「結婚したいのに、“自分に合う人”を探してもうまくいかない…」そうお悩みの方はいませんか?
筆者は、そうなってしまう原因に、“現代人のココロの矛盾”が潜んでいるように感じています。異性から愛されたいのであれば、その矛盾を解決するしかありません。
今回は、5,000件以上の結婚相談に乗って来た“しあわせ研究家”の筆者が、現代の独身男女が抱えるココロの矛盾と、愛されるための“矛盾の解決法”をご紹介します。
相手がみつからない理由はコレ!現代の独身男女が抱える矛盾
【女性の矛盾①】愛されたいのに、“可愛げ”を示せない
最近の女性は、プライドの高い人がずいぶん増えてしまいました。中には「男に媚びるなんてカッコ悪い」と思い過ぎている人もいます。
仕事では、むしろそれでいいのかもしれませんが、結婚したいのであれば、“プライベートは別”と考えた方がよさそう。
しかし、プライベートにおいても、高いプライドを降ろせない女性が結構います。そういった女性は、どんなに美人でも男性から敬遠されがちなのです。
男性にしてみれば、「職場は仕方ないが、家に帰ってまでプライドの高い女性に張り合われたくない」と言いたいところでしょう。
男性に愛されたいなら、プライドより“可愛げ”を示すこと、これ鉄則です。特に結婚が目的の出逢いの場では、一人の可愛い女性に戻るよう、ぜひとも意識を切り替えましょう。
【女性の矛盾②】守ってもらいたいのに、プライドで素直になれない
もう一つ、現代の独身女性が抱えている矛盾があります。それは「男性に弱みを見せたくない」と思っている割に「男性から望んで欲しい・守ってもらいたい」という願望が強いコトです。
男性からアプローチして欲しい。特別な存在として自分を望んで欲しい。経済力で守って欲しい。でも、プライドが邪魔して可愛いくなれない。それってかなりの矛盾。しかし、その矛盾に気付いていない女性も多いのです。
これは、専業主婦が多かった母親世代の影響で「男性に守られるのが常識」と思って来た背景と、進学や仕事で男性と張り合って来た背景が、一人の中に矛盾したまま存在していることが原因。時代の過渡期を生きる女性の特徴なのかもしれません。
でも、本当に守って欲しいと思うなら、男性から「守ってあげたい」と思われるような言動をするべき。それには素直になることが一番です。“上から目線”などもってのほかだと思いましょう。
それが出来ないなら、むしろもっと自立してしまった方がいいでしょう。そして、相手の男らしさにこだわるより、サポート上手な男性に目を向けた方がいいかもしれません。世の中には、自ら男性にアプローチするような、自立した女性と相性の良い男性もいますよね。
矛盾に気付かずどっちつかずでは、かえってご縁を遠ざけるコトになってしまうでしょう。
【男性の矛盾①】モテたいのに、女性にサービス出来ない
婚活をしているのに「モテたくない」と思っている男性などいないはず。しかしモテるためには、“女性にサービスすることが必要”という肝心なコトが抜け落ちてしまっている男性もいます。
女性経験が少なすぎて「どうしていいかわからない」という人もいるかもしれません。その場合は、“女性が喜ぶ言動”といった記事をサイトや本で見るなどして勉強しましょう。また、恋愛ドラマや映画を観るのもお勧め。女性が男性の何に魅かれて行くかがわかるからです。
また、気付いていただきたいのは、昔と今の男女関係はかなり違うというコト。男尊女卑が強いお祖父さんやお父さんの言動を真似してしまうと、まず女性にはモテません。今はもう、昔のように耐え偲ぶ女性はいないと思った方がいいでしょう。
現代の女性にモテるためには、レディファーストの概念が必要。女性を大切に扱い、手厚く行動をサポート出来る男こそ、女性が思う“男らしい男性”です。今はそういった男性が、女性から「カッコイイ」と思われる時代なのです。
モテたい気持ちがあるのに、「女にサービスするなんて恥ずかしい」というのはもはや矛盾した考え方です。モテたいのであればぜひ、“女性がどうすれば喜ぶの”かを研究するようにして下さい。
【男性の矛盾②】男を立てて欲しいのに、“器の大きさ”を示せない
多くの男性は「女性から立ててもらいたい」と思っているはず。それなのに「どうしたら立ててもらえるのか」を考えられない男性もいます。
「男を立ててもらいたいが、自分のコトしか考えられない」というのは大きな矛盾。例えば、自己中心的な言動をして、それでも「立ててもらおう」と思うのは難しいと思った方がいいでしょう。
では、女性が“立てたくなる男性”とは、いったいどんな男性なのでしょう?
