婚活中の男性の中には、「ずっと仕事一筋だったので、女性とどう会話していいかわからない…」という方もいらっしゃると思います。
しかし、会話中沈黙が多く、キャッチボールが続かないと、女性は「私をわかってもらうのは難しそう」「この人とはうまくやっていけなさそう」と誤解してしまいます。本当は優しく誠実な男性であっても、会話がぎこちないだけで、それがうまく伝わらないのです。そんなコトになっては残念ですよね?
そこで今回は、しあわせ研究家の筆者が、女性に不慣れな男性が、女性と円滑に“会話のキャッチボール”をするためのコツをご紹介します。お見合いの場やデートで活用できると思いますので、ぜひ、ご参考になさってくださいね。
■ 女性と円滑に“会話のキャッチボール”をするためには?
① 自分のコトを話してから質問する
というように、まず自分のコトを話してから女性に質問、といった形で話しかけるようにしてみましょう。そうした方が、女性は断然、質問に答えやすくなります。
それは、質問者である男性がどんな人かわからないままでは、女性は警戒心を解くコトが出来ず、素直に自分の話をしにくいからです。
男性が「自己開示は自分から」と心づもりをしておいた方が、女性から「私をリードしてくれている」と思われます。これは、“男らしさ”を表現するためにも、ぜひお試しいただきたい方法です。
② 女性の返答を、ポジティブに肯定する
例えば、女性がそのように返答したとします。しかし、その返答を受け取ったまま沈黙してしまっては、その後のキャッチボールが続きません。
返答に対し、男性がこのように返せすことが出来れば、女性は「私の話を受け入れてくれた」と嬉しく感じるのです。キャッチボールのポイントは「健康的ですね!」と女性の話を肯定したコト。
その後の会話も、実例として紹介してみましょう。
このように、女性の「休日はヨガと買い物をしています」という一言から、これだけキャッチボールを続けることが出来ます。コツは、出来るだけ“相手を肯定する言葉”を加えるコトです。それがあればあるほど、女性にとって“話しやすい男性”になることが出来るのです。
③ “話題の切り替え”を早まらない
例えば女性から「私は、〇〇系の会社で総務の仕事をしています」という答えがあったとしましょう。しかし、その話題を次につなげるコトなく、「ところで、好きな食べ物は何ですか?」などと、急に切り替えてしまっては、女性も何のために答えたかわからなくなってしまいます。
これは、女性との会話に慣れていない男性ほどやりがちなコト。しかし、“一つ質問して一言答えをもらう”の繰り返しでは、「話がつまらない人」と思われても仕方がありません。
“会話が弾む”というコトは、一つのテーマで何回もキャッチボールすることを言います。「総務の仕事」と言われたら、「総務ですか…会社にとって大事なセクションですよね!でも、細かい仕事がいっぱいあって大変じゃないですか?」などと返せるようにしたいですね。
※ 話題を切り替える適切なタイミングは?
では、どんなタイミングで話題を切り替えると好印象なのでしょうか?
2)これ以上話しても盛り上がらないな、と感じた時
このような時は、逆に話題を変えてしまった方がうまく行くコトが多いです。ただしどうあっても、一つの話題で数回はキャッチボールをするようにした方がイイでしょう。
④ わからないことでも、興味や関心を示す
一つの話題で、女性と何度もキャッチボールをするためには、まず、相手の話に興味を示すコトが重要です。「ヨガはやったことがないから興味ない」「俺は営業だから総務には関心がない」そんな風に思ってしまっては、その時点で会話を続けることが出来なくなってしまうからです。
たとえ、自分がわからないコトであっても、その人にとって大事なこと、その人の背景にあるものとして興味を持ち、「彼女にとって〇〇の魅力って何だろう」「彼女は毎日、どんな仕事をしてるんだろう」などと、前向きに関心を示して行くコトが大切です。
更に「それは良さそうですね!」「それは大変だ…頑張ってるんですね」などと、共感寄りの返答をすればグッと好印象になります。
自分の興味の範囲に当てはまる人を探そうとするだけでは、相手探しが“狭き門”に。女性のハートを射止めるためには、男性も幅広い視野を持つことが必要だと思います。
⑤ “連想ゲーム”の達人になろう
“ヨガ~健康的ですね!~他にも健康に気を使っていることは?”というように、一つのコトから、いかにポジティブな方向で連想ゲーム出来るかが、楽しく会話をキャッチボールするための秘訣になります。
女性によくある話題としては、料理を習っている~家庭的ですね!~得意料理は何ですか?といった連想や、旅行好き~アクティブですね!~どんな旅先が好きですか?といった会話のキャッチボールも想定できます。映画や音楽なら、自分はよくこんな映画を観る(音楽を聞く)~どんな映画(音楽)が好きですか?といった膨らませ方もあるでしょう。
