同じように婚活していても、早めにパートナーを見つけて幸せになって行く人と、いつまでも「相手がみつからない」と悩んでいる人がいます。
でももしかすると、相手が見つからない人は、単純に出逢いを逃しているだけなのかもしれません。
では、“運命のパートナー”と出逢える人と、出逢いのチャンスを逃してしまう人の違いはどこにあるのでしょうか?
一番の違いは“お見合いする相手の選び方”にあります。出逢いを逃してしまう人は、それが極端すぎる傾向にあるようです。
そこで今回は、“しあわせ研究家”の筆者が、婚活で“運命のパートナー”と出逢える人の特徴と、運命の相手を逃してしまう人によくある行動をご紹介します。
婚活で“運命のパートナー”と出逢える人の特徴
婚活でスムーズにパートナーと出逢える人の特徴は、その柔軟性の高さにあります。ご縁の妙と可能性を信じていて、とにかく異性と会うことに前向きです。
①「アプローチしてくれて有難い」と感謝が出来る
婚活で早めにパートナーが見つかる人は、お見合いの申し込みをして来た相手に対し、多少自分の好みでなくても「アプローチしてくれて有難い」と、感謝のココロを持てる人が多いです。
そのような人は「せっかくアプローチしてくれたのだから、一度会ってみよう」と思う頻度が高いのです。
そうするうちに「会ってみたらとても合う人だった!」と思える相手が現れ、“見た目やスペックが好みかどうか”以上の感情が生まれます。それが交際に発展し、結婚へと繋がるのです。
“自分に合う人”に早めに巡り合うためには、よほど生理的に無理でない限り、「まず会ってみよう」と思うことが大切だということでしょう。
②「人は会ってみなければわからない」と思っている
“運命のパートナー”と出逢える人は、対面する前から人を思い込みだけで判断しません。
「ちょっと気難しそう?でも、本当のところは会ってみなければわからないし…」例えば、このような思考パターンであることが多いです。
もっと言えば、恋愛経験豊富で結婚も出来る人の行動力は、「付き合ってみなければわからない」「結婚してみなければわからない」という考え方から生まれています。
出逢う前からあれこれリスクヘッジせず、リアリティを追求する精神こそが、幸運を引き寄せているのかもしれません。
③ 先入観を持たず“フィーリング”で相性を確かめようとする
“運命のパートナー”と出逢える人は、「フィーリングが合うかどうか」で相性を判断する人が多いと思います。
それこそフィーリングは、実際に会って対話をしてみなければわかりません。写真やプロフィールだけではわかるはずもありません。
つまり、出逢う前からジャッジ癖がないことも、婚活でちゃんとパートナーが見つかる人の特徴と言えるのです。
それだと残念なことに…!“運命の出逢い”を逃す人によくある行動
運命の出逢いを逃す人は、「こういう人でなければ!」と極端に相手のスペックを限定する傾向があります。そこからちょっとでも外れていると、会おうとすらしない人も。
それでは折角出逢いのチャンスがあっても、自ら逃してしまうことになるでしょう。
① 相手を写真だけでジャッジしてしまう
残念なことに、相手の写真を見ただけで「好みじゃない」と判断してしまう人もいます。
でも人の印象を、すべて写真だけで判断するのは少々無理があるのではないでしょうか?
実際に外見の印象は、造形だけでなくしぐさや表情から感じるものが大きいはず。それこそ実際に会ってみなければわかりません。
それ以上に、結婚で幸せになるには見た目より人柄を見ることの方が重要であることを知っておいた方がいいかもしれません。
「写真ではイマイチと思ったけれど、実際に会ってみたらとても感じのいい人でした!」
婚活ではこういったケースがいくらでもあることを、ぜひお伝えしたいと思います。
② 年収や年齢などの条件を譲ろうとしない
例えば、年収〇百万以上と決めたら、ちょっとでも欠ける相手には会おうとしない、対象は〇歳までと決めたら、ちょっとでも外れた人には会おうとしない。そのような人も、やはり運命の出逢いを逃しがちです。
しかし結婚は生身の人間とするのですから、数字だけで相手を判断することは出来ません。
にもかかわらず、まるで買い物をするかのように一定の数字にこだわり、大事な出逢いを逃してしまう人がいるのは残念なことです。
③ 地域を限定してしまう
出逢いを逃す人の中には、「相手は〇〇市の人でなければ」などと、極端に地域を限定する人もいます。
女性の場合は、「市外だと、結婚後仕事に通うのが大変」「今の仕事を辞めたくない」「親元を離れたくない」といった理由なのかもしれませんが、相手を好きになったらそんな不安さえ吹っ飛んでしまう可能性もあるのに!
