最近は、離婚歴のある方が珍しくなくなって来ましたね。「しあわせな毎日を引き寄せる方法」の読者の方にも、いらっしゃるかもしれません。
そんな方の中には、「再婚して幸せを掴みたい!」と願っている人と、「もう結婚はいいな…」と思っている人の両方がいらっしゃると思いますが、アナタはどちらでしょうか?
実は、“しあわせ研究家”の筆者も、再婚を選んだ一人なのです。驚かれるかもしれませんが、なんと4回目でやっと幸せを掴みました。流石に私は“極端な例”だと思いますが、それでも、諦めなくて本当によかったと思っています。
筆者としては、「えっ…!バツ1やバツ2でメゲる必要なんかないのかも!」と思っていただけたら嬉しいですね。
そこで今回は、“再婚マスター”とも言える筆者が、離婚歴のある人が、再婚で幸せを掴むために、ぜひ“やっておくといいこと”をご紹介したいと思います。「再婚したいけど、また同じようになったらどうしよう」と不安に思う方の、突破口になれば幸いです。
バツイチさんが「再婚」で幸せになるためには?
過去の結婚を「一つの経験」として捉える
昔は「一度結婚したらどんなに苦労しても連れ添うもの」という価値観があったと思います。しかしそれは、女性に仕事がなかった時代のこと。今は、女性も自力で収入を得られるのですから、離婚を“人生の失敗”と決めてしまうのは、いささか極端かもしれません。
離婚がいいことでは決してなくても、これからの時代は、「失敗」ではなく「一つの経験」として捉えた方がいいのではないでしょうか。経験を生かし、より良い人生にシフト出来るかどうかは、その人次第だと思います。
“離婚の原因”を冷静に分析する
離婚の理由を相手のせいにしてばかりでは、また同じようなことを繰り返す可能性も。再婚で幸せを掴みたいなら、“どうして離婚になったのか”という理由を、自分にも問いてみる必要があります。
別れの理由は喧嘩両成敗。例えば、相手の浮気が原因だったとしても、「もっと〇〇していれば、こんなことにならなかったかも…」ということもあるはずです。これは、後悔ではなく反省です。完璧な人などいないので、次をうまくいかせるための反省は欠かせません。
この時、一番必要なのは、“冷静さ”と“客観性”です。感情的になり過ぎては真実が見えないし、自分を責め過ぎるのも違うのです。離婚したてでは難しいと思いますが、落ち着きを取り戻したら「私はこの経験から何を学び、今後にどう生かすといいのか」と分析してみましょう。
“好きになるタイプ”を見直す
離婚の根本的理由が、「そもそも自分に合わない人と結婚してしまった」という人もいると思います。場合によっては、ちゃんと働かない、浮気性など、“結婚に向かない人”と結婚してしまったケースもあるかもしれません。
ここで課題となるのは、“何故そのような人を好きになってしまうのか”ということ。ちゃんと見直しておかないと、また“似たような人”を引き寄せてしまうかもしれません。
相手選びにつまずきやすいのは、刺激で異性を好きになるタイプの人が多いと思います。そういう人は、極端にワガママだったり、自己中心的だったりする人を好きになりやすいのです。
一生連れ添える人を選ぶためには、刺激に反応して、恋に恋するだけでなく、冷静に“人柄”を見る目を持つ必要があるのです。
離婚の“トラウマ”を癒す
どんな離婚も悲しみを伴います。プライドが傷つき、ココロが傷つき、心身ともにボロボロになってしまうケースもありますよね。
もし、ココロの傷を癒さないまま、次の結婚をしようとすれば、少々厄介なことが起こります。目の前にいる人は別の人なのに、ちょっとしたことで過去のトラウマが蒸し返してしまう…。人によっては「また裏切られるのではないか」という不安を抑えられなくなってしまうことも…。ですので再婚したい人には、出来るだけトラウマを癒しておくことをおススメしたいと思います。
トラウマ解消のためには、まず、“傷ついた気持ち”を信頼できる人に話し、解ってもらうこと。話すことでストレスを吐き出し、気持ちの整理が出来るからです。もしスピリチュアルがお好きなら“ヒーリング”もおススメです。また女性は、友達との女子旅もいいのではないでしょうか。ホリスティックに自然や温泉に浸るのも、ココロの癒しに有効だと思います。
一方、女性のように“自分のこと”を話す習慣のない男性には、それだと違和感があるかもしれません。そんな男性には、スポーツやトレーニングなどに集中することや、遠くを訪ねる一人旅、山歩き、トレッキングなどが癒しになるかもしれません。ただ男性は、女性よりプライドが高い分、回復には少々時間がかかりそうです。
でも最終的には、“再婚相手”こそが離婚のトラウマを解消してくれることになると思います。例えば、自分勝手なパートナーに疲れた人が、思いやりのある人と再婚すれば、夫婦生活の中でトラウマは癒されていきます。つまり、離婚のトラウマの最高の良薬は、再婚なのかもしれないのです。
“相手探し”の選択肢を増やす
離婚の経験をしても、なかなか大事なことを学べないのは、直感第一で、“犬も歩けば異性に当たる方式”の方です。何を隠そう筆者も、若い頃はそうでした。そんな人はどこかで「相手が変わればうまく行くはず」と思っていて、自分の問題にはあまり目を向けられません。
“ピンと来る人と付き合い、勢いで結婚する”というだけでは、一生を左右することに対する思慮深さが足りません。条件を考え過ぎるのも問題ですが、感覚に頼り過ぎるのも危険を伴います。
筆者は、感覚頼りで受け身になりがちな方にほど、婚活をおススメしたいと思っています。婚活であれば、事前に条件を出してから相手探しをするので、直感第一であっても安心。今や、再婚希望の婚活は続々増えていますから、充分チャレンジの価値があるでしょう。
離婚を“学び”に変えれば、幸せな未来がやって来る!
