新型コロナウィルス感染が落ち着くまで、三密(密閉・密集・密接)や、必要のない行動を避けるなど、新しい習慣を身に付ける必要が出て来ました。
婚活もしばらくは“オンライン”が主力になりそうですね。
でも実は、「動画でお見合いしてみたら意外とよかった!」と思った方も多いはず。
あえて場所を決めて出かけるより、「家にいれば省コストだし、むしろ気楽♡」と感じた方もいるのではないでしょうか。
そして筆者は、今の時期だからこそ相手の人柄がよくわかると思っています。
むしろ早めに“結婚してうまくやって行けるかどうか”を見極められるかもしれません。
これからは“柔軟性の高さ”に注目
コロナ禍をきっかけに、世界中の人々がライフスタイルや仕事の仕方を変えて行かざるを得なくなっています。
生活習慣を変えるには柔軟性が必要。
頻繁に飲みに行かなくても家で楽しむ方法を見つけられる、旅行をしなくても別の方法でストレス解消できる、リモートワークやオンラインでのやりとりに切り替えられるといった“時流について行ける人”は、柔軟性が高いと言えます。
状況を理解し、「あれがダメならこうしよう」と行動を変えられる人ほど、生きる力があると言えるのかもしれません。
そういう意味でも“オンライン婚活”に切り替えられた人は柔軟性が高いわけです。
オンライン婚活ならおのずと時代に合った人、時代を生き抜けるパートナーが見つかる可能性がありますね。
“危機管理意識が近い人”を選ぶ
新型コロナウィルス感染問題に対し、どの程度の“危機管理意識”を持っているかは人によって多少誤差があるかもしれせん。
例えば、これだけ“感染しない・させないため”にマスク着用が必要、複数の人が密集した場はクラスターを生む可能性がある、と行政や専門家が訴えていても、中には「自分は気にしない」「自分だけは大丈夫」と思ってしまう人もいます。
そのような方は、“周りや他人のことを考えるのが苦手”ということになるでしょう。
“手洗い・うがいを小まめにする”といった清潔意識も、人によって微妙に誤差があると思いますが、
「自分がもし感染したら、家族や職場に迷惑が掛かる」と受け取れている人ほど気を付けているはずです。
ここでは是非は問いませんが、それはこれからの時代、“家族を守れるかどうか”に影響すると思います。
もちろん、“神経質すぎる人が少々大らかな人に心の緩和をしてもらう”というご縁は好相性の範囲でしょう。
しかし、危機管理意識にどうにも理解しがたい差がある場合は、共に生活するのが大変になるかもしれません。
変化の多い時代には、そういった価値観が近いことも、パートナー選びの大事な基準になると思います。
“人の気持ちを考えられる人”を選ぶ
これだけの非常時では「なんでこんな思いをしなければならないのか」と嘆いているが沢山います。多くの人がツイッターなどで「こうなったのも○○が悪い」と叫んでいますよね。
これだけ今までになかったことが起こったのですから、言いたくなるのもやむ負えないかもしれません。
しかしだからといって“お見合い”の場においてまで、相手を不安にさせるような発言や、他罰発言が多い人には注意が必要でしょう。
初対面の異性の前で“自分を制御できない人”にはそれだけ心に余裕がありません。
結婚には大きな幸せもありますが、想定外のことや乗り越えなければならないことも色々起こります。
そうなった時どうなる人なのか。今はそこを見極められる機会かもしれません。
もちろんお相手の職業や居住地によっては、「こういう時だから仕方がない」と許容を広げていただく必要もあるでしょう。
しかし、それでも人は非常時ほど人柄が出ます。このような時だからこそ自分のことだけでなく、相手の気持ちも考えられる人は“素晴らしい人”なのです。
もしそんな人見つかったら、仮に条件から外れていたとしても、逃さない方がいいかもしれませんね。
“条件の在り方”そのものが変わる
今までの婚活では多くの人が「相手の職業は○○がいい」「年収は○○以上」「若くて美人がいい」などといった物理的な条件に囚われていました。
しかしこれからは、“こうであれば安心”と思われていたことが変わってしまう可能性もあります。
今後は外側にある物理的条件よりも、変化に対応する柔軟性の高さや、生活能力があること、他人を思いやれる心があることなどの方がずっと重要になります。
これからは今まで以上に容姿や年齢、職業や年収より、“人柄”や“人間力”が注目されるようになるでしょう。
“家で婚活”だから出来る、お互いを知る方法3選
「オンライン婚活だと、直接会うよりもお互いのことがわからないのでは…」という不安がある人もいるかもしれませんがそんなことはありません。
