皆さまこんにちは。上級心理カウンセラーの大智(だいち)と申します。前回より“しあわせ婚活研究所”のライターに加わらせていただきました。
“男性目線での婚活ノウハウ”を中心に、これから結婚したい方に有益な情報をお届けして参りたいと思いますので何卒よろしくお願いいたします。
さて、今回のテーマは“いい奥さんになる女性の選び方”です。
うまくいっている夫婦の男性たちは、奥さんのどこを見て結婚を決めたのでしょうか。
恋愛なら見た目重視でも問題ないでしょうが、結婚となるとやはりそれだけでは不十分です。
何故なら結婚相手は、長く連れ添う“生活のパートナー”だからです。
また、これから変わろうとしている時代を、一緒に生きていけるパートナーとはどんな女性なのでしょうか。
今回は、男性が結婚して幸せになれる相手とはいったいどんな女性なのかを、ご一緒に考えてみたいと思います。
これからの時代に合った“いい奥さん”とは?
これから日本はいよいよ激動の時代を迎え、様々な価値観が変化していくことが考えられます。
そんな時代にパートナーシップを組んで安心な女性とは、どんな女性なのでしょう。
それは、一言でいうと“芯がしっかりした女性”だと思います。
自立した面もあるけれど、相手にも合わせられる柔軟性のある女性。
そんな女性は変化の中でも現実を見据え、時にしなやかに、時に逞しく生きることが出来る。
そして、そういった女性こそが婚活市場に数多くいらっしゃると感じています。
自分を律することが出来てしまうが故に、今までうまく男性に頼ることが出来なかった女性…
僕が知る限りでも沢山いますが、そんな女性こそ奥さんにすると頼りになるでしょう。
そんな女性が貴方にだけ“女性らしさ”や“弱い面”も見せてくれたら……
やはり男としては、放っておけないのではないでしょうか。
“いい奥さん”はココで選ぶ!結婚相手を見極めるポイント
では具体的に、結婚相手を見極めるポイントをいくつかご紹介しましょう。僕の経験も含め、“うまくいっている夫婦”の男性の声を参考にまとめてみました。
一緒にいると楽しい
“一緒にいて楽しい”と思えることは、結婚相手を選ぶ重要なバロメーターです。何故なら、二人の時間が楽しいということは、“明るい家庭が作れる”ということだからです。
“楽しい”と一言でいっても、感じ方は人それぞれ。“会話が盛り上がって楽しい”というケースもありますが、一緒にいると安心する、癒されるというほのぼのした楽しさもあります。
感じ方はそれぞれでも「他の女性とでは得られない喜びがある」という特別感が大切です。
人柄に惚れる面がある
男性はとかく女性を見た目で選びがちですが、やはり結婚で幸せになっていただくには、出来るだけ性格や人柄の方を重要視した方が良いと思います。
人柄は主に、その人の“発言”や“行動”に表れます。
もし、女性の発言や行動に感動を覚えるようなことがあれば、結婚しても幸せを感じられる可能性があるということでしょう。
例として、僕の知人男性が“結婚の決め手”にしたエピソードをいくつかご紹介してみましょう。
「小さなことも“ありがとう”と喜んでくれた」(男として頑張りがいがありそう)
「コロナに負けない、前向きな言葉に感動した」(どんなことも一緒に乗り越えてくれそう)
「何でも美味しそうに食べてくれる」(健康そう・楽しい食卓が囲めそう)
「体調が悪い時、本気で気遣ってくれた」(どんな時も思いやりをかけてくれそう)
「手作りのお弁当がとても美味しかった」(潤いのある生活ができそう)
ヒットするポイントは人それぞれと思いますが、どれも女性の人柄の良さを感じさせるエピソードだと思います。
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“自分にないもの”を持っている
夫婦はまさに二人で一つ。“互いに補い合う関係”と言ってもいいでしょう。
そのため、相性としては“似た者同士”もよいのですが、実は、お互い得意分野が違った方が協力関係が成り立ち、夫婦としてうまくいく場合もあります。
この関係はまさに“結婚ならではのメリット”と言えます。一人では難かしかったことが、パートナーを得ることで可能になるのです。
僕と妻も、得意・不得意の分野がきれいに分かれています。だから苦手とすることはサポートしてらえるし、僕が出来ることはとても感謝してもらえます。
ここで大切なのは、相手の方が出来ることに対しプレッシャーに感じないようにすること。奥さんはあくまで協力者、張り合う相手ではないのです。
この世に完璧な人間などいません。だからこそ、結婚してパートナーシップを組んだり、仕事においてはプロジェクトチームを組んだりしますよね。
例えば個性が違うと、こんな協力が考えられるのではないでしょうか。
貴方があまり社交的でない方なら、社交的な奥さんがいると何かと助かるかもしれません。
