こんにちは、皆さま初めまして。
今回からハッピーサイト“しあわせ婚活研究所”のライターに加わりました、上級心理カウンセラーの大智(だいち)と申します。
僕は日々、心理カウンセラーとして男女を問わず様々な人生相談をお受けしています。
ご相談内容は多岐にわたりますが、恋愛・婚活・結婚・夫婦関係に関するご相談も多く、最近は、結婚相談所経由での30代後半~40代男性のご相談も増えています。
その背景には、最近の婚活事情に明るく、かつニュートラルな姿勢でご相談をお受けする“男性カウンセラー”が少ないことと、コロナ禍で「家族が欲しい」と思うようになった男性が増えたことなどの理由があると思います。
男性にはプライドがありますから、プライベートなこと、特に男女関係に関しては信頼できる人にしか相談できないものですよね。
その代わり、安心出来る場所で、うまく行かないところを現実的に解決していくことで、どの方にも幸せへの道が開かれます。
そして幸せを掴んだ方は、かつてないほどの自信に満ち溢れ、頼りがいがあってカッコ良い”いい男”になられるのです。
そこで今回は僕が関わらせていただいた多くの方々の中から、婚活に成功されたアラフォー男性3名の体験談をご紹介してみたいと思います。
※ プライバシーをお守りするため、お名前・職業・その他をアレンジしています。
婚活中の方、これから婚活をお考えの方はぜひ参考になさってみて下さい。
「結婚したいけどなかなか出逢いがない」という方も、年齢に関わらずお読みになっていただければ幸いです。
『交際経験がなくても大丈夫。自然体でいられる女性と結ばれました』
Sさん(39歳)の場合
建設会社に勤めるSさんは35歳を過ぎた頃から「そろそろ結婚しなければ」と思っていたそうです。
しかし男性ばかりの職場で出逢いの可能性もなく、婚活するかどうかを何年も悩んでいたとのこと。
その理由は女性に対する自信の無さでした。ちゃんとした交際経験がないため、女性とうまく付き合えるかどうかに不安があったそうです。
そこで、コンシェルジュやカウンセラーなどのサポート体制が整っている結婚相談所を選び、婚活を始めることにしました。
Sさんのいい所は、恋愛経験がないからこそ、真面目に女性心理を学ぼうとしたことです。
お見合いの度、交際の度に、会話の仕方やラインの送り方など、“女性がどうすれば喜ぶか”を担当コンシェルジュに相談していました。
僕の所にも一度相談にいらしたことがあります。その時「こんなに色々質問してお恥ずかしいのですが」とおっしゃったので、僕はこう答えました。
「そんなことはありません。よくわからないことを不安に思うのは自然なことです。しかも、男女のことはお互いにわからないことだらけです。わかったフリをするよりも、素直に学ぼうとする方が僕はとても素晴らしいことだと思います。Sさんの真摯な学びの姿勢が必ず成功に繋がりますよ。」
そして、Sさんが女性にだんだんと慣れて来たころ、“運命の女性”との出逢いがありました。
お相手の女性は3歳年下でSさんの好みのタイプ。控えめな性格で、後でわかったことですが、男性との交際経験がありませんでした。
「彼女とは共通の趣味がありまして…。あと、気遣いの出来る優しい女性だと思いました。お互い交際には慣れていませんでしたが、自分を隠さずにいられたので、一緒にいてラクだと感じましたね」
交際中、コロナ禍で一か月ほど会えない時期もありましたが、オンラインデートを重ね、互いの思いを募らせていったようです。
そしてある日、Sさんはある大切なことに気付きました。
「二人とも奥手で会話が続かなくなることもあるのですが、沈黙があっても全然気にならないんです。後から聞いたら彼女もそう思っていたようです。普通は気まずくなると思うのですが、不思議だな、と思っていました」
お互い無理しなくていいということは、結婚してもうまくいくのではないか、とSさんは思ったそうです。
「うまく話題が続かない時も、必ず“早く会いたいですね”と声を掛け合いました。会いたくても会えない時期があったことが、かえって結婚を早めてくれたかもしれません」
その後Sさんは、交際3ヵ月でプロポーズし、見事結婚が決まりました。
「僕のような未経験者が短期間にここまでこれたのは、周りの方々のお陰です。初めは相談することに抵抗があって、アドバイスをもらうなんてカッコ悪いと思ったこともありますが、そんな気持ちに負けなくてよかったです。お陰でステキな女性と結婚が決まってとても嬉しいです」
無理に頑張らなくても、自然体で寄り添える女性。そんな女性との出逢いがSさんの人生を大きく変えたのです。そんなお二人ならきっとうまくいくし、幸せになれるでしょう。
今、Sさんは男としての自信に満ち溢れています。同じ男である僕から見ても、とても凛々しくなられたと思います。
