仲良し「共働き夫婦」がしている7つの習慣

今は、殆どの夫婦が共働きですよね。でも婚活中の方の中には、「お互い仕事が忙しいと“すれ違い”を起こさないか心配…」という不安をかかえている人もいるのでは?

しかし、世の中には、どんなに忙しくてもラブラブな夫婦もいます。中には「共働きだからこそ仲良くいられる」というカップルも。いったいその秘訣はどこにあるのでしょうか?

そこで今回は、夫婦円満のアドバイスに定評のある“しあわせ研究家”の筆者が、共働き夫婦がうまく行くための“7つの習慣”をご紹介します。

(1)「お疲れ様」と、常にお互いを労う

家庭は、働く人にとって素に戻れる安らぎの場所。仕事を頑張ったパートナーにその日一番の「お疲れ様」を言ってあげるのは、妻や夫の役割。ラブラブな共働き夫婦は、意識して相手を労う一言をかけ合っているカップルが多いです。そうすることで、“お互いが一番の味方”であることを日々実感することが出来ますね。

「仕事が大変なのは当たり前だろ?」と思ってしまったり、「わたしだって疲れてるんだから」と相手を思いやれないと、夫婦のココロがすれ違う原因に。

(2)夫婦間のメールやラインのやりとりを大切に

夫婦がお互いに忙しいと、時には「最近、顔を見るのが夜中と朝早い時間だけ」なんてこともあるでしょう。そこで、ラブラブな共働き夫婦は、メールやラインを上手に活用して、夫婦の愛情確認やコミュニケーションを図っています。お昼休みにラブメールを送ったり、就業後に愛情込めた帰るコールをしたりと、夫婦によってやり方は様々ですが、お互い繋がりを感じられる努力をしているのです。

ただし、いちいち浮気の心配をするようなメールを送ったり、緊急でないのに仕事中即レスを要求するような送り方をすると、かえって夫婦の溝を作ってしまう可能性があるため注意が必要です。

(3)“家庭”のことを二人の責任として考える

これは、共働き夫婦がうまくいくために、とても大切なところかもしれません。ラブラブな共働き夫婦は、夫と妻が家庭に対し、“同じ比重で責任感を持っている”という特徴があります。つまり、夫が妻に家庭をまかせっきりにするのでなく、自分の責任としても考えているのです。その価値観のベースがあるからこそ、お互い仕事が忙しくても助け合うことが出来ています。

「家の事は女の仕事だろ?」と男性が関心を示さないと、共働き夫婦はうまく行きません。“男子厨房に入らず”は、すでに過去の価値観。今は、“共働きなら家事も共同責任”と考えるのが、若い世代の主流です。

(4)忙しい時は、臨機応変に家事を協力し合う

どちらかの仕事が忙しい時期は、忙しくない方が家事を行いフォローにまわる。そのように臨機応変に助け合えることも、ラブラブ共働き夫婦の秘訣です。ココで大切なのは、女性も自分が何もかもをかかえてしまうのではなく、男性に任せる勇気を持つこと。仕事が忙しいのに「夫に家事をしてもらうなんて悪い」などと遠慮していては、過労でパンクした時かえって大変になってしまいます。

ただし、男性が自分のようにうまく家事が出来なくても、文句を言ったりダメ出ししないことが大切。誰でも慣れていないことは、最初はうまく行かないもの。夫に気持ちよく家事を続けてもらうためには、「してもらうだけで感謝」という姿勢が必要です。

(5)「ありがとう」「ごめんね」の言葉を欠かさない

夫婦が円満であるため絶対必要なのは、お互いに対する“感謝の言葉”。そして、相手の“立場を思いやるココロ”です。夫婦がそれぞれ仕事を持っている以上、疲れて帰って来るのはお互い様。その上で少しでも家事をしてくれたら、男であっても、女であっても「ありがとう」の対象です。そのように、ラブラブな共働き夫婦は、日ごろから“感謝の言葉”をかけ合っているカップルが多いです。

