「情報が多すぎて、結婚相談所を選ぶ際のポイントが分からない」
こんな声を多く耳にします。
結婚できるかどうかを大きく左右する結婚相談所選び。絶対に失敗したくないですよね。
ネット上にはさまざまなサイトで結婚相談所の選び方が紹介されていますが、中には「間違っている情報」も混在しているため注意が必要です。
そこで今回は、結婚相談所で働く現役のコンシェルジュが結婚相談所選びで見るべきポイントを紹介します。
プロの目に任せればきっとあなたにあった結婚相談所が選べるはずです。ぜひ参考にしてみてください。
まずはチェックしておきたい5項目
結婚相談所を選ぶ際は、まずは下記の5項目を必ずチェックするようにしましょう。
項目ごとにどんな結婚相談所を選ぶべきかも合わせて解説します。
会員数
単純に考えれば会員数が多ければ多いほど出会いの数が多くなります。そのため会員数が多い結婚相談所を選びがちですが、一概に「会員数が多ければ良い」とは言えません。
会員数が多ければ出会いの母数は増えるかもしれませんが、サポート体制が整っていなければ成婚までたどり着くのは難しいでしょう。
成婚率や成婚までの期間、サポート内容などと合わせて選ぶ必要があります。
自社会員数が少ない場合でも、IBJ(日本結婚相談所連盟)やBIU(日本ブライダル連盟)といった結婚相談所のネットワークに加入している相談所もあります。
これらの結婚相談所連盟に加入していれば、ネットワーク内の会員同士をマッチングできるため、会員数が大幅に多くなります。
結婚相談所連盟に加盟しているA結婚相談所と加盟していないB結婚相談所で比べてみましょう。
・A結婚相談所の会員数:1,000人 + 連盟内の会員数:10,000人
・B結婚相談所の会員数:5,000人 |
結婚相談所内の実質の会員数はBの方が圧倒的に多いですが、加盟している連盟の会員数を含めるとAに軍配が上がります。
つまり、連盟に加入している結婚相談所であれば結婚相談所内の会員数が少なくても心配はありません。
男女比率
どんなに会員数が多くても、異性の割合が少ない結婚相談所ではあまり意味がありません。
異性の割合が少ない=異性の会員数が少ない |
男性であれば女性比率が高い結婚相談所、女性であれば男性比率が高い結婚相談所の方がチャンスが多いといえます。
ただし、実際に活動している会員だけで男女比率を計算している結婚相談所もあれば、活動していない会員を含んで男女比率を計算している相談所もあります。
できるだけ前者の方法で計算している結婚相談所がおすすめです。
年齢比率
あなたが希望条件として異性に求める年齢の比率が多い結婚相談所を選ぶと良いでしょう。
2006年5月に公表された経済産業省の調査では以下のような結果になっています。10年以上前の調査結果なのであくまで参考程度に見てください。
出典:経済産業省 「少子化時代の結婚関連産業の在り方に関する調査研究 資料編」
男性は30代後半~40代以上、女性は30代前半から30代後半にかけて多い傾向があります。これは現在も大きく変化していません。
しかし、ここ数年では男女ともに20代の入会者も増えています。
成婚率
成婚率が高い結婚相談所を選んだほうが良いというのは周知の事実ですが、思わぬ落とし穴があることを押さえておきましょう。
成婚率は、結婚相談所によって計算方法が違います。計算方法によっては、成婚率50%と出すこともできるでしょう。
成婚率を見る際は、どんな計算方法で算出された数字なのかもしっかりチェックする必要があります。
成婚までの平均期間
成婚までの期間も結婚相談所選びには欠かせない項目の1つですが、成婚率と同じ様に算出方法に注意しましょう。
基本的に早ければ早いほど良いとされていますが、成婚までのスピードだけでは結婚相談所の良し悪しは判断できません。
あくまで、結婚相談所選びの1つの指標として確認しましょう。
結婚相談所選びは「信頼」と「期待値」が重要
結婚相談所選びで重要なのが「信頼」と「期待値」。つまり「信頼できるかどうか」と「結婚できそうかどうか」が大事ということです。
あなたの将来を大きく左右する結婚までのサポートをお願いするわけなので、「信頼できない」「結婚できそうにない」結婚相談所で活動したくないですよね。
「信頼」と「期待値」のポイントは人それぞれですが、コンシェルジュから見た良い相談所の特徴を紹介します。
ポイント1:企業名や所在地、代表者名などが明確
まずは、「結婚相談所の情報がしっかり公表されている」のが最低条件の1つです。
