管理職や専門職などのキャリア女性は、仕事が忙しく年収も高い。そんな女性の婚活は決して簡単ではありません。
一番の問題は、パートナー探しに使える時間が少ないということ。そして、「自分と同等か、それ以上の年収の人」と条件を絞ってしまう人が多いことにあります。
しかし世の中には、少ない時間を有効に使い、見事、“運命の人”を引き寄せ“幸せな結婚”をした女性たちもいます。そんな女性たちはの多くは、男性の職業や年収にこだわることなく、“自分に本当に合う人”を見つけ出しているのです。
そこで今回は、“しあわせ研究家”の筆者が実際に関わった案件の中から、キャリア女性の結婚のモデルケース3名をご紹介したいと思います。
どの方も、見ているだけで嬉しくなるほど幸せそう。一人で頑張っていた独身の時とはまるで別人、ハッピーオーラで輝いています。
「どうしたらプライベートも幸せになれるのか…」と悩めるキャリア女性はきっと多いはず。ぜひご一読いただき、ヒントにしていただければ幸いです。
年収にこだわらなくて正解!幸せな結婚をした“キャリア女性”の体験記
「結婚の決め手は趣味の一致。夫婦の休日が何より楽しみです」(43歳 内科医師 R香さん)
<写真はイメージです>
大きな病院に勤務する女医のR香さん。職業柄、高い年収のある女性です。しかし、それがかえって災いし、なかなか結婚出来ず40代になってしまいました。
そんなR香さんを癒してくれるのは、もっぱら趣味の世界。一番の趣味は山歩き。休日は一人でもトレッキングに出かけます。またR香さんは無類のカメラ好き。自然写真で地元のコンクールに入賞経験もあるほどでした。
「私には医師という仕事がありますから、経済面では充分やって行けると思います。でも、足りないのは隣にいてくれる人。“相手が医者でなければ”とはもう思っていません。ただ、一人に慣れ過ぎてしまったので、気の合う人がいるのか不安です…」そうおっしゃっていたR香さん。
しかしお見合いで、驚くほど趣味が合う男性と出逢います。「趣味が合うかも…と思って申し込んだら、会ってくれたんです。“私の仕事は気になりますか?”と聞いたら、“仕事はどうあれ、R香さんという一人の女性に会ってみたかった”と言ってくれて。嬉しかったですね」
お相手は、カメラ好きが高じてメーカーに勤務する48歳のY也さん。バツイチですが、穏やかで感じのよい男性でした。彼は山歩きに関してもR子さんを上回る上級者。二人は話も合い、すぐに意気投合、度々デートを重ねることに。
「ひとつだけ壁がありました。仕方がない事なのですが、彼の年収が私よりかなり低い。親になんて言われるか、それだけが心配でした」
でも、「一緒にいてこんなに癒される人はいない」そう思ったR香さんは親を説得。Y也さんも誠意をもって説得に同行してくれました。
その半年後、晴れて二人は結婚を許され入籍しました。同じ趣味の二人は何処へ行くのも一緒。連休はもっぱらカメラを持っての夫婦旅。今は、次回のコンクール入賞を目指し、撮影を楽しんでいるそうです。
「私の憧れの世界が彼の専門分野なので、本当に尊敬できるんです。収入の差など気にせずよかったと思っています。結婚してプライベートがこんなに楽しく充実するなんて、思っても見ませんでした」
知的で真面目な印象だったR香さんですが、結婚後は驚くほど女性らしくやわらかい雰囲気に。女性としてプライベートも幸せになった証拠、本当によかったですね。
「家事は“料理上手な夫”が頼り。おかげで思い切り仕事が出来ています」(35歳 エステ経営 T子さん)
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エステティックサロンを経営するT子さん。いかにも“美容のカリスマ”といった雰囲気で、はきはきした性格。起業3年でお店も人気店となり、夜遅くまで仕事を頑張っています。
「お店が軌道にのったら、逆に一人でいるコトが寂しくなって。やっぱり結婚したいなと。でも、女性が相手の仕事なので、男性との出逢いがないんです」と、婚活を始めることにしました。
「相手は自分より仕事で成功している人がいい」婚活し初めの頃、T子さんはそうおっしゃっていました。
「でも、いろんな男性と会ってみて思ったんです。私、なまじ肩書があるような男性にはライバル意識が燃えてしまうんだなと。相手も私みたいな生意気な女はイヤなのか、ことごとくダメでした」
そんなT子さんに、ある男性からお見合いの申し込みが入ります。40歳のA志さんは自動車整備士。初めてのお見合いの時「僕は強い女性が好きなんです。母が強い人だったので」とポツリと言ったそうです。
一人暮らしが長いA志さんの特技は料理。「若い頃飲食店でよくバイトしていたので、料理は苦にならないですね」そうおっしゃるA志さんに対し、T子さんは料理が大の苦手。
「A志さん本人は出世意欲のあるタイプじゃないけれど、その分、仕事で成功したい私を応援してくれます。“君は仕事の話をする時が一番輝いてる。家のことは僕が出来るから、貴女は好きな仕事をやればいい”とも言ってくれて」
その後二人は順調にお付き合いを進め、半年後に結婚しました。
「夫はいつも淡々と冷静なタイプ。でも私にとっては助かります。仕事で嫌なことがあっても、彼と話していると落ち着きますから。それに何より、家に帰ると彼の手料理が待っていて、これが一番癒される。私には最高の選択でしたね」