キャッチボールを続けるうち、もしお互いの共通点がみつかれば、そのまま会話が盛り上がるはず。キャッチボールは、そんな二人の共通点・共感点を見つけるためにも必要なのです。
■ 予習が決め手!事前にネタの収集を
会話の実例を見てもわかる通り、女性と円滑にキャッチボールするためには、男性がある程度、話題づくりのネタを持っている必要があります。
女性に慣れていない男性は、慣れていないが故に情報量が足りません。そこで、事前の予習が大切になって来るのです。
お見合いの場合は、会う前に概略のプロフィールがわかるのですから、相手の趣味に関するコトなどは、事前にネット検索するなどして、話題づくりのネタを集めておくといいと思います。
ただし、噂話やゴシップ系のネタには気を付けて。かえって品格を疑われる可能性が高いため、注意が必要です。
■ 女性に対し“身構え過ぎない”
「沈黙になったらまずい!」と、あまり身構え過ぎてしまうと、かえってうまく言葉が出なくなってしまうものです。
反対に、コンプレックスからプライドがうずいて、思わず女性を不機嫌にさせる一言を言ってしまう男性もいるようです。
女性に慣れていない人に「緊張しないで」と言うのも難しいかもしれませんが、落ち着いて会話のキャッチボールをするためには、ある程度自分をリラックスさせておく必要があります。
もし、どうしても言葉に詰まってしまったら、「いやあ、〇〇さんがステキな人なので、つい緊張してしまって」と素直に伝えてもいいと思います。その方が無理に取り繕うより、かえって好印象になるはずです。
■ とにかく“会話の場数”を踏む
女性と話すのが苦手だからといって、女性を避けていては、いつまで経っても女性の心理がわからず、会話上手にはなれません。
女性とのキャッチボールに慣れるためには、とにかく、女性との会話の場数の踏むのが一番です。初めはうまくいかなくても、だんだんコツが掴めるようになり、ソツのない話題づくりや、気の利いた返答が出来るようになります。
その練習にお勧めなのは、“婚活パーティ”です。婚活パーティは多くの初対面の女性と話せる絶好の機会。女性に本当に慣れていない人は、最初は“練習”と割り切ってもイイかもしれません。
ポイントは、一度や二度の失敗でめげないコト。仕事だってキャリアを積む必要があるように、女性とうまく会話をするにも訓練と研鑽が必要だからです。
如何でしたか?
会話の技術が上達すれば、それだけアナタの魅力が女性に伝わりやすくなります。まずは女性との会話の場数を踏み、コツを掴んでみませんか?
これは、結婚相手を見つけるのみならず、仕事や日常生活にも大いに役に立つコト。アナタも会話上手を目指して、ぜひ、チャレンジしてみて下さいね。
【筆者略歴】
珠艶(じゅえん)1963年生まれ。しあわせ研究家/コラムニスト/ヒーラー/美容整体師。ヒーリング・美容整体・ライフコンサルを通じ、多くのクライアントを結婚・適職など“しあわせな人生”に導いているサロン「レボルシオン」のカリスマセラピスト。特に結婚相談は、過去5,000人以上の実績がある。【著書】「女整体師が教える快感のスイッチ」メディアファクトリー他。
■ 今ドキ女性に人気の「男性の特技」とは?
婚活中の男性必見!今回は、今ドキの女性が「こんな男性には思わず注目してしまう」という男性の特技をピックアップしてみましょう。
① 料理
最近の一番人気!多くの人が共働きの今は「家事スキルの高い男性」に女性の注目が集まっています。ただし、あまりマニアでうるさいと「私の料理に文句を言われそう」と思われてしまいがち。自分で作るのも好きだけど、人の作ったものは何でも有難くいただく、といったバランスが必要かもしれません。
② 掃除
掃除好きな男性も、料理と同じく、家事分担世代の女性からは人気があります。ただし、あまり細かく潔癖症だと「一緒に居て窮屈」と思われがち。きれい好きの中に、多少寛大さがあるコトも必要なようです。
③ 機械に強い
電化製品のちょっとした故障なら自分で直せてしまう…このような男性も、女性から人気があります。女性は男性に比べて機械に不得意な人が多いからでしょう。PCやモバイルの操作に詳しい男性も、人気が高いようです。
④ 車の運転
女性は男性に比べてペーパードライバーが多く、運転はするけど「車庫入れが苦手」という人もかなりいます。なので、運転が上手な男性にはやはり人気が集まります。車の運転は人柄が出るため、「ドライブデートでカレを好きになっちゃいました」という女性も多いようです。
⑤ 力仕事全般
買い物の時重い荷物を持ってくれて、家具の移動や引っ越しも張り切ってやってくれる…そんな男性も、女性にとっては魅力的な存在です。自然災害が増えたことや、健康志向も相まって「体を鍛えている男性こそ頼りになる」というニーズも高まっているようです。