「男ってどうして“あざとい女子”がわからないの?」「なんでいちいちアドバイスしたがるの?」「やたらとラーメンや丼ぶりものが好きなのは何故?」そんな疑問を感じたことがある女性、多いのではないでしょうか?
女性には不思議に思うことですが、これは“男脳の成せる業”であることが大きいと言われています。
こんな人は、“男脳が強め”なだけ!
恋愛経験があり、姉妹や同僚など周りからも“女性を学ぶ機会”が多かった男性は、ある程度、女性に合わせる“柔軟性”が身に付いています。
しかし、男兄弟の中で育ち、仕事一筋、お付き合い経験もないと言った男性は、“男脳”が強めのまま。女性に慣れていない分、女性に対する接し方も不器用かもしれません。
でも、“男脳”が強いということは、“男らしい”ということでもあります。結婚すると、頼りがいのある“いい旦那様”になる人も沢山いるのです。
そこで今回は、“しあわせ研究家”の筆者が、男脳強めの人にありがちな、“苦手なコト”をご紹介します。
あえて何故、“苦手なコト”をご紹介するかというと、女性に「苦手なら仕方ないわよね…」と、寛大になってもらいたいから。スグに「ないな…」と思ったらもったいない!どんな男性も結婚したら、いつかは女性に慣れるのです。
彼氏や、意中の男性がいる人は、これを読めば相手にもっと優しくなれるかも。「男ってわからない…」と感じている女性にぜひご一読いただければ幸いです。
“男脳強めの男性”が、実は苦手なこと7つ
1.最初から女性を“中身”で判断すること
男性は、初対面から女性の内面を見抜くことが苦手です。
“男は視覚で恋をする”と言うほど、まず外見の方に目が行きます。最終的に結婚するかどうかは人柄を見るにしても、恋するきっかけはあくまで「好みのタイプだったから」という人が多いのです。
逆を言えば女性も、まずは男性の“視覚重視”に合わせてあげればモテるということ。
ただし、男性の美意識は、女性のそれとは違いがあります。例えば、すべての男性が“モデルのように細い女性”を好むワケではありません。男性が求めているのは、あくまで、清潔感と女らしい雰囲気があることです。
また、多くの男性が結婚相手に求めるのは、“清楚な女らしさ”。それ故女性も、パンツよりスカートやワンピースを選び、アクセサリー控えめなお嬢様コーデを心掛けるといいでしょう。
これを「媚びる」と捉えるのは考え過ぎ。女性だって、女性好みに身なりを整えている男性を「ステキ!」と思いますよね?初対面で自分をアピールするには、“見た目で表現するのが一番”と思っておきましょう。
2.“女性の話”を黙って聞くこと
男性の脳は“解決脳”と言われ、会話のキャッチボール=相談×問題解決になってしまう傾向が。
だから、女性の“ただ聞いて欲しいだけ”、“ただわかって欲しいだけ”というニーズが理解出来ず、あれこれアドバイスしたくなってしまうのです。
女性は、女子友同士で何でも話すことで、日ごろのストレス解消する傾向がありますが、男性は、男友達であっても、“プライバシーを何でも話す”ということは、まずありません。
それ故、「そこまで話すということは、俺のアドバイスが必要なのだな」と勘違いしやすいのです。
3.“女性の気持ち”を察すること
よく女性から、「わたしのコトが好きなら、言わなくてもわかるべき!」という不満を聞くことがありますが、残念ながら、男性はそれが最も苦手です。
特に女性経験の少ない男性には、ちゃんと言葉で説明しないと、気持ちが伝わりません。
例えば、女性が「何でもいい」と言えば、本当に「何でもいいのだ」と思ってしまいます。「本当はこうして欲しかった」と後から言われても、「めんどくさい!」と混乱してしまうでしょう。
だからモテる女性は、素直で、わかりやすいタイプの女性が多い。して欲しいことを素直に言い、男性がしてあげたことに、解りやすく笑顔で反応する女性は、男性にとって何より安心感があるのです。
4.女性に“カッコ悪さ”を見抜かれること
男性は基本、気になる女性の前では、“カッコつけていたい”と思っています。だからいい所を見せたくて、つい自慢話をし過ぎてしまうことも。反対に、“カッコ悪い所を見せられない”と思うばかりに、会話が続かなくなってしまうこともあります。
男性の話に「それちょっと、言い過ぎ!」と感じても、あえて突っ込まないであげた方がベター。また、「話が続かない…」と思っても、つまらなそうにせず、笑顔で相槌を打ってあげるだけで、会話が弾むようになる場合も。
男性は、女性に“カッコ悪さ”を見抜かれてしまうと、プライドが傷ついてしまいます。ちょっとしたことは見て見ぬふりをしてあげた方が、その後の関係を発展させられるでしょう。
5.女性に“ネガティブな感情”をぶつけられること
これは、お付き合いが進まないと起こらないことだと思いますが、男性が、女性に感情をぶつけられることが苦手であることは、念のため知っておいた方がいいと思います。
何故なら男性は通常、女性より冷静で論理的であることが持ち味。我慢が溜まっていきなり爆発する、生理前に不安が襲ってくる、という女性の不安定さを理解出来ません。
