婚活中の「口下手」「もじもじ」にサヨナラ!自分の魅力を話せるようになる秘訣

「どうも口下手で、自分のことをうまく話せない…」「異性を目の前にすると、何を話していいかわからず、ついもじもじしてしまう…」

そんな方ほど、婚活パーティで異性にうまく声をかけられず、“壁の花”で終わってしまったり、お見合いやデートでは沈黙の時間が増えてしまいます。しかしそれでは、本当のアナタの魅力が伝わらないかもしれません。

ところでアナタは、“口下手”や“もじもじ”を、ちょっとした努力で改善出来ることをご存知ですか?そうすれば、もっと“異性との会話”を楽しめるようになり、パートナーも見つかりやすくなるでしょう。

そこで今回は、5,000件以上の結婚相談に乗って来た“しあわせ研究家”の筆者が、口下手さんが、会話で自分の魅力を伝えられるようになるための方法をご紹介します。

自分の“好き”や、“やりがい”を具体的に認識する

「自分のことをうまく話せない」という人は、今まで他人に、自分のことを詳しく話す機会が少なかった人です。中には「聞き役の方がラクだから…」と、友達であっても、自分のことをあまり話さずに来た人もいるかもしれません。

そんな人はきっと、自分のことをちゃんと見つめ、分析する機会もなかったはず。だから余計に自分のことを話せなくなってしまっているのです。

そこで、おススメしたいのは、この機会に、自分がいったいどんな人間なのかを具体的に検証すること。自分のことをスムーズに語るようになるためには、“自己認識”が何より必要だからです。

ココでぜひ見つめていただきたいのは、学歴や肩書などプロフィールに記載することよりも、個人的に好きなことや、やりがいを感じること、感動することや、楽しいと思えることです。何故なら、“好き”を語っている時こそ、人は輝き、魅力的になるからです。

例えばアナタが、プライベートで楽しいと思うこと、癒しを感じること、情熱を傾けられることとは、具体的にどんなことでしょうか?

「雰囲気のいいカフェで、本を読みながらお茶を楽しむこと」「青空の日に、愛犬とキラキラした海辺を散歩すること」「風の爽やかな季節に、愛車で自然の中を走ること」「行きつけのジムで、無心にカラダを動かすこと」「好きなアーティストのライブで仲間と盛り上がること」などと、出来るだけ具体的に思い浮かべてみましょう。

また、仕事にやりがいを感じる瞬間とはどんな時でしょう?これからやってみたいことや、将来の夢はありますか?

そういった事一つ一つを、紙に書いたり、PCやスマホに記して何度も見るようにします。きっと「自分はこんな人間だったんだ!」と、様々な発見があるはずですよ。

自分を“解りやすく説明する”習慣を身に付ける

「休みの日にどんなことをしてますか?」という質問に対し、返答が「買い物とかですね…」だけでは、相手もどう返していいかわからず沈黙になってしまいがち。会話のキャッチボールを続けるためには、自分を“なんとなく…”ではなく、具体的に説明することが必要になって来ます。

例えば、「車が趣味なので、車の手入れをしたり、ドライブしたり、カーショップに行くことが多いですね」「本が好きなので、本屋に新しい本を見つけに行ったり、図書館に行くことが多いです」などと説明されれば、「ドライブ、いいですよね!いつもどの辺に行かれるんですか?」「読書、いいですよね。どんなジャンルの本を読むんですか?」などと、先の会話を続けやすくなります。

「この人と気が合うかも…!」とお互いが思うためには、初対面で、会話の中にどれだけ“共感ポイント”を見つけられるかどうかが勝負。そのためにも、自分をちゃんと認識し、相手が共感ポイントを見つけやすいよう、具体的に解りやすく説明することが大切なのです。

“人からどう思われるか”を気にし過ぎない

自分のことがうまく話せない人の中には、「人からどう思われるか」を気にし過ぎてしまう人もいます。しかし婚活は、たった一人の理解者を探す取り組みなのですから、その一人にたどり着くまでは、勇気を持って自分のことを話して行くしかありません。

そのためには、緊張で言葉が出なくなることや、会話が沈黙になってしまうことを恐れないことです。例え不器用でも、一生懸命コミュニケーションを図ろうとしていれば、異性との会話にも慣れて来るものですし、沈黙になっても焦らず、「すみません、女性の(男性の)前なので緊張してます」と素直に言えば、さほど印象は悪くならないものです。

それに婚活は、すべての人に気に入られなくてもいいのです。唯一のパートナーにたどり着くまでの出会いは、ある意味コミュニケーションの練習。失敗を恐れずチャレンジすることが大切ですね。

相手の話を、一旦受容する

多くの口下手さんにとって、「会話のキャッチボールをどう続けていいかわからない」というのは一番の悩みではないでしょうか?