それはズバリ“尊敬できる人”です。尊敬できるというコトは、男性が女性より“器が大きいこと”を意味します。
器の大きさを示すには、まず、女性の話に耳を傾け、相手のコトを考えてあげることが大切。
また、女性の行動をよく見て、危険や大変なコトから守ってあげること。例えば、車道に近い方を自分が歩く、重い荷物をもってあげる、飲み物がなくなったら希望を聞きオーダーしてあげる。小さなことかもしれませんが、これも“器の大きさ”を示すことが出来る行動です。
更に、仕事に対する理念やポリシー、人生設計や将来の目標を語りましょう。ココに心を動かされるかどうかで、女性が男性を立てたくなるかどうかが決まります。
これらのアピールは、「僕は、女性をちゃんと守れる人間です」と伝えているのと同じ。それが女性から見た“尊敬できる男性”なのです。
自己愛を突破し、“異性のニーズ”を受け入れよう
最近の傾向として、自己愛の肥大化が、極端に高いプライドや、こだわりの強さに繋がっているように感じます。だからといって自己愛に固執してしまうと、異性から愛されるのはやはり難しい。
自己愛が強く相手にばかり多くを求める。これこそが「愛されたいのに愛されない…」と悩む、多くの独身男女が抱える矛盾と思います。愛されたいなら、自分を守るだけでなく、異性の希望にどう応えるかを考えなければなりません。
それに、結婚相手は親の代わりではないので、「自分のコトだけ考えていれば愛してくれる」といったことは通用しません。自分から優しさや思いやりを示さなければ、相手も愛情を示してはくれないのです。
運命のパートナーと出逢い結ばれたいなら、まずは自己愛を突破し、異性のニーズに目を向けてみませんか?それが、愛し愛されるための第一歩。幸せを手に入れるための道だと思います。
【筆者略歴】
珠艶(じゅえん)1963年生まれ。しあわせ研究家・ヒーラー・占星術家・美容整体師。ヒーリング・ホロスコープ・ライフコンサル・美容整体などを通じ、多くのクライアントを結婚・適職など“しあわせな人生”に導いている仙台のサロン「レボルシオン」のカリスマセラピスト。特に結婚相談は、過去5,000人以上の実績がある。【著書】「女整体師が教える快感のスイッチ」メディアファクトリー他。
■ 秋になってもカラダがだるい人に…秋バテの解消法
最近、秋バテという言葉があるのをご存知ですか?秋バテは冷えなどによる自律神経の乱れが原因。秋になっても夏バテのようにカラダがだるく、疲れやすい人はチェックしてみて。
① カラダを冷やす習慣をやめる
今年の夏が暑すぎて、冷たいものを飲み過ぎるなどの習慣が出来てしまった人もいるはず。でも、それを続けてしまうと気温差でカラダが不調になりがちに。暖かい飲み物や食べ物に切り替えるなど、カラダを冷やさない工夫をしてみて。
② 朝晩は、着る物を一枚多くはおる
朝晩の気温が下がって来ました。就寝前や寝起きに羽織れるよう、暖かい上着を用意しましょう。その他、靴下を履いて寝るなど、ちょっとした工夫がカラダを冷やさないポイントに。
③ スポーツの秋!適度な運動を心掛ける
適度な運動はカラダを温め代謝をアップしてくれます。スポーツの秋、カラダを動かすことを始めてみては?秋のうちに代謝のエンジンを上げておけば、冬の寒さ対策・免疫アップにも。