結婚相手がなかなか見つからない女性が、ついやっていること。それは男性に対する理想をどんどん“足し算”してしまうことです。でも、そうするほどに、益々相手がみつからなくなってしまうのが現実。アナタは大丈夫でしょうか?
「年齢はせいぜい5歳差までで、医者か弁護士か大手企業勤務で、年収〇百万以上が絶対だけど高ければ高いほどいい。顔は甘いマスクで、身長は〇〇㎝以上、親と同居の必要がない人で、転勤のない人。デートで気の利いたエスコートをしてくれる、話の面白い人じゃなくちゃダメ」
しかし実際に、そのような男性が世の中にどのくらい独身でいるでしょうか?いたとしても、彼らも相当理想が高そう。アナタが選ばれるとは限りませんよね。
そもそも、独身女性たちは何故そんなに欲張りたくなるのでしょう?それは、男性に本当に愛してもらったことがないからだと“しあわせ研究家”の筆者は思います。そのため、「何があれば幸せになれるのか」がわからず、「あれもこれも揃ってないと不安…」と、条件を並べたくなってしまうのでしょう。
シンデレラになるために…現代女性には“引き算”が必要!
アナタは、人が“本物の愛”で満たされた時、驚くほど物欲がなくなることをご存じでしょうか?好きな男性から本当に愛情をかけてもらえたら、多くの女性は「それだけで充分」と思えるようになります。
勿論、結婚生活に全くお金がないのも問題ですが、本物の愛があれば「物やお金が沢山ないと満足できない」ということにはならないでしょう。
もしアナタが、そんな幸せを味わいたいならば、これ以上理想を“足し算”しないこと。何故なら“欲張り過ぎ”は、多くの男性から敬遠されてしまう上、“運命の人”すら見逃す可能性もあるからです。
女性の憧れ「シンデレラ」のお話を想い出してみてください。王子は、欲張りな姉達には見向きもしませんでした。それよりも、純粋なシンデレラの魅力に魅かれたのです。このお話には真理がありますよ。アナタはどちらになりたいでしょうか?
現代女性が幸せになるためには、むしろ“引き算”が必要と思います。上を見れば見るほど、遠のく幸せ…それが現代社会のからくりだからです。
何より、小さな幸せを“大きな喜び”に出来る女性は魅力的ですし、運命の人に見染められる確率も高い。これは妥協ではなく“本当の幸せ”を掴むための真理。引き算こそ、女性に必要な“自分磨き”かもしれません。
本当に幸せな結婚のために、女性がするべき“引き算”とは?
(1)“男性に与えてもらいたい”願望を引き算する
「男性にあれもこれも与えてもらいたい!」という気持ちが強いと、どうしても条件を足し算したくなってしまいますよね。でも、多くの男性は、欲求が強すぎる女性を「守ってあげたい」とは思いません。むしろ、欲深くなく、けなげに頑張ろうとしている女性だからこそ、「俺が幸せにしてあげなければ…」と守りたくなるのです。
このような願望を引き算するためには、まず、精神的に自立すること。また、結婚で幸せになるには、男女がそれぞれ協力し合うべき、と思うようにしましょう。
(2)プライドや見栄、意地を引き算する
プライドが高く、常に見栄や意地を張っている女性は、等身大の自分を受け入れられず、理想ばかりを高くしてしまいます。そして素直にもなれないので、男性にとっては“可愛げのない女性”、つまり“やっかいな女性”になってしまうのです。
「ここまで独身だったのだから、周りにメンツが立つハイスペック男子と結婚しなくちゃ」と思っていませんか?もしかしたらその考え方こそが、アナタを縁遠くしているのかもしれません。
(3)“結婚してラクになりたい”憧れを引き算する
