結婚したくて婚活してるのに、何度お見合い~交際をしても相手が決まらない方がいらっしゃいます。
あなたは如何ですか?
「自分には運命の人などいないのではないか…」
そんな風に悩み始めたら危険信号…!
その前に、そう思うのは早すぎるのではないでしょうか。
何故なら、婚活の仕方を見直せばいいだけなのかもしれないのですから。
婚活で成婚した方の中には、たった一つ何かをやめただけで、結婚に恵まれた方が数多くいらっしゃいます。
そこで今回は“しあわせ研究家”の筆者が、一度は暗礁に乗り上げながらも、無事結婚に行きついた方が“やめたこと”、“手放したこと”をご紹介します。
第二回目は“男性編”。気になる方はぜひご参考になさって下さいね。
「婚活成功者」が手放したこと【男性編】
① “称賛される結婚”を追い求めるのをやめた
男性の中には「他人に自慢できる妻と結婚したい!」と躍起になってしまう方もいらっしゃいます。
若くて容姿端麗、性格もよく、学歴も人に自慢できるものを持っている女性を…と、お相手に対する条件の足し算をどんどんしてしまいます。
その結果、何人お見合いしてもなかなか相手が定まりません。
それは、一人と心が通うかどうかを確かめる前に「もっといい人がいるかも…」と別の女性に目移りしてしまうからです。
このような男性は、とても重要なことを見落としておられます。
それは、“幸せの本質とは何か”を真剣に考えていただくことです。
そもそも幸せとは、他人に称賛されるかどうかではありません。他人からの称賛など、瞬間的に満足する砂の城のようなもの。
それよりも、“ちゃんと心が通う女性”と結婚し、他人からは見えない部分、すなわち“夫婦の信頼関係”を確実に築いて行くことの方がずっと大切なのです。
実際に、“称賛される結婚”を追い求めるのを辞めると「肩の荷が降りた」と感じる男性も多いようです。
その背景には「周りの期待に応えなければ!」という心の縛りがあるのかもしれません。
② 女性の年齢にこだわり過ぎるのをやめた
「子供が欲しいから結婚したい」と思っている男性は、とかく女性の若さにこだわりがち。
それ故男性によっては、自分より一回り以上若い女性ばかりにアプローチしてしまう方もいます。
しかしその多くは、お見合い自体が成り立たたず、婚活が迷宮入りしてしまう場合もあります。
まず、認識として必要なのは、女性が求める年齢差は5歳程度までが一般的だということです。余程男性側の条件が良くても7~8歳が限度と考えた方がいいでしょう。
その前に、よく男性が勘違いするのは「女性が若くなければ子供が授からない」と思ってしまうこと。
実際には、健康体であれば30代後半でも充分妊娠が可能ですし、40代でも可能性な女性もいます。
また、妊娠するかどうかは女性だけの問題でなく、男性の年齢によっても難しくなる場合があります。
ですので子供を望む女性が「出来るだけ歳の近い男性を」と希望するのは仕方がないのです。
年齢を経た男性が、あまり子供に固執してしまうと相手が見つからなくなってしまう。
そうなってしまう背景には「どうしても子孫を残したい」というお気持ちがあるのでしょうが、それだけならもっと早くご結婚していてもよかったはず。
もしかすると「歳をとった親に孫の顔を見せなければ…」という責任を感じていらっしゃるのかもしれません。
しかし結婚の本質とは、子供を作るかどうかの前に、“良きパートナー”を得ることにあります。
夫婦仲さえ良ければ、子供がいなくても幸せなカップルも多いです。
それは、子供にお金がかからない分、生活や趣味を充実させることが出来るからだと思います。
そして何より一人より二人の方が寂しくありません。支え合うパートナーの存在はかけがえのないものです。
「孫を見せて親孝行したい」という気持ちは山々でも、そこにこだわるあまり、孤独になっては何もなりません。
実際に「女性の年齢に固執せず、自分に合う人を探そう」と切り替えた男性は、結婚出来る確率がグンと高まります。
「子供は運次第」と柔軟に考えられた男性の方が、結果、幸せを手にしていることをぜひお伝えしたいと思います。
③ 美人だけにこだわるのをやめた
「男性は女性を見た目で好きになる」という言葉もあるほど、男性にとって女性の容姿は重要度が高いのだと思います。
だからといって「美人でなければ嫌だ」と見た目だけに固執してしまうと、お見合いそのものが成り立たなくなる可能性もあります。
何故なら、美人にはお見合いを申し込むライバルが多く、競争率が高いからです。また、美人であるほど男性を選べる立場にあるため、高い理想を求める傾向があるからです。
しかし本来女性の魅力は、プロフィール写真だけでは計り知れないものだと思います。
写真では普通でも、笑顔や雰囲気によって可愛いらしく見える女性もいますし「会ったらとてもステキな女性だった」というケースはいくらでもあるものです。
それに、男性が結婚して幸せになれるのは、プライドの高い美人より、性格の良さで可愛らしく見える女性の方ではないでしょうか。
そういった意味でも、プロフィール写真だけですべてを判断するのは、残念なことだと言えるでしょう。
実際に「美人だけに囚われず、とにかく色々な女性と会ってみよう」と考える柔軟な男性の方が、結果的に“本当に器量良しの女性”と結婚出来ていると思います。
「美人は3日で飽きる」という言葉もありますよね。造形だけが美しくても長く愛情を育むのは難しいということです。
しかし、優しさや思いやりといった人柄は一生の宝。そして歳をとる程、人柄が顔に出て来ることだけは間違いありません。
④ 「お断り」に傷つき過ぎるのをやめた
一般的に“男性はプライドが高い”と言いますが、それがかなり極端な方もいます。
