婚活中の男性の中には、普通にステキで恋愛経験もあるのに、何度お見合いしてもなかなか結婚が決まらない男性がいます。
そのような傾向の男性には、ある共通点が見られます。それはいったいどのようなことなのでしょうか。
結婚出来ないのは、リスクヘッジし過ぎているから
恋愛経験を経てから、あえて婚活に踏み切った男性の中には、「今度こそ絶対失敗できない」と気負い過ぎている人がいます。
それ故、女性を見る目が極度に厳しくなってしまい、女性の長所より欠点の方ばかりを気にしてしまうのです。
また、失敗を恐れる余り、逆に女性に気を遣い過ぎてしまう男性もいます。でも、失敗したくないことが目的なので、相手にも見返りを求めてしまいます。
それ故、女性から満足できる反応が返って来ないと、傷つき怒り出してしまう人もいるのです。
そのような人は「失敗したくない」と思うばかりに、リスクヘッジし過ぎてしまうことが、結婚を遠ざける理由になっていると言えるでしょう。
また、それなりに恋愛経験があると「自分は女性を知っている」と思い込みがち。そのため、婚活のプロなど、第三者がアドバイスしても耳を傾けない人もいます。
でもそれは、“幸せの可能性を狭めてしまっている”と言っても過言ではありません。
何故なら、女性のことはどんなに経験しても未知の部分が多く、自分の経験だけですべて図るのは難しいからです。
そこで今回は、「彼、なんで独身なの?」と不思議に思われるような男性が、婚活で無事、結婚に至るためのヒントをご紹介してみたいと思います。
貴方ももしかしたら、少しだけ柔軟になるだけで、スグに幸せな結婚が出来るかもしれません。
「なんでいい出逢いがないんだ…!」と悩める方は、ぜひ、ご一読いただけましたら幸いです。
ステキなのに相手が見つからない男性が、無事“幸せな結婚”をするためには?
① 「この世に完璧な女性などいない」と思うこと
誰が見ても結婚出来そうで、本人にも結婚願望があるのに独身のままの男性は、女性に対する理想が高く、ジャッジが厳し過ぎるという共通点を持っています。
美人かどうかはさておき(とはいえ美人を求める方も多いですが)相手に気遣いが出来ることや、男性を喜ばせることが出来るかどうかも、細かくチェックしてしまうのです。
しかし、そんな男性に応えられる女性はかなりの少数派。それに、相手が若い女性であれば、経験が少ない以上、大人の男性が満足する気遣いなどなかなか出来ないのが普通です。
つまり、若くて、美人で、人生を達観した女性、などといった極端に完璧な女性など、現実にはいないと思った方がいいでしょう。
そう思った方が、気が楽になりませんか?実際、世の中には完璧な人間などいないし、ご自分だってある意味完璧ではないと思うので。
それに男性から見たら、女性に多少「おいおい」という所がある方が、優位に立てますよね?
人間である以上、完璧でないからこそ、パートナーと補い合い、成長し合う。それが本来、結婚の意義であり醍醐味、と言えるのではないでしょうか。
② 女性に対するトラウマを手放すこと
女性のプロフィール写真を見ただけで「わがままそう」「性格がキツそう」などとすぐにジャッジしてしまう男性もいます。
人の性格は、正直会ってみなければわかりません。写真だけで判断してしまうなんて、本当にもったいないことです。
「一見キツそうかな…と思ったけれど、会ってみたらとても優しい女性だった」
お見合いではそんなことがいくらでもあります。男性だってそうですが、女性も見た目だけではすべてを判断はできません。
写真だけでジャッジしがちな男性はきっと、自分が過去に嫌な思いをした女性を参考にしてしまっているのかもしれませんね。
でもそれは、百害あって一利なし…何故なら、これから出逢おうとしている人は、過去の女性と同じではないからです。
折角これから幸せになろうとしているのですから、トラウマはぜひ手放して初心に戻りましょう。その方が、幸せを掴む可能性がグンと高まるはずです。
③ リスクヘッジの“拘り化”を避けること
「絶対に失敗したくない!」という思いが、すでに“拘り化”してしまっている男性もいます。まさにリスクヘッジ男子ですね。
しかし、リスクヘッジが“拘り化”してしまうと、どんどん視野が狭くなり、益々相手に厳しくなってしまうというデメリットがあります。