着るものに無頓着な方なら、センスの良い奥さんがいれば貴方はもっとカッコよくなれます。
細かいことが気になるタイプの男性は、むしろ大らかな女性を妻にした方が、子育てなどのバランスがとれるかもしれません。
このように互いの個性の掛け算で、様々なことが可能になり、進化します。
場合によってはコンプレックスも解消するでしょう。これぞまさに結婚の妙だと思います。
話し合っていけそう
女性と話し合うことをあまり重視していない男性もいると思いますが…
いい夫婦を作るにはとても大切なことなので、あえて書かせていただきたいと思います。
長年連れ添っても仲の良いご夫婦には、必ずと言っていいほど会話のキャッチボールがあります。
口数が多いことが重要なのではありません。夫婦や家族にとって肝心なことを話し合えていることが大切です。
そして一方が自分を主張するのではなく、相手の考えにも耳を傾け、夫婦ならではの価値観を作って行く。これこそが“おしどり夫婦”への道なのです。
出来れば交際中のやりとりの中で、“彼女と話し合っていけそうかどうか”を確認出来たらいいですね。
見極めポイントは2点あります。
① 自分の好みや希望を伝えてくれること
② 会話の中に配慮があること
女性に話してもらわないことには、男は女性の気持ちがわかりようもありません。また、女性の“言い方次第”で受け入れられるかどうかが決まることも多いです。
そういう意味で、この二つが出来る女性は“男性と話し合っていける女性”だと思います。
ただしここが肝心。男性も“話しやすい人”になっていただく必要があります。「言っても聞いてくれなさそう」と思うと女性は何も言えなくなります。
男性から希望を聞いてあげるなど、女性に言いやすくしてあげることが大切です。
そのためにはまず、女性の話に耳を傾ける勇気を持つこと。これからは、男のプライドを“器の大きさ”で示す時代だと思います。
「守ってあげたい」と思える
男性には「好きな女性を守ってあげたい」という保護本能が秘められていて、それが結婚の決め手になる場合もあります。
しかし最近は、女性が強くなったために「そう言われてもピンと来ない」とおっしゃる男性も多いかもしれません。
でも実は、一見しっかりしていそうに見える女性こそ、内面には、女性ならではの繊細さや“か弱さ”があるものです。
そんな女性ほど内心は「男性に優しくしてもらいたい、頼りたい」という気持ちを抱えていることが多いです。
女性の繊細な面を引き出すには、男性がひるまず、落ち着いて接することです。女性にキャリアがあっても挑んだりせず、優しく紳士的に接してあげるのです。
そうすれば、女性は安心して本来の姿を見せやすくなるでしょう。
「守ってあげたい」という気持ちを駆り立ててくれる女性は、男のやる気とモチベーションを上げてくれます。そんな奥さんがいたら更に仕事を頑張れるようになるでしょう。
因みに、僕が妻と結婚を決意したきっかけは、しっかり者の妻の“弱い面”を見たからです。「この人を守らなければ」と思ったことが大きかったと思います。
「誰かのために頑張りたい」と思えることはとても素晴らしいことです。今も人間的成長の原動力になっていると思います。
価値観が“許容範囲”
「結婚するには“価値観の一致”が重要」という意見もありますが、実際には、違う家庭で育った者同士が全く同じ価値観であることなど滅多にないと思います。
“多少考え方が違っても許容範囲”という程度に、ゆるく考えた方が自然かと。
夫婦は、結婚してから影響し合っていく部分が大きいです。影響し合って歩み寄り、いつしか夫婦だけの価値観が出来上がって行くのです。
夫婦は一日にしてならず。結婚してからが始まりです。二人で話し合いながら長い旅をするのです。
時に迷うことや悩むことがあっても、愛と思いやりで向き合うことが出来れば、軌道修正はいくらでも出来るでしょう。
女性が“いい奥さん”になるかは、男の愛情次第
僕の周りのうまくいっているご夫婦を見ると、旦那さんが奥さんの話をよく聞き、協力しているのがわかります。
コロナになる前から、旦那さんの多くは家事を分担するか、あるいは手伝っていましたので、リモートワークになっても「旦那が家に居るとやっかいだ」などと思われることはありません。
奥さんは皆しっかりしていて堅実なタイプです。旦那さんに対するリスペクトがあり、尽くしているのがわかります。夫の悪口を言う人も少ないです。
つまり、“いい奥さん”になるには素養も必要ですが、もっと大切なのは、結婚後の“夫の愛情”なのだと思います。
どんなに“いい奥さん”の素養がある女性も、夫が大切にしなければ、“いい奥さん”にはなってくれません。
結婚がうまくいくかどうかを結婚前にすべて判断するのは難しい。何故なら“いい夫婦”とは愛情の積み重ねによって育つものだからです。
結婚前から必要以上にリスクヘッジし過ぎずに、まずは幸せへの一歩を踏み出していただくことをお勧めしたいと思います。