【知っておきたい女性の心理】婚活で女性が引いてしまう男性の行動とは?

今年はコロナ禍にもかかわらず空前の婚活ブームとなりました。この流れは来年も続きそうです。

やはり有事の時ほど、人は寄り添えるパートナーが必要になるのでしょう。

「今こそ伴侶が欲しい!」と心勇んで婚活を始めた方もおられると思いますが、一方的な思い込みで空振りになっては大変。

婚活成功のためには、まず、“異性の本音”を知っておく必要があります。特に“異性が何を嫌がるのか”は知識としておさえておいた方がいいでしょう。

そうでないと、気付かぬうちにミスをしてしまい、ご縁を逃してしまう可能性もあるからです。

そこで第一回目は男性向けに、お見合いや交際の“お断り”の原因に繋がりやすい、“女性が引いてしまう男性の行動”をご紹介します。

婚活を始めたばかりの方は、「そうだったのか!」と驚いてしまうこともあるかもしれません。

婚活がベテランの方は、すでにご存じのことかもしれませんが、それでもついやってしまう方もいるかもしれません。

女性に引かれて大切なプライドが傷つくことのないよう、この機会にぜひ、ご自分に置き換えて確認・見直しをしていただくことをお勧めします。

婚活で女性が引いてしまう“男性の行動”10パターン

① 自分より大幅に若い女性に“お見合い”を申し込む

男性の中には、“女性は若ければ若いほど良い”と思っておられる方もいますよね。

そのため、ご自分より大幅に若い女性、例えば40代の男性が20代女性にお見合いを申し込むといった行動を繰り返す方もいます。

しかし多くの女性は、その行動に驚いて引いてしまいます。思ってもみないほど年齢差のある男性からのアプローチに、恐さすら感じてしまう女性もいます。

何故なら一般的な女性がイメージ出来る恋愛・結婚相手の男性の年齢は、年上であっても5歳程度だからです。

芸能ニュースを見ていると、俳優や芸人さんが一回り以上年下の美女と結婚するケースが目につきますが、それは芸能界が特殊な世界であることに加え、知名度や財力、ずば抜けた話術やエスコート力があってこそのこと。

有名人の年の差婚はあくまで特別なケース。一般社会で成り立つのは稀なことです。

特に婚活においては、男性があまり女性の若さにこだわってしまうと、お見合いが成立しない可能性があるため注意が必要です。

② “清潔感のない身なり”でお見合いやデートに来る

“女性が結婚したい男性”のランキング上位に必ず登場するのが、“清潔感のある人”といった理想です。

最近は顔がイケメンかどうか以上に、“身だしなみが清潔で小奇麗なこと”の方が、女性には重視されているかもしれません。

ですので、もし男性がお見合いやデートの場に、部屋着のようなヨレヨレの服や、ボサボサの髪、脂ぎった顔やだらしなく伸びた髭で登場したら、それだけで女性は引いてしまいます。

異性に会うために身なりを整えるのは、女性にとっては最低限のマナーなのです。だから男性にもマナーを求めます。ぜひ男性もデートの日は、きれい目な服装と身なりで出かけるようにして下さい。

③ 一方的に自分のことばかり話す

お見合いやデートの場で、永遠と自分のことばかりを話す男性に対し、内心女性は引いてしまいます。

何故なら女性が望んでいるのは、男性の話を一方的に聞かされることではなく、“会話のキャッチボール”だからです。

自分が気持ち良く話せたからと満足してしまう男性もいるようですが、それだと女性は「私のことは聞いてくれない」「会話が弾まなかった」「つまらない」と感じてしまうのです。

やはり女性の話も聞いてあげないことには、二人で盛り上がることにはなりません。

仕事のこと、趣味のこと、興味があること、好きな食べ物、休みの日の過ごし方など、女性にも質問して話を聞いてあげましょう。

そうでないと「この人、私に関心がないのだわ」と思われてしまい、不満がお断りに繋がる可能性があります。

④ 婚活の状況を根掘り葉掘り聞く

たまに、お見合いや交際相手の女性に「どうして婚活を始めたの?」「何人とお見合いしたの?」「今まで何人断ったの?」などと質問し、婚活状況を聞き出そうとする男性がいます。