『婚活の偏見を捨ててよかった!今までで最高の女性と出逢えました』
Tさん(43歳)の場合
製薬会社に勤めるTさんは充分年収もあり、出世コースに乗っている男性です。
恋愛も若い頃からそれなりにして来たそうですが、30代のうちは結婚を意識することがなかったのだそうです。
「まだ自由でいたいという気持ちが強かったですね。でも40を過ぎたら子供が欲しいと思うようになりまして」
しかしTさんは、今まで婚活には強い偏見を持っていたそうです。
「それなりにモテたと思うので、婚活なんてカッコ悪い、自分がするものではないと思っていました。でも、コロナ禍で女性を食事に誘うことも難しくなり、これは当分恋愛しようにも出来ないな、と」
どうせ婚活するなら理想的な女性と出逢える方法を、と思ったTさんは、信頼できる結婚相談所で婚活をすることにしました。
「最初はお見合いのシステムに戸惑いましたが、すぐに慣れました。意外だったのは、かなりきれいな女性が多くてレベルが高かったこと。これは期待できると思いましたね」
しかし、そんな強気のTさんにも弱点がありました。
「最初、女性からお見合いを断わられた時はさすがにショックを受けましたよ。40男が20代の女性ばかりに申し込んでいたので仕方がないのですが。」
しかし、コンシェルジュのアドバイスをヒントに考え方を変えたそうです。
「“そうか、恋愛じゃなくて結婚なんだ”と思い直したんです。好き嫌いの前に相手にだって条件があるのだと。だったら条件に合いそうな30代の女性に目を向けてみようと。そしたら情勢ががらりと変わりました」
もう一つ、Tさんはこんなことにも気づかれたそうです。
「30代の女性と2~3人お見合いしてみてわかったのですが、結婚相談所には“結婚向きな女性”が多いですよね。僕とは合わなかったけれど、みんなそれぞれいい奥さんになりそうでした。今は結婚したい人は婚活する時代なんですね」
そしてTさんは“運命の女性”と出逢います。お相手は7歳年下の女性でした。
「彼女とは担当コンシェルジュの勧めで見合いをしました。プロフィールでは少し堅そうな印象でしたが、会ってみたらとても可愛い、癒し系の女性でした。会った瞬間僕の一目惚れです」
二人は順調に交際し、真剣交際へと進みます。
「恋愛では出逢えなかったタイプの女性です。とにかく家庭的で堅実な考え方をするんです。今まで恋愛した女性は皆、僕にどこか贅沢させてもらうことを期待していたと思うのですが、彼女はそうじゃなく、僕という人間を真っ直ぐに見てくれた。そんな女性と出逢えたのは初めてです」
そして、Tさんに結婚を決意させたエピソードを教えてくれました。
「“コロナでなかなかレストランに連れて行ってあげられないね”と言ったら、彼女がお弁当を作って公園デートに誘ってくれたんです。それがホッとできる味で美味しくて、涙が出そうでした。その時、自分が女性に何を求めていたのかわかった気がしたんです」
そしてお見合いから半年後、Tさんは彼女にプロポーズをしました。
「今では彼女と出逢うために、この歳まで結婚する気にならなかったんだと思えるんです。やっと自分の居場所が見つかった感じがしています」
結婚が決まりTさんはとても穏やかになられた印象でした。男性はいい奥さんを得ると貫禄が出て落ち着きますね。これから益々安心して仕事に打ち込めることでしょう。
『バツイチの僕に、パートナーが新たな希望を与えてくれました』
Mさん(46歳)の場合
Mさんはお父さんから引き継いだ会社を経営する2代目社長。一度結婚経験がありますが10年前に離婚しています。それ以来仕事一筋になり、再婚を考えたこともなかったそうです。
しかし最近、独身のままのMさんを周りが心配するようになりました。
「“このまま一人だと寂しいよ”ってみんなに言われまして。もう結婚はいいと思っていたのですが、コロナ禍で自分のことを考える時間が増えたことがきっかけで、婚活を考えるようになりました」
先代からの自営業という仕事柄、周りも納得する女性を選びたかったMさんは、身元のしっかりした女性と出逢える結婚相談所を選びました。
「でも、やっぱりトラウマがありまして。お見合いして交際になると、また離婚になるんじゃないかという不安が頭をよぎるんです。つい、元妻に似たタイプの女性を選んでいたせいかもしれませんが…」
悩んだMさんは僕のカウンセリングにもいらっしゃいました。初めは別の理由でいらっしゃいましたが、僕を信頼して核心を話してくださったのです。二人でよく話し合い、僕はMさんにこうお伝えしたのです。
「Mさんはもう10年前のMさんではないです。こうしてご自分の課題もよく内観し、様々なことを乗り越え、今は更に素晴らしい男性になられている。だから同じことは起こりません。どうかご自分を信じて下さい」