離婚経験者の方は、とても貴重な学びをしたのです。男女の関係は、そもそも結婚してみなければわからないことが多い。バツイチさんは結婚によって、初婚の人以上に異性に詳しくなったと思いますし、自分自身の“異性に対する課題”も見えたのではないでしょうか?
これを学びに変えることが出来れば、再婚で“本物の幸せ”を掴むことが出来るでしょう。今まで苦労した分、新たなパートナーが、かけがえのないギフトになるはずですよ。
また、再婚で幸せになれば、いつしか過去の自分を許せるようになり、結果的には、過去のパートナーにも感謝が出来るようになります。人生に無駄な経験などありません。「離婚がなかったら、今の幸せはない」と思えるようになるでしょう。
如何でしたか?
筆者も、再婚による幸せがあるからこそ、過去の結婚や離婚、恋愛経験を冷静に分析して執筆が出来るのだと思います。「もう結婚しない」と諦めていたら、きっと今の私はなかったことでしょう。
今回の記事が、迷いながらも再婚を望む方のヒントに、少しでもなれば幸いです。
【筆者略歴】
珠艶(じゅえん)1963年生まれ。しあわせ研究家/コラムニスト/ヒーラー/美容整体師。ヒーリング・美容整体・ライフコンサルを通じ、多くのクライアントを結婚・適職など“しあわせな人生”に導いているサロン「レボルシオン」のカリスマセラピスト。特に結婚相談は、過去5,000人以上の実績がある。【著書】「女整体師が教える快感のスイッチ」メディアファクトリー他。
■ 「若い子がわからない!」と嘆く先輩に…【後編】~冥王星射手座世代の謎
「若い子はわからん!」と部下や後輩の扱いに悩む先輩はいませんか?星読みの世界では、その人の「冥王星」を見ると世代の特徴がわかると言われています。今回は、いよいよ社会進出を始めた1995年~2008年生まれ「冥王星射手座世代」をご紹介します。実は、アラサー~20代中盤の「冥王星さそり座世代」とはかなり違うキャラ。それぞれの良さを尊重しつつ、上手に接して行きたいですね!
① 高い目標があるほど燃える
射手座は、その名の通り弓矢のごとく高みに飛んでいく特徴があります。この世代は、高い理想や目標があるほど燃える人が多く、そのためには熱心に勉強します。反対に、自分なりの理想が描けないと、人生の目的を見失ってしまうのです。上司や先輩はぜひ高い理念を示してあげて下さい。その方が彼らはきっと頑張ってくれるでしょう。
② チャレンジ精神豊富
若い世代としては久々に新鮮なほど、チャレンジ精神のある人が多いはず。そのため、海外進出する人も続々出るでしょう。今まで以上に世界で活躍する日本人が増えるかもしれません。
③ 意外と柔軟性もある
常識の枠を超え、理想に向かって邁進する反面、意外と柔軟性も。目標を叶えるために臨機応変さも発揮します。彼らに「理想ばかり行ってないで、現実を見なさい!」は逆効果。「その理想を叶えるためには、こういうことが必要だよ」と教えてあげて下さいね。
④ 結構いいかげん?
「何とかなるさ」という楽観的思考の持ち主。そのため、真面目な世代からは「いい加減」と思われてしまうかも。でもその明るさが、いずれ新しい社会を作るのかも。先輩の皆さま、期待をしつつ大目に見てあげて下さい。
■ 東北生まれの星、羽生選手や大谷選手は?
フィギアスケートの羽生選手や、大リーグ進出を果たした大谷選手。彼らがどの世代なのか気になりませんか?彼らは1994年生れ。冥王星さそり座世代の一番最後の年。つまり、さそり座のストイックな探求心と、射手座の大きな理想に向かって飛んで行く情熱、両方の良さを合わせ持っている貴重な世代。どうりで彼らだけでなく1994年生まれは、優秀なアスリートが沢山いますよね。