その発想はキケン!35歳以降、結婚が危うくなる女性の考え方

独身女性の中には、30代半ばを過ぎてから「そろそろ結婚しないとまずい!」と焦り出した人もいるはず。そんな方はきっと「今年こそパートナーを見つけたい!」と思っていますよね?

“しあわせ研究家”の筆者の元に来られるご相談者も、やはり35歳~40代の女性が多いです。確かに35歳を過ぎると、周りの男性も既婚者ばかりになってしまいますよね。

その状況から結婚相手を見つけるには、婚活するなど、幅広い相手探しをするしかありません。ここは躊躇する前に“発想の転換”が必要。「私のパートナーは、今までの行動範囲を越えてこそ出逢える人なのだ」と前向きに考えましょう。

しかし、ご相談者の中には「その考え方ではちょっと…」と心配になる発言をする方もいます。考え自体に無理があることに気づかないと、今後の“相手探し”が難航してしまうかもしれません。

そこで今回は、年齢に関係なく多くの女性に結婚していただくために、35歳以上の女性が持つとキケンな“パートナー選びの考え方”をご紹介します。

筆者の星占いによれば、2019年は前半でいかに結婚観をリニューアル出来るかが、今後の成功の鍵になりそう!今回の記事が、幸せへの気づきに一歩になれば幸いです。

「こんなに待ったのだから、それなりの人と結婚しなければ」

筆者は、このセリフをよく35歳以上の女性からお聞きします。「この年齢まで待ったからには、周りに称賛されるような結婚でないと」とお思いなのでしょう。

気持ちはわかるのですが、結婚はあくまで相手があってのこと。

「こんなに待ったのだから」という捉え方は女性側の都合であって、男性には関係ありません。それどころか、そう考えるほど「重たい女性」と思われかねないのです。

このような方は、相手選びの視点が極めて“女性中心”になっていて、男性のニーズがすっぽ抜けてしまっています。

いくら女性が「この年齢まで待った」と思っても、スペックの高い男性ほど「若くて、美人で、素直な女性がいい」と考えるのが現実。余程貴女に、男性のハートを射止める魅力がない限りは、高望みのし過ぎになってしまいます。

「待っていれば、いつか最高の人が現れる」そう信じて来たかもしれないですが、その発想、35歳を過ぎたらそろそろ転換時。

まずは相手選びを、“今の自分に合う人”に切り替えましょう。結婚は、男女のニーズが双方に噛み合ってこそ、成り立つものなのです。

「こんなにお金をかけたのだから、もっといい人がいるはず」

こうおっしゃる女性も多いですね。今まで自分磨きにお金を使い、婚活にも投資した。なのに一向に納得できる人と出逢えない。そう思っている方もいるのではないでしょうか。

しかし、パートナー選びは、プランド物のお買い物とは違うのです。まして結婚は仕事のように、資格やスキルアップに投資すれば成功出来る、というものではありません。

結婚するには、結婚するために必要なことがあります。それは、お金をかけたから身に付くというものでもないのです。

料理や家事スキルも必要ですが、もっと必要なのは、男性から愛され、男性と共生して行ける人柄です。

それには、男性に多くを求めるのではなく、“与えられる女性”になることです。そして素直で、可愛げのある女性になるということも重要です。

「自分にもキャリアがあるので、それ以上に年収のある人でないと」

キャリアがある高収入の女性からよく聞く言葉。「夫は、自分以上に仕事が出来て年収が高くないと釣り合わない」というお考えだからだと思います。

しかし、そう思い込んでいる女性の多くが、40代になっても独身のまま。これは実にもったいないことではないでしょうか。

果たして本当に、自分よりに年収の低い男性が「釣り合わない」と言えるのでしょうか?そんなことはない、それはNOだと、経験上筆者は思います。

何故なら、幸せな結婚生活とは、夫の年収が高いから実現できるというものではなく、互いの協力体制・役割分担が上手く成り立つことによって叶えられるものだからです。

筆者のクライアントの中には、バリバリ働く女性と、仕事はそこそこでも、家庭的でフォロー上手な男性のカップルが、幸せな結婚生活を送っているケースが沢山あります。

「本当は仕事だけしていたい」という女性もいますよね?そんな女性にとっては、ちゃんと仕事さえしてくれていたら、男性の年収はさほど問題にならないはず。むしろ、家事を積極的に行うなど、家庭的であってくれた方がいいのではないでしょうか。

男性の能力や価値は、年収だけでは決して測れません。女性が苦手なことを、むしろ得意としてくれる男性であれば、それだけで“尊敬の対象”、“有難い存在”になりうるはずなのです。

「結婚するなら、お父さんみたいにしてくれる人」

これは、実家暮らしで、お父さんから大事にされて来た女性からよく伺う言葉です。

我儘を何でも許してくれて、甘えればお金を与えてくれ、送り迎えもしてくれる。お父さんという“一番身近な男性”から溢れんばかりの愛情を受けたばかりに、アラフォーになっても、娘のまま成長出来ない女性もいます。

しかしよく考えてみて下さい。お父さんは親なのです。親だからこそ、我儘や甘えを何でも許してくれるのです。

これを35歳過ぎても普通と思い、まして、他人である結婚相手にも求めてしまうのは、とてもキケン。それこそ結婚が危うくなってしまいます。

少なくとも一般の男性からは「重い」と思われてしまいますし、男性によっては「彼女、この年齢なのに痛い…」と引いてしまうでしょう。

ちゃんと結婚したいなら、「お父さんと結婚相手は別」と割り切り、自立の心を持つことが必要。自立は辛いことではなく、成し遂げれば素晴らしい達成感を得られることなのです。

