いつも「しあわせ婚活研究所」をご覧いただきありがとうございます。
しあわせ研究家・ライターの珠艶(じゅえん)です。
今回は、婚活中の女性や、婚活をお考えになっている女性のために、“結婚すると「いい夫」になる男性の特徴”というテーマを書かせていただきたいと思います。
結婚を考える女性が一番知りたいことだと思いますが、実は、勘違いしている女性がとても多いことでもあります。
特に“恋に恋してしまうタイプの女性”は要注意。あなたも思い当たることがあるかもしれません!
恋愛したい男が“結婚向き”とは限らない!
多くの女性が「恋愛したい」と思える男性に備わっているものとは?
見た目がカッコよくセンスがいいこと、仕事が出来て優秀なこと、女性がドキドキする会話や行動ができること、エスコート上手でステキなお店に連れて行ってくれること、女性にお金を使ってくれること…そんなところが浮かびますが如何でしょう。
「私もそんな男性がいい!」という声が聞こえて来そうです。
でも、これがバッチリ揃っている人がいたとしても、“結婚向きの男性”とは限りません。
どうしてだと思いますか?
これらの魅力は、女性を幸せに出来る“人柄”というより、あくまで“モテるためのスキル”だからです。
つまり、ドキドキさせてくれるからといって一人の女性を生涯大事にするかどうかは別、ということ。
また、高スキルで恋愛テクが豊富ということは、女性経験も豊富。それは今後もその男性が、様々な女性と関係し続ける可能性もあることを意味しています。
“恋すること”を求め過ぎて、幸せを逃す女性たち
婚活する女性の中には「貴女は恋したいだけなの?結婚したいんじゃなかったの?」と聞きたくなるような“男性探し”をしてしまう女性が少なくありません。
そのような女性の多くは、恋愛ドラマや漫画のような「ステキな恋がしたい」と思い過ぎてしまっています。
しかしそれだと、何度お見合いや交際をしても「ピンと来ない」「ドキドキしない」「恋する気持ちが動かない」という理由で相手が見つかりません。
それもそのはず、婚活中の男性の中心層は恋愛向きというより、“結婚向きの男性”の方が多いからです。
婚活市場には、女性ドキドキさせるテクニックが足りないゆえに、恋愛結婚に至らなかった男性たちが沢山います。
でも「恋には不器用だけど、結婚したらいい旦那様になるだろうな…」と思える男性は逆に多い。これを見逃してしまうのは非常にもったいないことです。
実際、“ステキな恋”を求めすぎる女性の中には、それが理由で幸せを逃して来た人がいらっしゃいます。
それは、恋愛テクに過剰反応する反面、冷静に男性の中身を見ることが出来ないからです。
だから、既婚者の不倫相手や、モテる男のセカンドやセフレにされやすいのです。
でも本当は、多くの女性がちゃんと結婚をして、唯一の女性として男性から大切にされ、生涯幸せになりたいと願っているはずです。
“いい夫”になるのは、モテ男よりこんな男性!