また、時には「ごめんね」も大切。仕事をしていると「多忙期には全く家のことが出来ない」なんてこともあるワケですが、それを「仕事なんだから仕方がないじゃない!」と開き直ってしまってはパートナーにストレスを与えてしまいます。そんな時は、自分が悪くなくても、「家のことが出来なくてごめんね」と相手に一歩譲るだけで、気持ちよくフォローしてもらえるようになります。

(6)夫婦であってもデートする

共働きだと、どうしてもお互い“お疲れモード”の日が多くなるため、それが夫婦のマンネリを引き起こす原因になることも。共働き夫婦がラブラブを保つためには、定期的に二人が新鮮な気持ちになれる機会を作ることが大切。つまり夫婦であっても、付き合っている時と同じようにデートをするとイイでしょう。

例えば、金曜日は会社帰りに待ち合わせて食事をする、月に一度は二人でおしゃれをして出かけるなど、夫婦のデート習慣を決めてみるのも一手。あえて人前で手を繋いで歩くのも、夫婦だからこそイイ刺激になります。

(7)夫婦の“ご褒美休暇”を作る

「生活のため」「住宅ローンのため」「子供の教育費のため」と、ひたすら毎日働き家事をするだけでは、気持ちが疲弊してしまうことも。そうならないためには、定期的に“非日常の楽しみ”を夫婦で計画し、仕事や家事を頑張る目標にするとイイでしょう。

例えば、定期的に夫婦みずいらすの旅行をする、などは解りやすい目標かもしれません。共働きだからこそ、夫婦が仕事からも家事からも離れ、リフレッシュする時間を作るのはとても大切。これを贅沢ととらえる人もいるでしょうが、いつも夫婦がラブラブでいるためには必要なことだと筆者は思います。旅行は、工夫次第でリーズナブルにも出来ますしね。

如何でしたか?

共働きだからこそ、意識して相手を思いやる。それが一番大切なことかもしれません。今回ご紹介した円満の秘訣は、結婚後共働きを考えているカップルや、婚活中の方には、男女を問わず知っておいて欲しいことばかり。アナタも結婚したら、是非一つからでも実行してみて下さいね。

 

しあわせ研究家・珠艶の『今週のハッピー・ヒント』

■ こんなに違う!婚活世代それぞれの特徴

筆者が執筆している婚活世代、それぞれに共通する個性をまとめてみました。皆がそうとは言えませんが、世代によって特徴に違いが見られます。アナタの世代はどうでしょうか?

① 【20代~30代前半】 自分の精神面を大切にする世代

今の20代~アラサー世代に共通する特徴は、物質より精神面へのこだわりが強いこと。働き過ぎてカラダを壊すより、自分の世界観や、ココロのゆとりを大事にしたい人が多く、結婚相手は自分と価値観が合うことが重要。絆を大切にする世代でもあるため、SNSの活用が特に上手。

② 【30代後半~40代】 他人や社会の評価を大切にする世代

団塊ジュニアであることもあり、社会的にどうか、ということに重きを置く人が多い世代。周りの評価を大切にするため、結婚相手のステイタスや条件を気にし過ぎる面も。平和を好み、波風立てることに抵抗があるので「自分の自由にしたいのに出来ない」と悩める人も。

③ 【50代】 仕事も、遊びも、パワフルなことをヨシとする世代

50代はバブルを経験し、社会でガンガン稼いできた仕事人間の多い世代。「仕事一筋に頑張っていたら50代まで独身だった…」と言う人もいる反面、遊び好きな人も多い。忙しいことをヨシとするのも、この世代の特徴かも。パワーがある人が多いので、50代からの結婚もこれから増えるのでは。

ABOUTこの記事をかいた人

珠艶(じゅえん)1963年生まれ。 しあわせ研究家・ヒーラー・占星術師・美容整体師。ヒーリング・ホロスコープ・ライフコンサル・美容整体などを通じ、多くのクライアントを結婚・適職など“しあわせな人生”に導いている仙台のサロン「レボルシオン」のカリスマセラピスト。特に結婚相談は、過去5,000人以上の実績がある。 【著書】「女整体師が教える快感のスイッチ」メディアファクトリー