このように、すべて自分都合に当てはめ条件を限定してしまう人も、相手が見つからないものです。
また男性は、「遠方から嫁になど来てくれないだろう」と諦めてしまう人も。しかしこればかりは、会ってみなければわかりません。たとえ遠距離であろうと、心が通じ合い結婚したカップルはいくらでもいます。
そのような人は、“相性さえ合えば多くのことが乗り越えられる”という事実をご存じないのかもしれないですね。
④ 長男を対象から除外する
最近は長男だからといって、絶対親と同居しなければならないとは限りません。「田舎に帰ってたところで仕事がない」「弟や妹が親元で生活している」といったケースもあるからです。
それなのに、相手が長男だという理由だけで、未だにお断りしてしまう女性もいるようです。
それこそ、思い込みでストライクゾーンを狭めている代表的な例です。実際、長男と結婚して幸せになった女性は、世の中に山ほどいるのですから。
⑤ 血液型で性格を断定する
血液型に対し強い偏見を持っている人も、大切な出逢いを逃してしまいがち。
そのような人は「◎型の人はワガママ」「△型の人は神経質」「◎型と△型は相性が悪い」などと断定的に思い込んでいるのです。
もしかすると、過去の失恋や人間関係からそう思い込んでしまったのかもしれません。
でも、ちょっと待って!それは、様々な人間を見て来ていない証拠。
同じ血液型が皆同じ性格とは限りません。何故なら、育った過程で育まれた人柄や、その人固有の個性というものがあるからです。
例えば、A型のように感じるB型の人、B型のように感じるO型の人などいくらでもいます。ですので、相性も厳密にはあてにならないと言えるでしょう。
一例を上げると、筆者夫婦はA型×B型なので血液型だけ見れば相性はイマイチのはず。しかし実際は、人並み以上に仲の良い夫婦なのです。
つまりは、婚活する上で極端に血液型を気にするのは“とらわれ過ぎ”と言えると思います。
そもそも相性は、相手に会い何度もコミュニケーションを取って初めて、判断出来るものと考えておいた方がいいでしょう。
人間は、スペックだけですべてを判断出来ない
「条件で選べるからお金をかけて婚活してるんです」とおっしゃる方もいるかもしれません。
確かにそうかもしれませんが、そうだとしても忘れてはならないのは、パートナー探しは、物を買うために選ぶ感覚ではうまく行かないということ!
何故なら、人には“人格”と言うものがある以上、スペックだけですべてを判断することは出来ないからです。
つまりプロフィールだけではわからない。実際に会ってみなければ、何より肝心な“人柄”がわかりません。
それを潜在的に理解している人ほど、“運命のパートナーと出逢う確率が高いと言えるでしょう。
頭ではなく、ココロで婚活してみよう
運命のパートナーと出逢える人は、リアリティを大切に、ココロで婚活している人が多いと筆者は思います。
一方、出逢いを逃してしまう人は、バーチャルな理想を先に作ってしまい、頭で婚活している人が多いのです。
その違い、わかっていただけますでしょうか?
ご縁とは、人と人とが出逢いの行動を起こすことによって起きる素晴らしい奇跡。この奇跡はいくら頭で考えても起きません。ご縁の可能性を信じ「まず会ってみよう」と思うことからしか始まらないのです。
如何でしたか?
もしかしたら、ちょっとドキッとした方もおられるかも…。
つい人を条件ではじいてしまう人は、「失敗が恐い」と思い過ぎているか、初めての人と会うコトそのものに苦手意識があるのかもしれません。
でもそれでは、なかなか出逢いに恵まれることはないでしょう。
運命の出逢いを経験したいなら、スペックに囚われず、もっと相手をココロで感じる勇気を持って下さい。
そして、アナタにピンと来てくれた人をどうか大切に。
一人一人の出逢いを大切にするからこそ、結果、運命のパートナーとも巡り合えるのです!
■ 婚活は自分次第!楽しく婚活するための思考術
同じ婚活していても、悲壮感に溢れてしまう人はどうしてもパートナーが出来にくい。「最近ちょっと疲れて来たな…」と思ったらこんな発想の転換はいかが?
① 結婚後の幸せをイメージする
何のための婚活なのか、今一度初心に帰ってみましょう。「結婚したらこんなことも、あんなこともしたい…」そもそも夢見ていたことをもう一度イメージしてみるのです。「その夢のためならやっぱり頑張ろう!」そんな勇気が湧いてくるはずです。
② 「成長のために役立っている」と考える
婚活を通じて苦手を克服したり、乗り越えるべき壁を乗り越えた人もいるはず。それは間違いなくアナタの成長の糧になっています。婚活は相手探しをするだけでなく、自分を成長させてくれる学びのチャンス。実は結果がすべてではないとも言えるのです。
③ 「異性に詳しくなった」と自分を褒める
婚活ほど多くの異性と一対一で話をする機会はありませんよね?それも一期一会の真剣勝負で。今まで異性がよくわからなかった方も、勉強し研究する機会になっているはず。世の中には男と女しかいませんから、異性を学ぶことはとても重要、その学びは仕事にだってきっと生きて来るはずです。