では、結婚するといい夫になる“結婚向きの男性”にはどんな特徴があるのでしょうか。彼らに共通するポイントをいくつか取り上げてみましょう。
① “家庭を持つこと”を望んでいる
当たり前かもしれませんが、まずはこれが“結婚向き”と言える大前提です。
男性が「家庭を持ちたい」と思うということは、「責任を負ってでも家族が欲しい」という気持ちがあるということ。
これも男性の素晴らしい才能です。男として、唯一の女性と我が子を責任もって愛そうと覚悟できるのですから。
なので、自らの意志で婚活している男性は、立派に“結婚向き”と言えるでしょう。
世の中には、どんなに仕事が出来てカッコ良くても、結婚する気のない男性もいます。
そんな男性は束縛されることを嫌い自由でいたいのです。女性を愛するというより“自分への愛”が強いのです。
そんな男性とはやはり結婚することは望めません。正式に子供を作ることも難しいでしょう。
もし「結婚したい」と望んでいる女性が「ステキだから」という理由でそんな男性を追いかけているとしたら、後から後悔することになる可能性が充分あります。
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② 真面目で誠実、安心できる
“真面目に仕事をする”というのは勿論ですが、女性にも真面目で誠実であることは、いい夫になるための絶対条件です。
それが一番わかるバロメーターは、忙しくても好きな女性には連絡しようと、努力してくれるかどうかです。
定期的にちゃんと連絡してくれる、当たり前のようですがこういった安心感がとても大切。
やたら音信不通になったり、頻繁に約束をキャンセルするなどあてにならない男性は、貴女のことをさほど好きでない可能性があります。
また、そんな男性の中には「女性を大切にする」という概念が薄く、結婚しても家族を大切に出来ない人もいます。
また、女性が不安を訴えた時に、嘘や言い訳で言いくるめようとする男性も要注意です。
交際中女性に誠実かどうかは、結婚後、夫婦の信頼関係を築いて行けるかどうかに関わります。
特に結婚生活においては、男性の見た目や収入以上に大切になって来ることだと思います。
③ 女性にはちょっと不器用
「えー!」と思うかもしれませんが、これって案外必要な要素。
何故なら“女性に不器用な男性”は「あまり浮気の心配がない」と予測できるからです。
女性にとっていい夫の絶対条件は、“浮気をしない男性”と言っても過言ではありません。
人にもよりますが、昔と違って今は夫が浮気をしたら、多くの妻が我慢をするより離婚を選びます。
女性も仕事をして行く覚悟があれば、理不尽な我慢に耐える必要などないからです。
つまりどんなにステキな男性でも浮気をする男性は、女性を本当には幸せに出来ないということです。
ここで現実を考えてみましょう。
仕事が出来てカッコ良く、エスコートや話術が上手いなど、“女性に器用でモテ要素の高い男性”は、他の女性にもモテる可能性があるということです。
貴女は、それでもどーんと構えて落ち着いていられる自信がありますか?
自信がないなら、夫の帰りが遅い度に不安がよぎり、疑って嫉妬する結婚生活になってしまうかもしれません。
「それはちょっと…」と思うなら、女性に多少不器用なぐらいの男性の方が安心だと思います。
心穏やかに暮らしたい人は、よそ見される不安の少ない、自分だけを見てくれるであろう男性を選ぶことだと思います。
そんな男性に時間をかけて、貴女が喜ぶポイントだけを覚えてもらえばいいのではないでしょうか。
④ 優しく思いやりがある
いい夫になる条件は“優しさと思いやり”があること、これも絶対はずせません!
たまに「男性は冷たいぐらいの方がステキ」という女性もいますが、それは現実が見えていない証拠。
どんなに優秀でカッコいい人でも、“人として冷たい男性”は女性を幸せには出来ません。
何故なら人生は、決していい時ばかりではないから。
貴女が苦しい時、困った時、悩んだ時、夫から放っておかれたり、突き放されたらどう思いますか?
やはり問題が起こった時こそ、優しく寄り添って欲しいですよね。そうでないと何のために結婚したのかわからなくなってしまいます。
それに、思いやりのある人だからこそ、「大切な人が悲しむようなことはしたくない」と思ってくれるのです。思いやりがない人はその逆ですよ。怖いですね。
そう考えただけでも、優しさと思いやりは、結婚に外せない条件であることがわかります。
「優しい男性は面白くない」と感じる人は、それこそ失敗しないとわからないのかもしれませんね。
⑤ 精神的に自立している、自立の必要性を感じている
