「彼氏(彼女)はいないけど、いつかは結婚したい……」それならば、今から意識しておくべき、“パートナーを見つけるための心得”があります。
だって、漠然と「結婚したい」思っているだけでは、10年後も今と変わらない生活をしている可能性もあるんですよ。実際世の中には、そういう人が沢山いるのです。
「いつか結婚したい」と思っているのに、つい日常に流され、逆方向に進んでいませんか?目の前のことに囚われて、幸せへの決断や行動を、後回しにしてしまっていませんか?
それが後々、人生を大きく後悔する原因になるかもしれません。
そこで今回は、5,000件以上の結婚相談に乗って来た“しあわせ研究家”の筆者が、「いつかは結婚したい」と思う人が、“今から心得ておくべきこと7つ”をご紹介します。これはどれも、結婚するために必要な“極意”と言っていいもの。独身の方はぜひ、ココロに留めておいて下さいね。
1.「会社は、“プライベートの幸せ”まで面倒みてくれない」と思うこと
「いつかは結婚したい」と望んでいるのに、「仕事が忙しいから、相手を探す余裕がない」と、何年も言っている人がいます。
目の前の仕事、目の前のキャリアアップ、確かに大事かもしれません。しかし、自分を犠牲にして全てを尽くしたとしても、会社はプライベートの幸せまで面倒見てくれるワケではありません。
シビアなことを言うようですが、会社は、例えアナタが一生独身のままでも、仕事さえ頑張ってくれればいい場所です。もし、仕事に全てを費やし“愛の無い人生”になっても、自己責任としか思ってもらえません。
「人生仕事だけでいい」と思うなら別ですが、本当は、「プライベートでも幸せになりたい」と願う人が殆どなのではないでしょうか。そうであれば、パートナー探しをする時間だけは、強い意思を持って確保するようにしたいものです。
2.「行動しなければ、パートナーは引き寄せられない」と思うこと
世の中には、“パートナーの引き寄せ”を大幅に勘違いしている人もいます。そんな人は、「ステキな人に出逢えますように…」と願う割には、自ら行動しようとしていません。
ヒーラーでもある筆者は、「縁結びの神社や、パワースポットに行っても何も起こりません…どうしてでしょうか?」とお悩みを相談されることも。しかし、そのような方は、“自分も努力をしない限り神様は応援してくれない”ということをわかっていないのです。
もはや職場で探すことが難しい人は、自ら異性と出逢える場所に積極的に出向く必要があります。友達の紹介、合コン、男女が集まる趣味のサークル、婚活パーティ、お見合いなど、とにかく動いてみることです。
ただ祈るだけ・願うだけでなく、叶えるための行動を起こすからこそ、“引き寄せの法則”は働きます。ご縁結びの神社も、行動してこそご利益をいただけるもの、と思っておきましょう。
3.高すぎる“プライド”は「百害あって一利なし」と思うこと
実は、プライドの高い人ほど異性に対して受け身になりがち。それは、「自分から行っても、相手に受け入れてもらえないとプライドが傷つく」と思ってしまうからです。でも、そのプライドこそが、自分を孤独にする一番の要因、と思った方がいいかもしれません。
いかんせん、現代の独身男女は、プライドの高い人が増え過ぎてしまいました。でも、プライドが高いなら高いで、それに見合った“ココロの強さ”も身に付けるべきなのです。強くなるためには、積極的に男女の経験を重ね、ココロを鍛えるしかありません。
小さなプライドに囚われ、永遠に結婚出来なかったとしたらどうでしょう?そうなったら何かあるごとに、周りから「……だから独身のままなのね」と思われるのです。その方が、もっとプライドが保てなくなるのではないでしょうか。
目の前のプライドに負けることなく、異性の“ココロの扉”を叩いた人だけが、運命のパートナーと結ばれます。こと恋愛・結婚において、過剰なプライドは“百害あって一利なし”と思っておいた方がいいでしょう。
4.“実現可能な方法”を見極めること
お付き合い経験の無い人や、恋愛に奥手な人が、恋愛結婚にばかりこだわってしまうと、それこそ本当に“結婚の可能性”を狭めてしまいます。
恋愛結婚は、相手探しは勿論、お付き合いから成婚まで、すべて自力でもって行かなくてはなりません。これは、恋愛に奥手な人にとって、そんなに簡単なことではないと思います。
プロのサポートのある婚活の方が、ちゃんと結婚に行きつける人も多いはず。初めから“結婚願望のある独身者”と出逢えるだけでも、かなり恵まれたスタートが切れるのです。
確実に結婚したいなら、自分にとって“実現可能な方法”を選択しましょう。“幸せな結婚”は結果がすべて。ラブラブなカップルにとっては、どんな出逢い方をしたかは全く関係ないのです。
5.異性に対する「サービス精神」を身に付けること
「男に媚びるなんてゴメンだわ!」「女を褒めるなんてプライドが許さない」そんなことをいちいち考えているようでは、“結婚は難しい”と思った方がいいかもしれません。
異性に限らず、他人から愛されるためには、“いかに相手を喜ばすことが出来るか”ということがすべてだからです。