「やっぱり結婚したい!」と婚活する女性の中には、「もう大変なのはイヤ。結婚して早く仕事を辞めたい」という人がたまにいます。しかし、目的がラクをするためでは、相手により多くの条件を求めることになり、相手探しがうまく行きません。それは、物質的に寄りかかろうとする女性を「重い…」と思う男性が増えているからです。
男性は、「わたしも頑張る!」と思ってくれる女性にこそ、「いつかラクをさせてあげたい」と思うもの。最初から「ラクさせて~!」と言ってくる女性には、多くの男性が警戒心を持っています。
(4)失敗することの“恐れ”を引き算する
ハッキリ言って、現代の独身女性は失敗を恐れ過ぎ。長年彼氏がいないのに「いいと思った人に好かれなかったらイヤだから」といつまでも婚活に踏み切れない女性もいます。しかしそれでは、一生結婚が現実にならず、独身のまま終わってしまうでしょう。
どんな人も、山ほどいる男性の中から、たった一人の“運命のパートナー”を探すのです。道のりの途中、うまくいかないことも経験するかもしれませんが、それを恐れていたら、相手が見つからないどころか、人としての器や、ココロの免疫力も育ちません。男性から望まれる“魅力ある女性”になるためには、とにかく男性と向き合う場数を踏むしかないのです。
物事を乗り越えられる“精神的な逞しさ”は、今一番男性から求められるニーズでもあります。不安の多い社会で頑張らざるを得ないからこそ、家庭にはしっかりした奥さんが必要なのです。
シンデレラも逆境を乗り越えたからこそ、王子に見染められたのではないでしょうか?流石に、彼女のような苦労はしなくてもいいでしょうが、「ことごとく失敗が怖い」という気持ちだけは引き算しておきましょう。
如何でしたか?
筆者のご相談者の中には、高過ぎる理想を“引き算”した結果、逆に、無欲の勝利とも言える“シンデレラ婚”をした女性もいます。幸せは「もっともっと」と欲を出すと逃げて行き、「これで充分」と思うと入って来る。不思議ですね。
アナタも、気付かぬうちに理想を“足し算”し過ぎていませんか?「わたしもそうだ…」と思う人は、今すぐ“引き算”を始めまてみしょう。それは、足りなくなる行為ではありません。本当に必要な幸せを増やすための、大事な“自分磨き”です。
■ 旬到来!美味しいりんごの創作料理
秋が深まり、いよいよ旬を迎えたリンゴ。そのまま食べても、スイーツにしても美味しいけれど、「沢山いただいて余ってしまう」というお家もあるかもしれませんね。そんな時、こんなリンゴ料理は如何?
① りんごと胡桃のサラダ
りんごを薄いイチョウ切りにして塩水をくぐらせ水気を切ります。むいた胡桃はざく切り、レタスはちぎっておきます。全部を合わせてカッテージチーズを加え、フレンチドレッシングで合えていただきます。朝食に、夜はワインのおつまみにも。
② りんごの豚肉巻
りんごを薄めのくし切りにして軽く塩をします。薄切りの豚ロース肉でりんごを巻き、小麦粉を軽くまぶし、油を引いたフライパンで両面こんがり焼き、蓋をして蒸し焼きに。最後に焼き肉のたれを絡めて出来上がり。豚肉とりんごは相性が良く、甘めの焼き肉のたれもベストマッチ。ボリューム満点のおかずに。
③ りんごとさつま芋のハチミツレモン煮
りんごはくし切りし、さつま芋は輪切りにして一度水にさらします。鍋に水を入れ火にかけ、さつま芋とりんごを砂糖・ハチミツ・塩少々・レモン汁で味付けし柔らかくなるまで弱火で煮て出来上がり。箸休めやおやつに。
④ りんごとチーズの春巻き
りんごは薄いくし切りにして塩少々とレモン汁をまぶします。春巻きの皮でりんごと生ハム、スライスチーズを包み、フライパンできつね色に揚げ焼き。おしゃれなおつまみの出来上がり。甘く似たりんごとレーズンにシナモンを振り、揚げ春巻きにすれば即席アップルパイに。