男性はマザコンが多いとよく言います。そこは女性も、ある程度許容しなければならない点だとは思いますが、問題なのはその度合い。
理不尽なことさえ親の言いなり、というレベルでは結婚生活そのものが脅かされてしまいます。
いい夫になる男性は、親孝行であったとしても、いざという時は妻や子供を一番に考えてくれる男性です。
それには親から精神的に自立しているか、あるいは、自立の必要性を感じていることが大切です。
見極めるバロメーターは二つ。“親を人として冷静に見ていること”、“自分の考えで物事が判断できること”です。
実は、同居か別居かではありません。同居していたとしても、精神的に自立している男性もいます。
反対に別居でも、親が何か言うたび冷静さを失い、言いなりになってしまう男性もいます。
そしてこれは、男性ばかりに求めることではなく、女性にも言えることなのです。
やはり結婚は、親から精神的に自立するようお互いが努力をして行かないと、どこかで問題が生じます。
結婚して夫婦円満を築くためには、精神的な面で、親と“ちょうど良い距離”を作って行く必要があるのです。
そうすることでまずは、夫婦ならではの価値観や、結束が出来上がって行きます。
それがあるからこそ、各世代の家族が笑顔で集まれるようになるのです。
⑥ 女性の意見を尊重してくれる
最近日本人男性には、まだまだ男尊女卑的な価値観のある人が多いことがニュースなどで露呈していますね。
「女性の話を聞かない・聞けない」「女性の意見を尊重しない」というのも、ある意味「男の方が上」と思う価値観の表れだと思います。
でも現代の女性たちは、男性と同様に自我もプライドもあります。
人にもよると思いますが、おそらくそのような男性との結婚生活はストレスフルかと思われます。
自分にそれなりの“自我の強さ”を自覚するなら、やはり“女性の意見を尊重出来る受容性の高い男性”を選んだ方がいいかもしれません。
そこで一つ見直していただきたいのは、女性からよく伺う「グイグイ引っ張ってくれる男性がいい」という理想です。
そう思っている女性は、優しい男性を「物足りない」と感じてしまう傾向があるからです。
でも考えてみて下さい。女性を引っ張るということは「男の方が立場が上」と思うからこそ出来るのです。
実際には、そんな男性とはぶつかってしまう女性も多いはずです。
自我が強いのに「男性に引っ張って欲しい」と思うのは、実は矛盾した理想。思い当たる人はぜひ、「男性から何でもして欲しい」という甘えを手放してみて下さい。
それよりも貴女が「こうしたい」と思うことを尊重してもらえた方が、ずっと自分らしくいられると思います。
例えば自分から連絡したり、デートを提案したりすることにも不満を感じないようにすること、必要だと思いますよ。
結婚するなら「自分らしくいられる人」を
恋愛においては、男性からドキドキさせられて、むしろ自分が制御不能になるぐらいの方が臨場感があるかもしれません。
しかし結婚は違うのです。結婚相手をそのような観点で探してしまうと失敗する可能性があることを、女性の皆さまにぜひ知っていただきたいと思います。
結婚においては、“自分が自分らしく自然体でいられること”の方がずっと重要。何故なら結婚は日々の生活そのものだからです。
特に恋愛体質の方は「あまりドキドキしない」「割と冷静でいられる」ぐらいでちょうどいい。これを「物足りない」と思うのは逆に危険でしょう。
それよりも、“ちゃんと自分のことを話せる”、“相手のことを聞ける”といった落ち着いた関係の方が、結婚するとうまく行く可能性が高いと思います。
何故だと思いますか?
それは、夫婦の長年の絆が恋愛感情よりも、“信愛”(信頼によって生まれる愛)によって築かれるものだからです。
“信愛”の元となるのは、結婚生活の上での小さな感動です。家庭が平和であることや、頑張ってくれることへの感謝だったり、わかってもらえることへの癒しだったり、「美味しいね」と喜び合えることだったりします。
また、夫婦がいつも大切なことを話し合い価値観をすり合わせて、自分達ならではのライフスタイルを作り上げる道でもあります。
だから、気持ちが高揚して相手に振り回されることより、無理せず自然体で生活出来て、素直に気持ちを話せることの方がずっと重要なのです。
“信愛”は、恋愛よりもずっと揺るぎない基盤を作ります。それが“幸せな家庭”と言うもの。おそらくは婚活中の多くの女性が望んでいる結果です。
反対に、恋するあまり自分をコントロールできないような関係では、結果として幸せになれないことが多い。
婚活している女性の中には、恋愛に憧れ過ぎている女性や、恋することに囚われ過ぎている方もいらっしゃいますが、
そういう方ほど「恋愛と結婚は別!」と認識していただいた方が幸せになれるのかもしれません。