そんな日々を送っている社会人の方も多いのではないでしょうか。
皆さん感じられているように、社会人になると学生時代に比べて出会いの数はグッと少なくなりますが、決して「出会いがない」わけではありません。
では、どのようにして出会えば良いのでしょうか?
ここでは、出会うコツや他の社会人はどのようにして出会っているのか、出会いのチャンスを広げる方法などについて紹介いたします。
社会人になると出会いが減るのはなぜ?
リクルートが運営している「ブライダル総研」が行った社会人を対象にした調査によると「出会いがない」と回答した人は50%以上。
つまり、社会人の半数以上の方が「出会いがない」と感じているのが現状です。
社会人になると出会いが減るのは、日々の仕事や生活に忙殺され、活動範囲が狭まっていることが原因として考えられます。
学生時代にサークルや部活、アルバイトなどさまざまなコミュニティに参加するなど活動的だった方は特に「出会いがない」と感じられているのではないでしょうか?
社会人になり、仕事に費やす時間が増えたことでどうしても活動範囲やコミュニティは狭まってしまいがちですが、決して「出会えない」というわけではありません。
社会人が出会いを増やすコツ
社会人は出会いが少ない傾向にありますが、決して出会えないというわけではありません。
出会いを増やすコツは、
- 普段の行動範囲の外へ出る
- 相手を評価するハードルを下げる
- とにかく行動する
の3点です。
それぞれについて詳しく解説していきます。
普段の行動範囲の外へ出る
出会いがないと感じている社会人の方は、まず普段の行動範囲の外へ出てみましょう。
いつもとは違う場所へ買い物に行ったり、ご飯を食べに行くことで新しい出会いが期待できます。
場所だけではなく、いつも素通りしてしまっているお店や、断っている誘いに乗ってみるのもおすすめです。
とにかく「普段とは違うこと」を意識してみてください。
相手を評価するハードルを下げる
評価基準を少し下げてみるのも出会いを増やすコツの1つです。
相手を高いハードルで評価してしまい、知らず知らずのうちに「出会い」にカウントしていないケースもあります。
恋愛に発展するかどうかは一旦置いておいて、交友関係を広げるという意味でも接点をもっておくのがおすすめ。
相手の良いところに気付けたり、知人を紹介してくれる可能性もあります。
とにかく行動する
行動を起こさなければ何も変わりません。
まずは、自分から話しかけたり、新しいことを始めたり、普段は行かない場所に足を運んだりと、とにかく行動することが重要です。
「数打てば当たる」という言葉がありますが、それぐらいポジティブかつ活動的に行動することで出会いの数は増えるでしょう。
他の社会人はどうやって出会っている?
ここまで、社会人が出会えない理由と出会うためのコツについて紹介してきましたが、実際に出会えている社会人はどうやって出会っているのでしょうか。
特に、地方や田舎に住んでいる方ほど、出会いが少ない傾向にありますが、ちゃんと出会えている方もいます。
出会いが少ない地方や田舎で実際に出会えている方法なので、関東圏や政令指定都市などにお住まいの方であればより出会いが期待できます。
ぜひ参考にしてみてください。
バーや飲食街
バーや飲食街は仕事終わりの社会人が多く集まるため、新しい出会いが期待できそうです。
酔いやお店のおしゃれな雰囲気に後押しされて、初対面の人にも話しかけられるかもしれません。
ただし、人を不快にさせたり迷惑をかけないようにだけ気を付けましょう。
「バー」で出会えた女性の声(28歳)
飲食街で出会えた男性の声(25歳)
合コンや街コン、婚活パーティー
合コンや街コン、婚活パーティーは「出会いを求めている人」が集まる場所なので、比較的交友関係を広げやすい機会です。
イベントの種類によって参加される方の年齢やタイプなどが異なるため、事前にしっかり調査した上で自身に合ったイベントを選びましょう。
「合コン」(男性/24歳)
「婚活パーティー」(女性/32歳)
友人の紹介
気の知れた友人からの紹介が最も信頼できる出会い方と言っても過言ではありません。
