚を望んでいるのです。
また、若い女性とさえ結婚すれば「いくつになっても子供が出来る」と思っている人もいるようですが、年齢が上がってしまうと、今度は“男性側の問題”で妊娠が難しくなる可能性もあります。女性だってそれぐらいわかっていますし、女性の親が反対して来ることも考えられます。
それに、子育てには“体力”が必要です。年齢を経て、腰が痛くなってからでは楽しいだけでは済まされません。「育児は女性に任せればいい」と考えているとしたら、その考えは甘いと思って下さい。今は、女性に何もかも依存する“ワンオペ育児”が社会問題となり、家事や子育てに協力しない男性との結婚を望む女性は、昔と違って殆どいません。
そのような意味で、「いつかは子供が欲しい」と願っているなら、男性も若いうちから婚活を始めた方がよいと言えるのです。
早めに婚活が正解の理由 その②【働く意義が生まれ、熟年期がラクに】
一見、独身でいた方がお金に余裕があるように感じるかもしれませんが、お金は“有意義な使い道”があってこそ、稼ぐ意義があるというもの。特に男性は「家族のために」と思うからこそ、真に働き甲斐があると言えるのではないでしょうか。
それに、今は殆どの夫婦が共働きです。夫婦で力を合わせれば、独身でいるより、若いうちから“経済的な余裕”が生まれるはず。また、夫婦とその親が、若くて体力があるうち協力し合って子育てをした方が、熟年期に様々な面でラクになっているはずです。
早めに婚活が正解の理由 その③【柔軟性があるうちに結婚する】
男性が歳を取ると、価値観がコリ固まり、“融通が利かない人”になって行く場合もあります。そうなってしまってからでは、どうしてもモテなくなりますし、女性と人生を共にすること自体難しくなるかもしれません。
若いうちであれば、まだまだ柔軟性があるため、女性と考え方の違いや、価値観を歩み寄らせることが可能です。やはり男性は、“頭の柔らかいうち”に人生の変化を迎えた方がいいのかもしれません。
早めに婚活が正解の理由 その④【モテるうちに相手を選ぶ】
女性は一般的に、男性との年齢差を“5歳程度まで”、と希望する人が多いようです。だとすれば、どうしても若いうちの方が“若い女性にモテる”、ということになりますよね。アナタはどのぐらいの年齢の女性と結婚したいと思っていますか?もし「若い女性がいい」と思っているのなら、今、すでにのんびりしていられないのではないでしょうか。
女性の希望範囲にいるうちは、男性も大勢の中から好みの女性を選ぶことが出来ます。しかし、そこから大幅に外れてしまうと、理想を叶えたくても狭き門になってしまい、かなりの努力をせざるを得ないか、もしくは理想の変更が必要になるでしょう。
如何でしたか?
男性も、一年でも早く婚活を始めた方が、メリットがあると思いませんか?もうそろそろ、晩婚化の実情に気付く男性たちが、世の中に増えるに違いありません。
【筆者略歴】
珠艶(じゅえん)1963年生まれ。しあわせ研究家/コラムニスト/ヒーラー/美容整体師。ヒーリング・美容整体・ライフコンサルを通じ、多くのクライアントを結婚・適職など“しあわせな人生”に導いているサロン「レボルシオン」のカリスマセラピスト。特に結婚相談は、過去5,000人以上の実績がある。【著書】「女整体師が教える快感のスイッチ」メディアファクトリー他。