結婚後、益々仕事のエンジンが入ったというT子さん。お店も順調で、近々事業拡大を考えているそうです。
「夫はずっと望んでいたものをくれました。だから今、本当に幸せです」(38歳女性 金融系管理職 K恵さん)
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そつがなく聡明な雰囲気のK恵さんは、金融系に勤める管理職キャリア。そんなK恵さんが今まで好きになった男性は、おしゃれでカッコよくても、束縛を嫌い、結婚から逃げるタイプばかりだったそう。
「みんなそれなりのエリートだったのですが、自分の時間とこだわりが大事な男性ばかりでした。デートも月に一度ぐらいでしたし、浮気されていたこともあります。でももう、そういう恋愛には疲れてしまったんです」
しかし、婚活を始めた当初は、同じような男性ばかりに目が行ったと言います。その結果、数人お断りが続いてしまいました。
「やっぱり自分にはブランド志向があるんだな、って思いました。人柄より先に、会社の知名度や外見を見てしまうんですね」
その後K恵さんは、“自分が本当に求めていることは何か”を見つめ、男性観を見直すことを決意。職業や年収の条件も大幅に広げ、パートナー探しをすることに。
そうしてお見合いに至ったのが、内装業を営む45歳のR一郎さん。彼は30代でお父さんの仕事を引きつぎ、弟さんと小さな会社を経営していました。
「自営ですので収入が安定しないこともありますが、死んだ親父がそうしたように、結婚したら奥さんを一番に守りたいと思ってます」
その一言に、K恵さんは目からウロコだったそう。「今までとは真逆の男性。そんなこと言い切れる人いるんだ、やっぱり探せばいるんだって泣きそうでした」
R一郎さんはあまりオシャレとは言えないし、話も今まで好きになった人のようには面白くない。しかし、根っこにある人柄の温かさ、器の大きさがじーんと伝わってくるような人。
「私が欲しかったのは、男性の“女性を守ってあげたい”という気持ちだったんです。仕事で昇進するたび、周りの男性から“一人で生きて行けそう”と言われ傷ついてきました。だからもう、職場で探すのは限界だと。初めは悩むこともありましたが、婚活を続けて本当によかったです」
その後、二人は正式に交際を始め3か月でゴールインしました。
「夫は不器用ながらも、私を大事にしよう、大事にしようとしてくれます。その気持ちが本当に嬉しくて。“俺は浮気はしない”と言ってくれるのも嬉しいですね。その分私も仕事を頑張って、夫をサポート出来たらと思っています」
心から求めていたことが叶い、今、K恵さんはハッピーオーラで輝いています。
如何でしたか?
3人のキャリア女性のリアルな言葉に、何かしら共感された方もいるのではないでしょうか。
「今の自分にとって何が幸せなのか」と真剣に考えるコトで、それぞれの幸せを掴んだプロセスは、きっと多くの独身女性の参考になるのではないかと思います。
貴女も“自分らしい幸せ”を目指し、後に続いてみませんか?
【筆者略歴】
珠艶(じゅえん)1963年生まれ。しあわせ研究家・ヒーラー・占星術師・美容整体師。ヒーリング・ホロスコープ・ライフコンサル・美容整体などを通じ、多くのクライアントを結婚・適職など“しあわせな人生”に導いている仙台のサロン「レボルシオン」のカリスマセラピスト。特に結婚相談は、過去5,000人以上の実績がある。【著書】「女整体師が教える快感のスイッチ」メディアファクトリー
■ 冬のお家デートにも!豚しゃぶ肉のあったか鍋料理
スーパーなどで手軽に買える、お鍋にぴったりの豚しゃぶ肉。薄切りなので女性にも食べやすく、様々な鍋料理に活躍します。豚肉に豊富に含まれるビタミンB1は、カラダの疲れも癒してくれますね。今回は、冬のお家デートにもおススメの、簡単に出来るあったか鍋をご紹介。
① 塩豚大根鍋
大根は繊維に沿って短冊に切り、ボウルに入れて塩少々を混ぜておく。鍋に湯を沸かし、酒・ニンニクスライス・鷹の爪・市販の鶏がらスープ(有塩)を煮たてて味を整えます。鍋スープでまず豚しゃぶ肉と春雨を煮て、火が通ったら大根を汁ごと入れ、軽く煮込んで出来上がり。旬の大根をたっぷりいただける、お酒にぴったりの鍋。
② ミルフィーユ鍋
鍋の中に、豚しゃぶ肉と白菜を順番に重ね、だし汁・酒・みりん・薄口しょうゆを加え煮たてて出来上がり。いただくとき、柚子胡椒を添えると大人の味に。コンソメスープ(野菜出しでも可)と薄口醤油で洋風にしても美味しい。好みでベーコンを加えてもいい味に。
③ 出ししゃぶ鍋
鍋にだし汁・酒・みりん・薄口醤油(濃い口でもOK)で味を整えたスープを作り、豚しゃぶ肉・斜め薄切りの長ネギ・水菜をしゃぶしゃぶしていただきます。好みで七味唐辛子や柚子胡椒を添えて。〆はお蕎麦かうどんが美味しい。
④ 豆乳鍋
鍋にだし汁・酒・みりん少々を煮たてて味噌を溶かし、やや濃いめの味噌汁の味に。そこに同量の豆乳を加え(調整豆乳を使うと分離しません)味を整えます。豆乳スープで豚しゃぶ肉・豆腐・薄切りの人参・白菜・長ネギなどの具を煮ていただきます。味噌のコクが絶妙な隠し味、おかわり間違いナシの味。