そのような男性は、石橋を叩くうちに歳を取ってしまうのです。その結果、益々パートナー探しが難しくなるという悪循環に陥ることになってしまいます。
しかし、忘れてはならないのは、結婚の幸・不幸を左右するのは、結婚前の判断より、実は、“結婚後の努力”の方が比重が大きいということ。
つまり、「成功するか、失敗するかを、すべて結婚前に判断することは出来ない」というのが正解なのです。
ですので、リスクヘッジはぜひほどほどに。「最近、かなり“拘り化”してるな…」と感じる方は、逆に気持ちを大らかにするよう心掛けた方がいいかもしれませんね。
④ 既婚者の“不幸話”を鵜呑みにしないこと
「結婚で失敗したくない」と、石橋を叩くリスクヘッジ男子の中には、「若い頃から既婚者の不幸話を聞き過ぎてしまった」という人もいます。
でも、これには日本人を象徴するある“悪い癖”が関わっていることを忘れてはなりません。それは多くの人に、“幸せより不満の方を他人に言う習慣がある”ということです。
実は、既婚者が愚痴を言うのは、ちょっとした不満をガス抜きしたいのと、周りから嫉妬されないためでもあります。人によっては、自分が外で遊びたいことを正当化したいだけかもしれません。
それなのに聞いてしまった独身者の中には、「結婚したいが、幸せな結婚のモデルケースがない」と悩む人もいます。
「一度結婚したら、何かあっても簡単にはやめられない。そんなリスクを負っている人ばかりで怖い」と二の足を踏む人もいるのです。
でも多くの既婚者は、あえて言わなくても“家族団らんの幸せ”をちゃんと満喫している、それが事実なのです!
世の中には、本当に離婚になるような人もいるにはいますが、実際には、そのような人ばかりではありません。
多くはわざわざ悪い方を相手に見せているだけ。それは他人から自分を守るため、つまり単なるリスクヘッジに他ならないのです。
独身者の皆さん、そんな既婚者の言葉を間に受けては損だと知りましょう!
周りに振り回されることなく、“幸せは自分の努力でいかようにも作れるもの”と、強い心で結婚を目指すようにしたいですね。
⑤ アラフォー以降の男性は、“昔のモテ経験”にしがみつかないこと
酷なことを言うようですが、アラフォー以降の男性は、昔の“モテ経験”を一旦忘れた方がいいと思います。
何故なら、若い時期のモテ経験に囚われてしまうと、無駄に傷つくことが多くなってしまうからです。
20代・30代にモテていたとしても、40代以降になるとその事情は変わって来ます。
例えば、40代半ばの男性は、30前後の女性たちからすれば、まず入口で「オジサン」と見られてしまうのです。
「結婚するなら若い女性」と望む男性も多いですよね?でも、現実にぶつかり、いちいち傷ついているようでは決して願望は叶いません。
オジサンと見られようが「まあ、それも仕方無い」と気にせず、根気強く、自分の価値や魅力をアピールするぐらいでないと、若くて美人との結婚など難しいのです。
アラフォー以降の婚活は、「昔はもっとモテたのに…」と過去の栄光にしがみついてしまう人ほど、苦しくなってしまいます。今の自分に対するちょっとした反応にも傷つき、益々リスクヘッジしてしまうことになり兼ねません。
それよりも、「今の俺の価値がわかる女性が必ずいる!」と、今の自分に対する自信をしっかり持ちましょう。
そして、恋愛観の合いそうな“同年代の女性”にも目を向けてみることも必要だと思います。
男性が、小さなことにいちいちカチンとせず、経験に培われた広い器を女性に示すことで、年齢を経ているからこその良さは必ず相手に伝わります。
そのような男性を待ち望んでいる女性は、筆者の経験上、想像以上に多いはずなのです。
結婚するには、楽観的になるコトと、柔軟性を持つこと
「どうせ俺なんか選ばれないですよ…」そう思っていると、本当にその通りになる可能性が高くなってしまいます。
「リスクヘッジのため最悪を想定しておく」という方もいるかもしれませんが、その考え、婚活においては決してお勧めできません。
何故なら、その悲観的な気持ちが、女性に対する言動に滲み出てしまうから。そんな男性を、女性だって不安ですから結婚相手には選べませんよね?