「若い男性が好き。婚活で“歳の差婚”がしたい」

最近は、「若い男性が好きだから」「自分も子供っぽいから」という理由で、年下男性との結婚を望む女性も多くなりました。

しかし、特に40代以降の女性にとって、年下男性との結婚は思うように簡単ではありません。お付き合いだけならまだしも、結婚となると、親の反対を恐れ、踏み出せない男性も未だに多いのです。

まして、婚活であえて年下男性を希望するのは、まだ時期が早すぎるかもしれません。日本の男性が欧米の男性ように、女性を年齢で判断しなくなるのは、おそらくはまだ先の未来。

一般的な日本人の男性は、若くして婚活を始める理由に、どうしても「子供が欲しい」という理由があります。そうなると、なかなか年上の女性には目を向けてくれません。

また、仮に恋愛にしろ、年下男性とカップルになるためには、まず貴女自身が“魅力的な大人の女性”になる必要があります。年齢差のある年上女性を妻にした男性の殆どが、「妻からは学べることが多い」と言っていることを、知っていただきたいと思います。

「自分の“こだわり”や“ペース”を変えずに結婚したい」

最近は、普通にそうおっしゃる方も増えていて、筆者も驚くことがあります。何故なら結婚は共同生活。全く相手に合わせず、自分を変えず、円満な家庭を築くことなど出来ないからです。

アラフォーまで一人暮らしをしていると、確かにこだわりが増え、自分ならではのペースが出来上がってしまいがちです。

しかし、結婚したいならそんなことは言っていられません。夫婦になるなら、互いを尊重しつつも、歩み寄る許容力を持っておかなければなりません。

「それも自分の成長」と捉えられる人でないと、やはり結婚が難しくなってしまうでしょう。

中には、こだわりが強い者同士、週末婚などお互いのニーズに合った結婚の形を取るカップルもいますが、そこまで臨機応変に決められるパートナーシップは、日本においてはまだまだ少数派と思います。

over35は要注意!理想が“女性本位”になってない?

「こんな男性と結婚したい」という理想は、自分一人の願望でいくらでも作れてしまいます。しかし、結婚は相手があって成り立つもの。

男性側のニーズを無視し、女性の願望だけを膨らませてしまっては、ある年齢から、自分の首を絞めてしまうことになり兼ねません。

35歳からのパートナー探しは、いかに現実を捉え、柔軟性を発揮できるかが成功の秘訣です。

“自分本位な理想”にこだわるコトが、本当に自分を幸せにしてくれるとは限らない。むしろ、自分を一人のままにしてしまうかもしれないのです。

如何でしたか?

35歳以上は立派な大人の女性。“魅力的な大人の女性”とは、自分の希望だけでなく、男性側のニーズもちゃんと受け入れられる女性です。その上で、今の自分が何をするべきか、合う人とはどんな男性なのかを、冷静に考えてみて下さい。

一例を上げると、「どれだけしてもらえるか」ではなく、「どう協力し合えるか」を考えられた女性ほど、年齢に関係なく幸せな結婚が出来ています。

今回の記事にドキッとした人は、ぜひとも発想の転換を図り、“今の自分が目指せる等身大の幸せ”に向かってください。それが貴女にとって、いつか最高の幸せとなるはずです!

【筆者略歴】

珠艶(じゅえん)1963年生まれ。しあわせ研究家・ヒーラー・占星術師・美容整体師。ヒーリング・ホロスコープ・ライフコンサル・美容整体などを通じ、多くのクライアントを結婚・適職など“しあわせな人生”に導いている仙台のサロン「レボルシオン」のカリスマセラピスト。特に結婚相談は、過去5,000人以上の実績がある。【著書】「女整体師が教える快感のスイッチ」メディアファクトリー

 

しあわせ研究家・珠艶の『今週のハッピー・ヒント』

■ 海王星に見る世代別「理想の結婚の在り方」とは?

ホロスコープにおいて海王星は、世代の理想観を象徴しています。今回は占星術師でもある筆者が、海王星から読む「理想の結婚の在り方」をご紹介します。

① 海王星×蠍座世代(1957~1971生れ)

理想のために内面を深く掘り下げる世代。そのため、パートナーシップにも魂や前世など神秘的な意味を求めやすい。一人と深く繋がることを理想とするため、浮気を許さない人が多いかも。

② 海王星×射手座世代(1971~1984生れ)

「結婚も自分を高めるためにある」と考え、より高次元の相手を求め理想が高くなりがち。そのための学びも惜しまない。一方、叶わないと思うと諦めやすい。理想を叶えるためなら「遠くのパワースポットにも行く」という人が多い世代。

③ 海王星×山羊座世代(1984~1998生れ)

保守的で理想が現実的。物質的富や社会的信用を確立することを理想とする人も多い。結婚においても夢を追い求めるより、シビアに安全・安定を求める傾向が。

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珠艶(じゅえん)1963年生まれ。 しあわせ研究家・ヒーラー・占星術師・美容整体師。ヒーリング・ホロスコープ・ライフコンサル・美容整体などを通じ、多くのクライアントを結婚・適職など“しあわせな人生”に導いている仙台のサロン「レボルシオン」のカリスマセラピスト。特に結婚相談は、過去5,000人以上の実績がある。 【著書】「女整体師が教える快感のスイッチ」メディアファクトリー