それ故、女性にいきなりネガティブな感情をぶつけられると、非常に驚いてしまいます。人によっては「これ以上付き合うのは無理」と思ってしまう場合も。
そんな悲劇を防ぐには、女性も日ごろから気持ちを押さえ過ぎず、「これからどうしたいか」など、男性と小まめに話し合うようにした方がいいのです。
また、生理前不安定になりやすい人は、その時期のデートを避けるか、お付き合いが深まってからになるとは思いますが、「女性は生理前、不安定になる場合があるの」と、説明しておくのも得策です。
恋愛経験がなくてこのようなコミュニケーションが不安という方は、結婚するにあたって男性との関わり方でどのような点を意識すると良いかを簡単にまとめましたので、お時間ある際にご覧になってみてください。
6.仕事をしながら彼女にメールすること
女性は、別の作業をしながらメールやラインをしたりと、とても器用に振る舞えます。しかし、男性は一つの事に集中すると、他のコトがなかなか目に入りません。
つまり、仕事で頭がいっぱいの時に彼女にレスするのは、かなり難しいということ。これも、脳の違いによるものと言われています。
男性にメールやラインをする時は、「仕事が終わってからでいいので、お返事もらえると嬉しいです」と一言添えると親切だと思います。そんな配慮が出来ることも、「いい子だな…」と思ってもらえるポイントになるでしょう。
7.“迷うこと”を楽しんで食べること
男性は何故、ラーメンや丼ぶりものが好きだと思いますか?「ボリュームがあるから?」そうですね、それもあるかもしれませんが、真相は、“一つの器に集中した方が食べやすいから”です。
よく、“コース料理は男性が考えた”と言いますが、目の前のお皿を一つずつ制覇すればトータルに食事を楽しめる、といった仕組みが男性に合っているのです。
それに対し女性は、小皿をあれこれ並べて目で楽しみ、「どれから食べようかなあ」と迷いつつ食事をするのが好きですよね?実はコレ、お酒を飲まない男性の中には、苦手意識のある人もいます。
ラーメン屋さんなど“一皿でボリュームのあるお店”に行きたがる男性に対し、「食の好みが合わない」と一刀両断してしまう女性もいますが、それはあまりにもったいない。
「そればかりだと、女性は太っちゃう」と言えば考えてくれると思いますし、女性との付き合いが長くなれば、女性好みの食事の仕方にも慣れてくれるようになります。
男性は、結婚によって女性に歩み寄れるようになる
最後に一つ、微笑ましいエピソードをご紹介したいと思います。筆者の知人の中に、男兄弟のみ&体育会系&男ばかりの職場に勤める男性と結婚した女性がいます。
初めてのデートの時、「何食べようか?」と聞いたら、「明日、野球の試合だから炭水化物だな!」と言われてドン引きしたとか。「この人にとって食事は栄養でしかないんだ…」と思ったそう。でも、とても真面目で誠実な人だったので、結婚を決意したそうです。
ところがその後ダンナ様は、お料理上手の奥様のお陰でグルメに目覚めてしまいました。今では、ワインのテイスティングも出来て、テーブルコーディネイトも出来る、“おしゃれでステキな男性”に変身しています。
如何でしたか?
男性が女性に慣れないうちは、「これはちょっと…」と感じる言動もあるかもしれません。でも、多くの女性に知っていただきたいのは、そんな男性も、奥さん次第で変わるというコト。
そして、それよりずっと大切なのは、男として“誠実であること”や、”思いやりがあること”、“責任感があること”だということです。
男女の違いを知れば、男性に対する許容力が広がります。アナタも、少しでも男性をわかってあげて、幸せな結婚を目指しませんか?
■ 男性と「会話上手」になるための練習法
「男性と話すと緊張する」そんな女性はいませんか?仕事では普通に話せても、プライベートでは難しい…婚活パーティに行ってみたいけど自信がない。でも大丈夫!そんな方も練習をすれば会話上手になれるんです。今回は、会話の練習にお勧めのスポットをご紹介します。
① ヘアサロン
思い切って男性の美容師さんを指名してみましょう。美容師さんは仕事上女性との会話に慣れているため、「今日はお休みですか?」「最近話題の〇〇には行きましたか?」など、しゃべりやすいよう会話を引き出してくれますよ。
② マッサージや整体
男性の整体師さんなども同じです。例えば60分の施術の間、お客様が寝てしまわない限り、世間話に付き合ってくれるのです。受ける人はうつ伏せになっているため、向き合って話すより話しやすいかもしれません。
③ カフェやバーのカウンター
お店によるかもしれませんが、カフェやバーのカウンターも、マスターなどの男性に、話に付き合ってもらいやすいスポットです。コーヒーやお酒の話をしつつ、ちょっとした世間話をしてみる。そんな少しの勇気が、アナタを会話上手にしてくれるかもしれません。
④ 「婚活パーティ」も練習に!
「自信がないから行かない」のではなく、「会話の練習と思って参加しよう」と思ってみませんか?沢山の男性と、結婚をテーマに話が出来るチャンスなどそうそうありません。最初からうまくやろうと思わず、まずは男性に慣れるために参加してみるのもおススメです!