しかし、そのような質問を男性からされると、殆どの女性は「なんて失礼なことを聞くのかしら」と引いてしてしまいます。

女性が答えにくいことをわざわざ聞く男性は、「デリカシーがない」と受け取られ、女性に交際を続けたいとは思ってもらえません。

婚活のマナーとして、“婚活状況を根掘り葉掘り聞くのはタブー”と心得ておいた方がいいでしょう。

⑤ 結婚を一方的に進めようとする

好みのタイプの女性とお見合いすると、「早く俺のものにしなければ!」と焦ってしまう男性もいます。

お気持ちはわかるのですが、あまり“前のめり”になるのは逆効果でしかありません。

女性の気持ちがついていかないうちから、男性が一方的に結婚話を進めようとしてしまうと、大概女性が恐くなって引いてしまい、お断りとなってしまうことが多いです。

この事例から男性に知っていただきたいのは、“婚活している女性の多くは、お見合いしたとしても結婚に慎重だ”ということです。

まず、男性として好きになれそうか、価値観が合うかどうか、この人となら幸せな結婚生活が送れそうか…一つ一つを自分の心で確認しないことには、結婚の意思には至りません。

それは、結婚が女性の運命を大きく左右してしまうことを知っているからです。

まず女性は、結婚で名前が変わります。これだけでも大きな変化です。住む地域も変わるかもしれません。子供を産むのだって命がけなのです。

だから女性は、結婚に慎重にならざるを得ないのです。

もし貴方が、お見合いで好みの女性に出逢えたなら、結婚を焦る前にぜひしていただきたいことがあります。

それは具体的な結婚話を出す前に、自分を好きになってもらえるよう努力していただくことです。

そのためには、楽しいデートを重ね(ステキな場所やお店に連れて行きましょう)、楽しく会話のキャッチボールを重ねて(女性の話もよく聞きましょう)

自分と一緒にいたらいかに幸せになれるかを、女性にアピールすることが大切です。

⑥ デートのお店をケチる

飲食にお金をかけることに関心のない男性がしてしまいがちなのが、デートのお店をケチってしまうこと。

しかしこれが、女性からの“交際お断り”の原因になってしまうことがよくあります。

実は男性から格安の店にばかり連れて行かれると、女性は恋をするどころか気持ちが冷めてしまいます。

※ 普段は堅実で、贅沢を望まないような女性であってもです。

反対にどんな女性も、デートで連れて行かれるお店がステキだと「私を大切に思ってくれている」と感じて嬉しくなります。

女性が恋をするためには、“雰囲気の良いお店で食事をする”といった、ロマンティックなシュチュエーションや特別感が必要なのです。

男性もお金がかかって大変と思いますが、女性を結婚する気にさせたいのであれば、やはり最低限の見栄は張る必要があると思います。

⑦ 自分のことしか考えない行動

女性が疲れているのに夜遅くまで連れまわす、女性を無視してスタスタ先に行ってしまう、食事中スマホばかりを見る、危ない場所で車から降ろす、来るなり不機嫌で無口になる、ラインの返事を何日も返さない…

そのように男性側に、女性の気持ちを考えない行動が多いと、たいがいの女性は嫌になって引いてしまいます。

男性の中には、一人が長いがゆえに“女性の気持ちを汲んで行動すること”に慣れていない男性もいると思います。

しかし結婚したいのであれば、やはり意識してでも“女性への気遣い”に慣れていただくしかありません。

「女性に合わせるなんてめんどくさい」と我を貫いては、女性だって貴方を愛しようがないのです。

結婚は、男女お互いの思いやりがあってこそ成り立つもの。婚活成功のためには、女性の気持ちに少しでも歩み寄っていただくことが必要だと思います。

⑧ “上から目線発言”や、“女性軽視の発言”