Mさんはこの先婚活をどう続けてよいのか悩んでおられたそうですが、「もう一度頑張ってみます」と言ってお帰りになりました。
そして“運命の出会い”は、その後間もなくやって来たのです。
43歳の女性からお見合いの申し込みがあり、当初30代女性を希望していたMさんでしたが、担当コンシェルジュから「彼女はステキな女性ですから一度会ってみて下さい」と背中を押されてお見合いすることにしたそうです。
会ってみると女性はとても明るい性格で、親戚筋にお店を営む人が多いとのことで、自営業には理解のある女性でした。共通の話題が次々と出て、初対面から会話が弾んだそうです。
二人は順調に交際に進み、ある日のデート中、Mさんはふと思い立って女性に聞いてみたそうです。
「どうして僕にお見合いを申し込んでくれたの?」
すると女性は笑顔でこう答えたそうです。
「もちろんMさんを“いい人そう”と思ったからだけど、私も役に立てそうだと思ったから。だって何人サラリーマンの男性とお見合いしてもピンと来ないんですもの。私にはやっぱり商売している人の方が合うと思ったの」
Mさんの元妻は家族経営の環境に馴染めず離婚となったのですが、彼女は全く逆の視点を持っていたのです。
「彼女がそう言った瞬間、今までにない希望が見えたんです。この人だったら大丈夫かもしれないと」
そしてMさんはこうもおっしゃいました。
「女性はとても現実的ですね。男はつい見た目やら年齢やらで女性を選んでしまいがちですが、女性は違う。お見合いを申し込む時から、結婚してやって行けそうかどうかを考えてるんですね」
根が明るく朗らかで積極的な女性に、Mさんはどんどん魅かれて行きました。そして二人は真剣交際に進み、ある日こんなエピソードが起こります。
Mさんの会社の社員のミスで休日出勤となり、楽しみにしていたデートがドタキャンになってしまったのです。
ところが、ラインで必死にあやまるMさんに、女性からこんな返事が来たのだそう。
「それって“経営者あるある”だから気にしないで!私は大丈夫だからあんまり怒らないであげてね。落ち着いたら次の約束待ってまーす!」
「彼女となら、何があってもやっていけそうな気がしたんです。そんな女性と出逢えるなんて夢にも思わなかった。婚活してよかったし、諦めなくてよかった。背中を押してくれたスタッフにも感謝です」
その後間もなく、Mさんは彼女にプロポーズをしたそうです。
結婚が決まったMさんは希望に満ち溢れていました。トラウマに悩んでいた時とはまるで別人です。
明るく、精神的にも逞しい女性が奥さんとして支えてくれれば、必ずや激動の時代を乗り越えて行けるに違いありません。
パートナーはかけがえのない宝物。貴方も“運命の女性”を見つけませんか?
3人のアラフォー男性の婚活成功体験談、如何だったでしょうか。
「もう40代だから」と諦める必要などないことを、知っていただきたくてご紹介しました。
「自分の居場所が出来た」と表現した男性もおられる通り、男にとってパートナーは支えであり、味方であり、安心して帰れる場所です。
“結婚はリスク”とおっしゃる方もいますが、僕は全く逆だと思っています。
僕も既婚者の一人ですが、パートナーは男にとって“自信の源”だと思います。
妻がいるからこそ、“大切なものを守れる男になろう”、“男としてもっと大きくなろう”と思うことが出来る。
パートナーは決してお金には変えられない、かえがえのない宝物。大切にすればするほど応えてくれる存在です。
人生を彩り豊かにしてくれて、安らげる場を与えてくれ、より高いモチベーションを与えてくれる。それが男にとってあらゆる支えとなります。
そんな存在が傍らにいることが、どれほど価値のあることか、きっと貴方も結婚すればわかるでしょう。
コロナ禍を期に「パートナーが欲しい」と思われた方もいらっしゃると思いますが、ぜひ一歩前に踏み出して、未来に希望を繋いで下さい。
結婚相談所にはきっと、貴方に相応しい、ステキな女性との出逢いが待っていると思います。
大智(だいち)
上級心理カウンセラー・ヒーラー・整体師
ヒーリングサロン「レボルシオン」代表
筑波大学自然学類にて自然と宇宙の科学的摂理を学び、その後俳優として芸能界デビュー。俳優活動を通じ人間の心理を多角的に学ぶ。心身のバランスと自然の摂理との関係を研究し、東京にて独自のホリスティックケアを行うサロン「レボルシオン」を創設。2011年東日本大震災をきっかけに仙台に移転。心・体・魂を総合的にサポートする専門家として人々を癒し続けている。男性心理にも女性心理にも詳しく、特に結婚・夫婦・家族関係に関する相談には定評がある。
また、山形県・出羽三山神社の羽黒山伏・先達としても修行を続け、次世代の山伏として「心ある生き方」の啓蒙活動も勢力的に行っている。