そのような方は、女性からお見合いや交際をお断りされると傷つき過ぎて、前に進めなくなってしまうのです。
中にはお断りを「全否定された!」「軽んじられた!」と、とても大げさに捉えてしまう方もいます。
しかし、それでは短期間でくじけてしまうので、いつか出逢うはずの“運命の女性”にたどり着くことが出来ません。
婚活では、すべての男女が大勢の中からたった一人のパートナーを探しています。その一人にたどり着くまでは、断ることも、断られることもあるのが普通です。
細かいことで言えば、女性は男性の清潔感もチェックしています。人柄はすごくタイプだったけれども、清潔感が・・・。というケースも過去にありました。
また結婚は恋愛と違い、“好きになるか”だけでは決められず、条件やニーズが合うことも重要。「いい人なんだけど、ニーズが合わないので難しい」といった例など、いくらでもあるでしょう。
ですので、お断わりされたとしても否定や軽んじられたわけではなく「求めるニーズが合わなかっただけ」と解釈した方が健全です。
婚活成功の鍵は、“お断り”をいかに冷静に捉えるかにかかっているといっても過言ではありません。落ち込み過ぎずに「求めるものが違ったのだな」と受け流すぐらいでちょうどいいのです。
もし、何かを学んで次に生かすことが出来たなら、それこそ最高の対処法と言えるでしょう。
みんな唯一の人と出逢うまでは、断られることも、断ることも経験します。どんな方も同じです。
乗り越える度自分を成長させて、相応しい相手にたどり着くのが、幸せに到達する大いなる道のり。
そして、逞しく歩み続けた方には、まるでギフトのように“唯一の女性”との出逢いが待っているのです。
⑤ 「前のめり」と「早とちり」をやめた
男性の中には、好みの女性とお見合いをすると、一方的に結婚の話を進めようとしてしまう方もいます。
まだお互いをよく知らないのに「結婚したらこうして欲しい」などと、あれこれ具体的な欲求を伝えてしまうのです。
更に、とまどう女性の不安に気付くことすらできないと、だいたいが交際をお断りされてしまいます。
また男性の中には、一方的に話をした後で「彼女は俺の話を聞いてくれた!だから好意があるに違いない」と早とちりしてしまう方もいます。
しかし実際は「自分のことばかりで、私の話は聞いてくれなかった」と不満を感じる女性が殆ど。
女性が“苦笑い”などのサインを送っても、全く気付かない男性もいるようです。
カップルを成立させるには、まずはお互いを知るための“会話のキャッチボール”をしなければなりません。
つい自分の話ばかりしてしまう男性は、一つ話したら女性に質問する、先に女性の話を聞いてから自分も話すなど、ご自分なりのセオリーを設けるといいかもしれません。
結婚話は、何度もデートを繰り返し、互いの信頼関係が出来てからです。少なくとも、女性が結婚に前向きになっていることを確認してからでないと通りません。
はやる気持ちがあっても焦らず「女性の気持ちに寄り添う努力をしよう」と意識を切り替えた男性は、念願の“カップルを成立”を果たされていらっしゃいます。
遠回りのように見えて、実は女性の心を掴む近道と言えるでしょう。
“思い込み”を手放し、女性の気持ちを確認する習慣を
婚活がうまくいかない男性の中には、“女性の気持ちを確認する習慣がない方”が多いと筆者は感じています。
結婚は女性の意思があってこそ成り立つのですから、ご自分の思い込みだけで物事を進めようとしても、やはり難しいものがあります。
また、恋愛経験者の過去経験からの“思い込み”も危険です。女性といってもそれぞれに違うので、今、目の前の女性の気持ちを聞かないことにはうまく行きません。
これらを解決するには、一人一人の女性の表情をもっと気にしていただき、その都度、希望や意思を確認する習慣を身に付けていただくことだと思います。
目の前にいる女性の意思を尊重し、気持ちに合わせた対応が出来れば、貴方の好感度は必ずや高くなるでしょう。
男性によってはおっくうに感じる方もいるかもしれませんが、“結婚という幸せ”を手に入れるためには必要なことだと思います。
また、結婚相談所には女性の扱い方や会話を学ぶ講座もありますので、気になる方は一度勉強していただくのもお勧めです。
■ 会話が弾む、女性ウケする話題とは
婚活中の男性の中には「どんな話題に女性が乗って来てくれるのかわからない…」という方もいるかもしれません。そこで今回は、女性がついて来やすい会話のテーマについてご紹介します。
① スイーツの話題
やはり女性は甘いものが好きな人が多いです。はやりのスイーツの話や、コンビニスイーツの話、秋のスイーツの話などは多くの女性が話しやすいテーマでしょう。中には飲兵衛で辛党の女性もいるかもしれませんが、その辺は臨機応変に。
② グルメの話題
美味しいものを食べることが好きな女性も多いので、ぜひ話題に出して見ましょう。洋食・和食・中華などどんな食事が好みなのかを知ることで、次のデートスポットのヒントにも繋がります。
③ 旅行の話題
旅行好きな女性も多いですよね。キャリアのある女性ほどそうかもしれません。まずは国内旅行の話題から切り出してみては如何でしょうか。
好きな旅先からはその女性の人となりがわかります。京都が好きなら歴史や伝統に関心があるのだと思えばいいし、山や海が好きなら自然に共鳴する人だと思えます。自分が知らない旅先に関しては、ぜひ「行ってみたいですね!」というスタンスを忘れずに話しましょう。
④ 女性の趣味に関心を示す話題
どんな人も、相手が自分の趣味に関心を示してくれたら嬉しいものです。ぜひ女性の趣味に関心を示す話題を出しましょう。「どんなところが好きなんですか?」「おススメはありますか?」などと興味深く聞くと好感度が高まります。