ここが明記されていない結婚相談所は言うまでもなくNGです。
HPなどに掲載されている企業情報が本当に正しいかどうかチェックしてみましょう。
もし情報に怪しい部分があったら要注意。詐欺や不当な営業方法をとっている相談所かもしれません。
ポイント2:個人情報の取扱いがちゃんとしている
個人情報を管理する体制がしっかり整っているかも、最低条件の1つです。
結婚相談所では身分証明書や年収証明書、資格証明書といった個人情報を預ける機会が多いので必ず確認するようにしましょう。
ポイント3:結婚相談所の連盟に加盟している
一定の条件をクリアしなければ結婚相談所の連盟に加盟することはできません。結婚相談所の連盟には、IBJ(日本結婚相談所連盟)やBIU(日本ブライダル連盟)といったものがあります。
連盟に加盟している結婚相談所であれば一定の条件をクリアしているため、ある程度の質は担保されている信頼できる結婚相談所といえるでしょう。
ただし、連盟に加入していない結婚相談所が悪い相談所というわけではありません。大手の結婚相談所(ネット型)の中には連盟に所属していないところもあります。
その場合は、どんな企業が運営しているかを見れば信頼できそうかどうか判断できるでしょう。
ポイント4:銀行と提携している
銀行と業務提携をしている結婚相談所はかなり信頼できる相談所だといえるでしょう。
厳しい目で企業を分析している銀行からのお墨付きがあるということは、社会的にも認められているということでもあります。
ただし、銀行と提携している結婚相談所は数社しかないため少しハードルが高い項目かもしれません。
ポイント5:料金体系・内訳が明確
料金体系や内訳が明確かどうかは入会前にしっかり確認しましょう。
明確な料金が提示されない場合は要注意です。
入会時に料金をはぐらかされて、いざ入会後に高額な請求がきたという方もいるようです。
HPに料金について記載されているケースがほとんどですが、入会時にしっかりチェックしておきましょう。
ポイント6:サポートが充実している
結婚相談所のサポート内容が一番重要といっても過言ではありません。
サポート内容が良ければ、成婚率も高いでしょうし成婚期間も短いでしょう。
つまり、サポート内容がしっかりしていれば成婚できる結婚相談だと言い切れます。
コンシェルジュの在籍人数や人柄を直に確かめると良いでしょう。
条件に合う人をマッチングしてくれる
コンシェルジュが条件に合ったお相手をマッチングしてくれる相談所がおすすめです。
プロの目線で性格や趣味、相性なども考慮した上でマッチングしてくれるので、このサポートがあると成婚しやすい傾向があります。
どんな人が自分に合うかわからないという方には特におすすめのサポート内容です。
結婚相談所によっては自分でお相手を検索できる場合もあるので、「自分自身でも相手を検索してみたい」という方は事前に確認しておきましょう。
お見合いのセッティングをしてくれる
お見合い時のお店のセッティングや相手とのスケジュールのやり取りなど、すべて代行してくれる結婚相談所を選びましょう。余計なことを考えずにお見合いに望めます。
ちなみに、データマッチング型の結婚相談所では自分たちでセッティングする必要があったり、優良でのサポートになることがあります。
「お見合いに集中したい」「忙しくて時間がない」という方は、お見合い時のセッティングやスケジュール調整を代行してくれる仲人型の結婚相談所がおすすめです。
どんなときでも親身にアドバイスに乗ってくれる
交際前、交際中問わず、ささいな不安や悩みにも親身に耳を傾けてくれる結婚相談所を選びましょう。
時には親友、時には兄弟、時には先輩のように話を聞き、アドバイスをくれる存在は結婚への大きな追い風になってくれます。
結婚相談所のサービスを体験してみるのが一番
費用だけや実績だけで選んでしまって「結婚相談所選びに失敗した…」という方は少なくありません。
結婚相談所選びに失敗しないためにも結婚相談所の情報から「成婚できそうかどうか」「信頼・安心できるかどうか」を見極めるのが大切。
とはいえ、HPやインターネットの情報だけではわからないことが多いのも事実です。実際に入会してから「思っていた結婚相談所と違う」という状況になってしまった方も多いようです。
結婚相談所選びに失敗しないために、まずは自分に合うサポートなのかどうか実際に確かめてみるのが一番です。
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