本気で結婚を考えているなら、「絶対、運命の女性はいる!」と心を強く持ち、どうか楽観的になって下さい。貴方が、明るく前向きでいればいるほど、女性も貴方に魅力と将来性を感じてくれます。
そのためにも「絶対失敗できない!」「失敗したら大変だ!」という気持ちを緩め、柔軟に、大らかになってみませんか?
厳密にいえば、そもそも結婚には、成功も失敗もありません。どんな人の人生にも幸・不幸があるように、結婚だって同じことなのです。
結婚式の誓いにもあるように、一生かけて男女が幸せな時も、そうでない時も、悩みながらも一つの人生を共有すること、その営み自体に大きな価値がある。結婚はそれで充分正解なのではないでしょうか。
そして、愛するパートナーが傍らにいる幸せは、本当に何物にも代えがたいものです。貴方の人生に、一日も早くその幸せが来るためにも「こうでなければ!」という頑なさを手放してみませんか?
一人でも多くの男性が、リスクヘッジを突破して、幸せな結婚に至ることを筆者は心から祈っています。
■ 知っておきたい!女性が歳の差のある「年上男性」に求めるコト
アラフォー以上の男性の中には「結婚するなら若い子がいい」と思っている人もいますよね?でも、それは皆が叶えられることではありません。何故なら多くの女性は、男性との年齢差は5歳程度まで、と希望しているからです。しかし中には「いい人ならもうちょっと年齢差があってもいい」と思っている女性もいます。今回はそんな女性が「年上の男性」に求めていることをご紹介します。
① スマートなエスコート
女性は年上の男性に、同年代の男性には無い「経験値」を求めています。具体的には、女性の扱いが上手なことや、女性に対し紳士的に振る舞ってくれること、つまりは、デートなどでスマートにエスコートしてくれることです。ここを無視して若い女性に気に入ってもらうことは出来ません。女性に不慣れな人は今すぐ学習&練習を。
② 経済力
年齢差のある男性にはどうしても経済力が求められます。それがないなら、女性だって話の合う同世代男子の方が楽しいのです。ただしデートで、若い男子には提供出来ないリッチなコースが用意されれば「さすが、年上は違う♡」と魅力を感じてくれるでしょう。特に最初のデートの食事は、和食やフレンチ、イタリアンのコースなど、リッチなものの方がいいかもしれません。
③ 大人の店を知っている
若い女性が年上と付き合う醍醐味の一つに、「同世代同士では行けない大人のお店に連れて行ってくれること」ということがあります。例えば、雰囲気のよいバーや、老舗のお寿司屋さんなどです。相手が若いからといって若い人が集まる居酒屋に行くのはタブー。お店は大人ならではの場所をチョイスして。
③ 余裕があること・器が大きいこと
年上男性だからこその魅力は、心の余裕と器の大きさにあります。女性の話を優しく聞いてくれることや、ちょっとしたことでイライラしたり、怒ったりしないかどうかなどは、女性がよく見ているポイントです。逆に、年上だからといって自慢話の多い人はモテません。「これだからオジサンは…」と思われてしまうだけ。最近は立場や経済力があっても押し付けがましくなく、謙虚でさり気ない男性の方が好感を持たれます。
④ 生き方・考え方が尊敬出来ること
女性があえて年上を選ぶ理由は「人間性が尊敬出来るから」に尽きると思います。それがないと、いくら経済力があっても難しいかもしれません。仕事に対する姿勢や、人生に対する考え方は、ぜひ高い理念を示して行きたいですね。
如何でしたか?
「若い子は結局金か…」なんて思わないで!女性だって男性が年上過ぎると「相手が先に歳を取ってしまう」「ジェネレーションギャップがある」といったリスクがあります。だからこそ、若い男子にはない魅力が無いと、結婚する気にはなれないのです。男性もそれを踏まえた上で、アプローチしてみてくださいね!