【アラサー女子のお悩み相談】の2回目。今回も、“しあわせ研究家”の筆者の元によくある、結婚に関するご相談の一例をご紹介します。「わたしも同じだわ…」と思う方もいるかもしれませんね。アナタのお悩み解決のヒントになれば幸いです。
「男性とお付き合いをしたことがない…」と悩む、C子さん(31歳)のご相談
「わたしは今まで、一度も男性とお付き合いをしたことがありません。過去に何人か好きな人が出来たことはあったのですが、告白する勇気もありませんでした。そんなこんなでアラサーになってしまい、さすがに親に泣きつかれ、最近婚活を始めることにしました。でも、もし「いいな」と思う人と出会ったとしても、男性とお付き合いしたことがないことを知られてしまうのが怖いのです。きっと相手に引かれてしなうのではないかと思って…わたしはどうしたらいいのでしょうか?」
【しあわせ研究家のアドバイス】 コンプレックスにしないことが大切。“自分磨き”をして行動あるのみ!
まずはご安心下さい。実はそういう女性って結構いらっしゃるんですよ。婚活される方には珍しくありません。そして何を隠そう、男性にも同じような方が結構います。また男性によっては「過去に男性経験のない女性の方がいい」と思っている人もいます。なので、コンプレックスを感じて前に進めない方がずっと問題なんです。C子さんの年齢ならまだ間に合うと思いますので、とにかく早めに相手を見つけるよう、行動を起こして行きましょう。
でも、男性を知らないからこそ、自分磨きをしっかりしておく必要があります。男性に好まれるようなファッションやメイクを研究し、女性らしい話し方を身に着けて下さい。料理など、家事が出来るようになっておくのも大切です。また、恋愛経験のない人ほど、男性の理想が高くなりがちです。理想が高すぎると相手が見つからない可能性もあるので、そこだけは注意しておきましょう。
「結婚したくても、親のトラウマがあって不安」と悩む、D子さん(32歳)のご相談
「わたしの両親は仲がいいとは言えず、あまり会話もありません。わたしは子供の頃から母の父に対する悪口を聞いて大きくなりました。そのため、軽い男性不信もありますし、自分も結婚したら親のようになってしまうのかと思うと心配です。やっぱり“結婚して幸せになりたい”という気持ちもあって婚活を始めたのですが、常に両親がよぎって不安になります。こんな気持ちではなかなか相手も見つからないと思うので、いい解決策があったら教えて下さい」
【しあわせ研究家のアドバイス】 ご両親を“反面教師”にする勇気を持ち、自分ならではの幸せを見つけましょう
一番良い解決策は、ご両親を“反面教師”にすることです。どんな人も“親が間違っている”とは思いたくないので、それはそれで胸が痛いことかもしれませんが、親だって完璧な人間ではありません。そこを理解してあげるのも、大人になったら必要なことではないでしょうか。
夫婦が円満でいるためには、“向き合う努力”が必要ですが、ご両親は早々に諦めてしまったのですね。また、女性はお母さんの味方をしがちなのですが、不仲になったのはお母さんにも原因があるかもしれません。親のトラウマから抜け出すためには、まず、そのような“客観的視点”を持つことが必要なのです。
もしD子さんが結婚後「母の方が正しい」と信じて、夫に対しお母さんと同じような行動をとったとしましょう。しかしご両親が不仲である以上、それではお母さんと同じようになってしまうかもしれません。反対に反面教師にすることが出来れば、きっと違う幸せが得られるはず。それは決して親不幸なことではありません。
実は筆者も、少女期に母親の愚痴を聞きずぎて、父親のことを悪く思っていましたね。しかし大人になって気づいたのです。両親が不仲なのは母にも理由があると。母は「男はどうせわかってくれないもの」と決めつけ、父に本当の気持ちを伝えようとしませんでした。それでは、夫婦が解り合えないのも仕方がありません。そこで私は、親を参考にするのをやめ、自力で“夫婦が円満になる方法”を見つけることにしたのです。
D子さんも親にとらわれることなく、自分ならではの円満法を研究してみませんか?そのためには、「こんな仲良し夫婦になりたい!」と思えるカップルを参考にすることです。筆者の記事にも【新・幸せ夫婦の作り方】と言うアドバイスがありますから、参考にしてみて下さい。きっと不安が和らぐはずですよ。
<次回に続く>
【筆者略歴】
珠艶(じゅえん)1963年生まれ。しあわせ研究家/コラムニスト/ヒーラー/美容整体師。ヒーリング・美容整体・ライフコンサルを通じ、多くのクライアントを結婚・適職など“しあわせな人生”に導いているサロン「レボルシオン」のカリスマセラピスト。特に結婚相談は、過去5,000人以上の実績がある。【著書】「女整体師が教える快感のスイッチ」メディアファクトリー他。