結婚相手を探しているアナタは、相手にどんな理想を求めていますか?
理想が高い人ほど、女性は「経済力」や「清潔感(多くは高水準の…つまりカッコイイということ)」を男性に求めるし、男性も「美人、可愛い」「家事が出来る」「やり繰り上手」といったことを、女性に求めているのではないでしょうか。
しかし男女ともに、だいたいそれだけでは済みません。「話が面白い」「気遣いが出来る」「尊敬できる」「男を立てられる」など、いくらでも出てきてしまいます。理想って本当にきりがありませんよね。
しかし、人間多くを求められると、“癒されない”という事実をご存知でしょうか?どんなに好きな相手でも、常に“もっと頑張って欲しい”と望まれると、いつかは苦しくなってしまうのです。
それに、多くを求めたら、相手からも多くを求められてしまうものです。つまり、求めた分だけ、自分も大変になるということ!それでは、お互い、気が休まる暇もないのではないでしょうか?
本当は、“ゆるい人同士”の方が幸せになれる!?
社会で、日々仕事を頑張る人にとって、家庭が“癒しの場”、“安らぎの場”であることはとても大切。家に帰ってまで「無理したい」と願う人など、本当はいないはずです。
仕事の忙しい女性が、家でも綺麗にしていてくれ、家事も完璧にこなしてくれ、と言われたらどうでしょうか?「私だって気を抜きたいのよ!」と思うはずです。
男性も同じ。少しでもだらしなくしようものなら、妻に文句を言われ、不機嫌にされたらたまりませんよね?「それじゃ、家に居ても癒されないよ!」と思うのではないでしょうか。
やはり、人間には“ゆるさ”が必要なんです。完璧を求める人より、適度なゆるさのある人の方が、家庭を“癒しの場”にすることが出来ます。それはまさに、多くの人が“帰りたくなる家”と言えるかもしれません。
では、どんな視点でパートナーを探せば、“癒しの家庭”が作れるのでしょう?そこで今回は、“人生を癒し合えるパートナー”の見つけ方をご紹介します。これは、理想の人より「自分に合う人」の見つけ方。よかったらご参考にして下さいね。
“人生を癒し合うパートナー”の見つけ方
(1)“安心感のある人”を探す
相手に“安心感”を覚えることは、もっとも確実なサインだと思います。何故なら安心は、癒しに近い感覚だから。安心感があるということは、“自分を受け入れてくれるエネルギー”を持っている人だということ。
ただし、そんな人ほど刺激的なドキドキ感はないかもしれません。そのため、人によっては「人柄はいいけど男を感じない」「話しやすいけど女性を感じない」となりがちですが、それだけで見逃してしまうのは実にもったいないことだと思います。
何より、安心感のある人と一緒になれば、気を使い過ぎずに“自然体”でいられます。また、熱しやすく冷めやすい関係と違い、長く穏やかに愛情を育てて行くことが出来ます。
長い目で見た時、結婚にはそういったことがとても大切なのです。5年、10年経った後、きっとその価値がわかるのではないでしょうか。
(2)“浮気の心配”のない人を探す
「仕事が出来て、清潔感があって、女性をエスコートできる男性」「若くて美しい、周りに自慢出来るような女性」そんな理想を相手に求める人は、パートナーとなりうる人が、“結婚後もモテること”を考えたことがあるでしょうか?