むしろお互いが家に居るからこそ、外では見えない部分が見えて来るものです。
今回は“家での婚活”だからこそ出来る、相手を知る方法をご提案します。
① “大切にしている物”を見せ合う
それぞれが家にいるということは、家にあるお気に入りや、普段使っている物を見せ合うことが出来ます。
オンラインデートを重ねる中で、“家にある大切にしている物”を見せ合う機会を作るのも、お互いを知る有効な方法です。
何故かというと、“大切にしている物”にはその人の人柄や歴史が刻まれているからです。
例えば男性なら、“学生時代部活で使っていた道具”などということもあるかもしれません。
それによって、その人がクールな印象だったとしても、スポコンに燃えた時代があることを伺い知れます。
女性の場合人によっては、“辛い時話しかけているぬいぐるみ”などということもありそう。
それによって、その人がバリキャリだったとしても、本当は“か弱い女性”の面もあることがわかります。
また、大切な物からは“物を大事にする人かどうか”といったことも見えて来ると思います。
在宅でのオンラインデートは、外のデートでは見えにくい人の内面や歴史を知ることが出来るのです。
② ステイホーム中のライフスタイルを話す
緊急事態宣言中に家でどう過ごしていたかは、結婚後のライフスタイルを知る一つの手掛かりになります。
朝型か夜型か、規則正しい生活の人か、自炊をする人か、家族と同居でも手伝うタイプか、などといったことから、「この人と結婚したらどんな生活になるのか」を推察することが出来ます。
「朝はジョギング」「夜遅くまでゲーム」などということからも、普段の生活スタイルを伺い知れますよね。
良し悪しを判断するというより、「自分と合うかどうか」のバロメーターになるはずです。
もちろん「今はそうでも結婚したら変わる」という人もいます。今だけですべて決めつけることは出来ません。
されど、その人固有の習慣を伺い知ることは、相性を考える上での目安となるでしょう。
③ 普段家でしていることを話す
在宅オンラインデートは、お互いの“生活感”がそれとなくわかります。
例えばデートが“オンライン飲み会”になることもあるかもしれません。すると普段口にしている飲み物や食べ物の話題になりやすし、相手が料理する人かどうかもわかりやすい。
料理が得意な人にとっては、腕をチラ見せするチャンスかもしれませんね。
「お休みの日はどうされてるんですか?」と聞くだけで、普段のその人が見えて来ます。
「料理はしなさそうだけど、掃除好きなんだな…」「よっぽど車いじりが好きなのね…」「ペットが好きなんだな…」など生活に則したことがわかります。
本来、お互いを家に招くのは「かなり交際が進んでから」というのがセオリー。しかし在宅オンラインデートであれば、外でデートをする前から“普段の顔”に触れることが可能です。
結婚にはよそ行きの顔を見せ合うより、こういったこと方がずっと重要なのではないでしょうか。
如何でしたか?
これからは、新しい時代を見据えた“相手選び”が必要となりそうですね。
オンラインでの婚活も、決して今だけとは思えません。
今まで「デートのお店を探すのが苦手」「デートにお金がかかり過ぎて大変だった」「外出には靴やバックも必要だから選ぶのが大変だった」という方にはむしろ朗報。
「結婚相手はもっと現実的に選びたい」と思っている方にはぴったりの方法なのです。
もしかすると将来は、オンラインでのお見合いやデートの方が一般的になるかもしれませんね。
■ 一気に緩めちゃダメ!もう一度確認したい新型コロナ対策
緊急事態宣言が解除されても、気を緩めてしまうと今までの努力がだいなしに!一日も早い終息を願い、今一度一人一人が気を付けることを確認しましょう。
① マスク着用
マスク着用は引き続き必要です。一人一人の着用が多くの命を救う。「いつまで?」と思わず当面エチケットの常識にしてしまいしょう。
② 三密を避ける
密閉・密集・密接となる場所に出かけるのを控えましょう。仕事や生活に関わる買い物以外は出来るだけステイホームを楽しんで。
③ 手洗い・手指の消毒・うがいの徹底
これも引き続き徹底が必要です。新型コロナウィルスだけでなく他の感染症も防ぎますから習慣化してしまうのが一番です。
④ 他県への移動は慎重に
今後他県との往来が解禁となってからも、仕事以外はやはり慎重に考えたいものです。いつか大手を振って旅行に行ける日が必ず来ます。それまでは世の中の感染状況を見ながら…という意識が必要ではないでしょうか。
婚活中の方は晴れてお出かけデートがしたいですよね。一日も早くその日を迎えるためにも、今を慎重に乗り越えたいですね!