今どき…、と言いたいところですが、未だに男尊女卑、女性軽視の男性も世の中にはいらっしゃいます。

そのような男性は、発言のあちらこちらに女性軽視の考え方がにじみ出ています。

例えば「女は子供を産んで、家事をして、親の面倒をみてくれさえすればいい」といった発言も、今の時代は女性軽視と言えるでしょう。

最近は、男性と同様に大切に育てられた女性が多いため、男性から“上から目線”と思える発言があると、モラハラを危惧して引いてしまう人が多いです。

まして父親に母親に対する男尊女卑傾向がある場合は、「自分はそのような男性とは結婚しない」と頑なに思っていることが多いです。

世界はすでに男女平等どころかジェンダーレスの時代。日本においても若い世代であるほど、女性が平等に扱われることに慣れています。

そのため、男尊女卑傾向の強い男性は考え方を更新していただくか、発言に充分注意をしていただく必要があると思います。

⑨ “ネガティブ発言”や、“卑屈な発言”

婚活がなかなかうまく行かないと、発言がどんどん卑屈にネガティブになってしまう男性もいます。

それがお見合いの場や、交際中の女性の前でも出るようになてしまったら要注意。

「どうせ俺はモテない」「どうせ女性は年収で選ぶから」などという言葉を聞いたら、女性は嫌な気持ちになり引いてしまうでしょう。

それはどんな女性であっても、ネガティブ発言の多い男性とは明るく楽しい未来を描けないからです。

「最近、俺らしくないな…」と思う方は、ぜひ気分転換するなど心をリフレッシュして自信を取り戻しましょう。

前向きな貴方に戻ってこそ、“貴方に魅力を感じてくれる女性”を引き寄せられるというものです。

⑩ 絶対タブー!“セクハラ発言”

もし貴方が婚活中にもかかわらず、女性を性的な対象としか見ていなかったら本当に要注意!

少なくとも交際中に女性のバストサイズを聞いたり、エロネタを話すのは絶対にタブーです。

それまで交際がうまく行っていたとしても一瞬で台無しに。女性から間違いなくドン引きされ、「セクハラされた」と訴えられても仕方がないと思います。

どんな女性も、“女性を大切にしてくれる男性”と結婚したいと思っています。

女性を大切に出来る男性とは、身体というより、人柄や心を見て女性を好きになってくれる男性です。

「そんなこと言われても男だから仕方がない」と思う方もいるかもしれませんが、そこにはさすがに自制心が必要ではないでしょうか。

セクハラされて嬉しい女性など婚活市場には皆無です。まして本気で結婚したいなら、“絶対いない”と思った方がいいでしょう。

結婚したいなら、女性の声に耳を傾けて

婚活中の男性の中には女性のことがわかっておられないにも関わらず、「俺はわかっている!」とばかりに女性の声に耳を傾けようとしない方もいます。

そのような男性には、女性コンシェルジュのアドバイスもなかなか耳に入りません。

でも、これだけは言えますが、女性が嫌がることを認識していただかない限り、女性の心を掴むことは難しいと思います。

順調にパートナーが見つかる男性の多くは「女性が嫌がることはしない、喜ぶことをしてあげたい」という“サービス精神”と“歩み寄りの心”がある人。それだけは間違いありません。

女性を理解することこそが、婚活成功への近道

何故ここまで“婚活で女性が嫌がること”や、“嫌がる理由”を解説させていただくかといいますと、それは一重に、“男性の大切なプライドを守るため”です。

女性の本音を知らないばかりに思い込みで突っ走り、その結果、女性に引かれてしまったら男性の心は傷つくでしょう。

それを繰り返すことで婚活にメゲてしまったら、それこそ念願だった結婚が叶いません。

実はめんどうなようで、女性を正しく理解していただくのは“幸せな結婚への近道”、“成功への最短距離”です。

もちろんそれは逆も言えるので、次回は女性向けに男性の気持ちを書かせていただこうと思っています。

男女がお互い歩み寄り、許容力を発揮していただくことが、多くの幸せカップルを誕生させると筆者は信じてやみません。

ABOUTこの記事をかいた人

珠艶(じゅえん)1963年生まれ。 しあわせ研究家・ヒーラー・占星術師・美容整体師。ヒーリング・ホロスコープ・ライフコンサル・美容整体などを通じ、多くのクライアントを結婚・適職など“しあわせな人生”に導いている仙台のサロン「レボルシオン」のカリスマセラピスト。特に結婚相談は、過去5,000人以上の実績がある。 【著書】「女整体師が教える快感のスイッチ」メディアファクトリー