男女共に、結婚出来る人の多くは、異性に対するサービス精神のある人です。相手に“与えてもらいたいこと”だらけで、自分から与える気持ちがないと、「結婚したい」とはまず思ってもらえません。
相手のニーズをくみ取って行動に移すことは、結婚相手として選ばれる要になります。「何をしたらいいのかわからない…」と言う人は、このサイトにも項目がありますので、“異性の心理”を勉強することをお勧めします。
6.“いい人”を見つけたいなら、一年でも早く相手を探すこと
人間は、体力に不安を覚えるようになると、より一層「孤独は寂しい」と感じるようになります。実際に、そうなってから慌てて婚活を始める人も多いです。
しかし、適齢期を過ぎれば過ぎるほど、パートナーに対し、高い理想を掲げられなくなってしまいます。
仕事はキャリアを積むほど市場価値が上がりますが、結婚は逆です。特に女性は、“子供を望む男性が多い”という現実があるため、一年でも早く相手探しをするに越したことはありません。
一方男性も、決してのんびりしてはいられません。何故なら、婚活において女性が男性に望む“年齢差”は5歳程度、かなり条件の良い相手でも7歳程度です。仮に28歳の女性なら、結婚対象は33歳の男性までになってしまいます。「婚活は、自信が付いてから」などと言っていられないことがわかっていただけましたでしょうか。
7.出逢いの可能性を信じ、簡単に諦めないこと
とは言え、若い頃はその気がなかったのに、アラフォーになってから急に結婚したくなった人もいると思います。
人間、年齢を重ねないと、本当の意味で「愛のある生活」に価値を感じられないのかもしれません。もしアナタが、「もう、独りの人生はいやだ!」と本気で思うのならば、後悔のないよう、今すぐ婚活を始めるべきだと思います。
ただ、筆者が残念に感じるのは、一生独りで生きる覚悟がないのに、ちょっとしたことでパートナー探しを諦めてしまう人もいることです。
世界でただ一人の“運命のパートナー”を探すのです。本来、世界中捜し歩いてもいいぐらい価値のあること。簡単に諦めてしまっては元も子もありません。
ただし、年齢が上がる程“大人として器”や、“許容”を広げておく必要もあります。若い頃の“夢見るような理想”のまま相手を探すのは、さすがに無理があることを認識しておきましょう。
そして、小さなプライドにこだわらず、「この人かもしれない…」と思う人に、ありったけの真心を示すことでしょう。筆者も40代で結婚しましたが、「今更恥ずかしい」「カッコ悪い」といった様々なプライドを捨てたからこそ、結婚出来たと思っています。
まとめ
如何でしたか?
確実に結婚するには、“そのための活動”が必要です。しかも自主的に始めなければなりません。
よく筆者は、「結婚したい」と言いつつも何もしていない方に、「ある日突然、お相手になる方が、宅急便のようにご自宅に届くことなどないのですよ」とお話しています。そう、自分から探しに行かない限り、運命の出逢いはやって来ないのです。
歳を取ってから「独りは寂しい」と悔やまなくてもいいように、アナタも今から出逢いの活動を始めませんか?
本気で目指した人だけが手に入れられるもの。それが“結婚の幸せ”と言えるでしょう。
【筆者略歴】
珠艶(じゅえん)1963年生まれ。しあわせ研究家/コラムニスト/ヒーラー/美容整体師。ヒーリング・美容整体・ライフコンサルを通じ、多くのクライアントを結婚・適職など“しあわせな人生”に導いているサロン「レボルシオン」のカリスマセラピスト。特に結婚相談は、過去5,000人以上の実績がある。【著書】「女整体師が教える快感のスイッチ」メディアファクトリー他。
■ 「しあわせカップル」に聞いてみた!アナタが結婚して感じる変化とは?
今回は、結婚して「ココが変わった!」と思っていることを、幸せなご夫婦・数組に聞いてみました。婚活中の方、必見ですよ!
① 家に帰るのが楽しくなった
「おかえり」と言ってくれる人がいる、家に灯りが燈っている、それだけで家に帰るのが楽しみになる人が多いようです。「毎日帰りの電車で、今日のご飯な何かな~とワクワクします。気分が切り替わるし、疲れも吹っ飛びます」というダンナさまも。
② 物欲が少なくなった
「不思議なんですが、物欲が減りましたね」とおっしゃる奥さまも。実は、愛に満たされると、物欲が少なくなる人って多いのです。人間いかに、ストレスのはけ口として買い物をしているかということですね。
③ 健康的になった
「栄養バランスが良くなったせいか、朝、スッキリ起きられるようになりました」と言うダンナさまもいました。奥さまの健康管理によって、仕事も頑張れるようになる。これは、男性にとって最大のメリットのひとつかもしれません。
④ 精神的に安定した
「夫が話を聞いてくれるので、仕事のイライラが減りました」と言う共働きの奥さまも。特に女性は、話を聞いてもらえるだけで精神的に安定します。また、「自分の味方がいつも傍にいる」と思えることも大きいでしょう。
日常に感じる小さな変化が、大きな幸せへと繋がって行きそう…。やっぱり結婚っていいですね。今まさに結婚に向かって頑張っている方は、そんな幸せを目指してファイトです!