会話のキャッチボールを続ける秘訣は、まずは相手の話を否定せず、一旦受容することにあります。「そうなんですね」「なるほど~」などと、話を遮ったりせず、「彼女(彼)はこんな風に考えるんだな」と受容するようにします。そうずれば、相手に「自分を受け入れてくれる人」という印象を与え、その先の会話を続けやすくなりますよ。

反対に最初から、自分の考えとの違いをいちいち指摘してしまう人もいます。でもそれは、もっとお互いが仲良くなれたらにしておきましょう。信頼関係が出来る前からツッコミや指摘が多いと、「仲良くなったら大変そう」と敬遠されてしまうからです。

“共感ポイント”を見つけ、話を盛り上げる

次に、相手の話の中から、“共感ポイント”を見つけて会話を繋げるようにします。それを心掛けていれば、どこかのタイミングで必ず話を盛り上げることが出来るでしょう。

例えば、「わたし、健康を考えて自炊してるんです」という話を、「偉いですね~!僕も一人暮らしなんで、カレーとか鍋ですけどたまに作りますよ」と共感すれば、「わたしもお鍋はよく作ります。野菜が沢山取れていいですよね」などと話を繋げられますし、「この男性、ちゃんと家事をしそう…」と思ってもらえますよね。

もう一例上げてみましょう。「僕は冬、スノボがストレス解消なんで、週末天気がよければだいたい行ってますね」という話に、「わたしもスノボは好きなんです。でも上手くないので、いつか上手な人に教えてもらいたいと思ってるんです」と会話を繋げれば、話を盛り上げられると共に、“仲良くなりたい気持ち”をアピールすることが出来ます。

お互いに共感ポイントが多いほど、カップルは成立しやすいもの。だからといって無理に合わせる必要はないと思いますが、意中の人に対し、少しでも興味があることを「いいですね!」と積極的に共感するのはとても効果的な方法です。

男女ともに、異性に失礼な発言をしない

もう一点、男女が楽しく会話をするために必要なこと。それは、異性に対し失礼な発言をしないよう、マナーやモラルを守ることです。

特に男性が気をつけるべきは、女性に対するセクハラ発言です。むやみに年齢を気にさせるような話題や、女性の体型や体重、カラダの特定の部位をクローズアップした話題は、絶対タブーですので注意しておきましょう。

女性経験が少ない反面、家庭や職場に男尊女卑の風潮がある人は、特に気をつけなければなりません。筆者の経験上、女性に悪気なく体重の話をしてしまったり、「20代じゃないと結婚対象じゃない」などと発言し、ヒンシュクをかってしまうのは、このタイプの男性が多いです。

また、女性も男性に対し、“男のプライド”を傷つけるような発言をしないよう注意しなければなりません。最低限、男性を職業や肩書、年収で差別する話題を出すのはタブーと心得ましょう。また、初対面から相手の問題点をダメ出しするのも、余程のことがない限りは控えたいものです。

女性も男性も、密かに気にしていることを異性からつつかれることほど、ツラいことはないのです。どんなに見た目が良く年収が高くても、“心無い発言”をする人とパートナーになりたい人はいないことを知っておきましょう。

如何でしたか?

会話上手、アピール上手になるためには、まず自分を知ることが大切。「今まで意識していなかった…」と言う人は、もっと自分に興味を持つようにして下さいね。そして、異性と仲良くなるには、受容と共感がポイント。それさえ押さえておけば、アナタも今年は、口下手さんを卒業出来るかもしれません!

【筆者略歴】

珠艶(じゅえん)1963年生まれ。しあわせ研究家/コラムニスト/ヒーラー/美容整体師。ヒーリング・美容整体・ライフコンサルを通じ、多くのクライアントを結婚・適職など“しあわせな人生”に導いているサロン「レボルシオン」のカリスマセラピスト。特に結婚相談は、過去5,000人以上の実績がある。【著書】「女整体師が教える快感のスイッチ」メディアファクトリー他。

 

しあわせ研究家・珠艶の『今週のハッピー・ヒント』

■ お正月に残ったお餅のアレンジ料理

お正月に残ったお餅を実家にもらって、冷凍庫がいっぱいなんです…という人はいませんか?磯辺焼きやお汁粉もいいけれど、いつもでは飽きてしまいますよね。そんな時、こんなアレンジ料理は如何でしょう?

① お鍋の〆に

お鍋の〆は雑炊かラーメンが定番だけど、たまにはお餅も美味しいです。特に、醤油ベースや味噌ベースのお鍋に合います。

⓶ お餅の揚げ出し風

お餅をフライパンに大目に引いた油で焼き、火が通ったら、めんつゆをだし汁で伸ばしたタレをかけていただきます。大根おろしや生姜、青ネギをトッピングしても。

③ 餅ピザ

お餅にケチャップを塗り、ベーコンと玉ねぎ、とろけるチーズを乗せてトースターで焼きます。アツアツが美味しい。

④ お餅の豚肉巻

餅をスティック状に切り、豚バラ肉を巻いて楊枝で止め、中火のフライパンで転がすように焼きます。火が通ったら、醤油と酒・みりんを投入し蓋をして味を絡ませ出来上がり。ビールのおつまみに。

⑤ 餅入りおでん

お餅を適当な大きさにカットし、袋状にした油揚げの中に入れ、楊枝で止めておでんの具に。お出しが沁みてとても美味しいです。

ABOUTこの記事をかいた人

珠艶(じゅえん)1963年生まれ。 しあわせ研究家・ヒーラー・占星術師・美容整体師。ヒーリング・ホロスコープ・ライフコンサル・美容整体などを通じ、多くのクライアントを結婚・適職など“しあわせな人生”に導いている仙台のサロン「レボルシオン」のカリスマセラピスト。特に結婚相談は、過去5,000人以上の実績がある。 【著書】「女整体師が教える快感のスイッチ」メディアファクトリー