例え本人にその気がなくても、周りからは誘惑がやって来ます。どうしてもと言うのなら、浮気の心配を覚悟の上、結婚するしかないでしょう。
しかし、浮気の心配で不安になることほど、ストレスが溜まることはありません。特に、独占欲や嫉妬心の強い人は、癒されるどころではないでしょう。
筆者は、「ちょっと惜しい…」と感じるぐらい、異性に対し不器用な面のある人の方が“結婚向き”だと思っています。それは、浮気など余計な心配をせず、毎日安心して夫婦生活を送れるからです。
パートナーには、自分にしかわからない魅力がありさえすれば、それで充分なのではないでしょうか。
(3)“依存心”の少ない人を探す
「あれも、これもして欲しい!」と依存心の強い人は、初めはよくても、だんだんパートナーの負担になる可能性があります。何故なら、依存心がエスカレートすると、どこまでやってもきりがなくなるからです。そんな人に、もし“してあげること”を減らそうものなら、今度は不満を感じるようになります。
パートナーのどちらかに強い依存心があると、なかなか“癒しの関係”は作れません。パートナー同士癒し合うためには、それぞれに“自立心”があることも必要なのです。
(4)尊敬できる人より、“共に成長できる人”を探す
どんな人にも、一つや二つは「私はどうも〇〇が苦手で…」ということがありますよね。それを相手に責められてしまうようでは、結婚生活が辛いものになってしまうでしょう。“自分を棚に上げて、相手に完璧を求めない方がいい”と言うのは、そういう悲劇を避けるためでもあります。
パートナー同士、長所はそれぞれ違ってもいいのですが、欠点と思うことに関しては、適度に共感出来るぐらいで丁度いいと思います。何故なら、ダメな面が出てしまった時に、「自分もそうだし」と、大目に見ることが出来るからです。
夫婦は、互いの欠点を笑い合えるぐらいの方が円満です。世の中には、“尊敬できる人”にこだわる女性もいますが、癒しが欲しい人は、“共に成長できる人”を探す方がおススメかもしれません。
(5)その人の“癒されポイント”を見つける
“癒されポイント”とは、「これがあれば、多少のことは許せてしまう!」と思えてしまう魅力のこと。最も代表的なのは“笑顔”ではないでしょうか。他にも、“甘えるしぐさ”だったり、“声”だったり、“香り”だったり、“寝顔”だったりと、人によって様々です。
そんなポイントが見つかれば、脳内をリピートして益々相手を好きになります。癒される瞬間を想い出すたび、いつも幸せな気分に浸れるのです。
また、“癒されポイント”を持っている人は、“運命のパートナー”である可能性が高いかも。気になる異性がいる人は、よくよく観察してみては如何でしょうか。
如何でしたか?
あれも、これも、それも、と完璧を求めるほど、男女の関係はリスクも増えてしまうんです。それどころか、理想が高すぎて相手が見つからなくなってしまうかもしれません。
暖かい家族、ホッとできる家庭を作りたいなら、無理せず、平和な関係でいられる人を選ぶのが一番。そのためには多くを求めず、許し合い、癒し合えるパートナーを探すことだと思います。
「お互いダメな所があってもいいじゃない」そう笑い合えるカップルほど、幸せなのかもしれませんね!
【筆者略歴】
珠艶(じゅえん)1963年生まれ。しあわせ研究家/コラムニスト/ヒーラー/美容整体師。ヒーリング・美容整体・ライフコンサルを通じ、多くのクライアントを結婚・適職など“しあわせな人生”に導いているサロン「レボルシオン」のカリスマセラピスト。特に結婚相談は、過去5,000人以上の実績がある。【著書】「女整体師が教える快感のスイッチ」メディアファクトリー他。
■ 「若い子がわからない!」と嘆く先輩に…【前編】~冥王星さそり座世代の謎
部下や後輩に対し「若い子はわからん!」とお悩みの先輩はいませんか?そんな時、星読みを活用すると世代の特徴が理解しやすくなります。冥王星は「世代の特徴」を示してくれる天体。今回は、アラサーから20代半ばの「冥王星さそり座世代」を分析してみました。1984年~1995年生れの人が該当します。
① 何でも真相を捉えていく
「手っ取り早く知りたいから、ビジネス書は漫画の方がいい」これはまさに、この世代ならではの発想。活字が読めないからというより、「真相を掴むこと」に興味があるのです。彼らが「さとり世代」と呼ばれるのも、そんな能力に長けているからと言えます。
② 普通の人でも「ヲタク気質」
一見普通の人であっても、何かしらヲタク気質が備わっています。その探求心から、専門性を極めて成功する人が多く出るでしょう。
③ 「最も必要」と思うことを選択する
飲み会に興味を示さず帰宅してしまうのも、「明日もしっかり仕事をするためには、帰宅して鋭気を養った方がいい」と思っているからです。
④ 一度信頼すると一途になる
人なつこい人であっても、慎重なのがこの世代。反面、信頼すると一途に尽くすタイプの人が多いのです。鋭い視点がある一方で、深い優しさがあるのも特徴と言えるでしょう。
⑤ お金や物より「絆」を重んじる
個が強くても、実は寂しがり屋が多く、お金や物より「絆」を求める人が多いかもしれません。同じ価値観同志の絆が集結すると、社会に大きな影響を与える世代でもあります。
※ 次回はいよいよ社会進出を始めた、1995年~2008年生れの「冥王星射手座世代」を分析します。お楽しみに!