きっと、あなたに合いそうな人を紹介してくれることでしょう。
事前に相手の情報や顔を知った上で会えるのも安心できるポイントです。
「同僚の紹介」(女性/30歳)
「友達の紹介」(男性/28歳)
職場や取引先
毎日顔を合わせたり、過ごす時間が長い職場の人や取引先の方は、恋愛に発展しうる可能性があります。
特に、中途で入社された方などは狙い目かもしれません。
ただし、社内恋愛がNGな場合もあるため事前に確認が必要です。
また、恋愛に発展した場合、別れた際に仕事がやりづらくなるというデメリットも頭に入れておきましょう。
「職場の同僚」(女性/26歳)
「会社の取引先」(男性/29歳)
社会人が出会う方法7選
社会人が出会える可能性が高いおすすめの方法は以下の8種類です。
- マッチングアプリ
- 習い事やサークル
- 婚活パーティー
- 合コン
- 結婚相談所
- 相席屋
- SNS
それぞれ、どんな方におすすめなのか紹介しながら、メリット・デメリットなどについて解説していきます。
マメな人にはマッチングアプリがおすすめ
マッチングアプリは20~30代の利用者が多く、「現代の出会い」のスタンダードとも言えるツールです。
月額制のサービスがほとんどですが、月2,000〜6,000円ほどと比較的リーズナブル。
スマホ1つで、出会いを求めている異性にアプローチできる一方で、異性から「いいね」をもらうためのプロフィールの更新や写真撮影など、コツコツした活動が必要になります。
また、マッチングしてから実際に会うまでに時間がかかる傾向で、それまでのやり取りも発生するため、マメな方におすすめです。
【メリット】 ・出会いが豊富(特に女性は売り手市場) ・スマホ1つでいつでもどこでも出会いが作れる 【デメリット】 ・コツコツ活動する必要がある ・会うまでに時間がかかる 【出会える期待度】 ★★★☆☆ 【コスト】 2,000~6,000円/月
マッチングアプリで出会えた人の声
メッセージのやりとりは少しめんどくさかったです(女性/24歳)
男性はライバルが多いのでよほどのイケメンじゃない限り、試行錯誤が必要だと思います。(男性/26歳)
何か熱中したいことがある人は習い事やサークルがおすすめ
習い事やサークルも新たな出会いが見込める場です。
料理やテニス、英会話などさまざまなジャンルがありますが、共通の興味・関心・趣味も持つ人と出会える可能性が高く、恋愛まで発展しやすいのが特徴です。
ただし、出会い目的で参加している人ばかりではないため、ガツガツ行動するのはNG。かえって浮いてしまうこともあるので、気になる相手がいたらじっくり自然にアプローチをかけましょう。
また、費用もそれなりにかかるため、自分が本当に興味を持って熱中できる習い事、サークルに入ることをおすすめします。行かなくなったり、辞めたりしてしまっては意味がありません。
【メリット】 ・共通の興味・関心・趣味持つ人と出会える ・相手のことを十分に知れる 【デメリット】 ・失敗したとき、気まずくなり習い事に通いづらくなる ・出会い目的で参加する人は多くない ・費用がかかる 【出会える期待度】 ★☆☆☆☆ 【コスト】 10,000~30,000円/月
習い事やサークルで出会えた人の声
英語で食事に誘ったのですが、日本語よりも恥ずかしさはありませんでした(男性/31歳)
将棋は共通の趣味なので、今でも一緒に対局してます。(女性/29歳)
気軽に結婚相手を探したい方には婚活パーティーがおすすめ
婚活パーティーは結婚を前提とした出会いを求めている方が参加しているイベントなので、「気軽な気持ちで結婚相手を探したい」という方におすすめです。
婚活パーティーには、男女8対8で行う小規模のものから、20対20で行う大規模なものもあります。
テーブルを周りながら、お互いについて2~3分ほど話しをするというシステムが主流で、ほぼ第一印象でマッチングできるかどうかが決まります。
ある程度のルックスとトーク力があれば、だいたい誰かしらとマッチングできるでしょう。
ただし、とびきりルックスが良いという相手はほとんど参加しない傾向なので、ルックス重視の方にはおすすめしません。
【メリット】 ・結婚を前提とした出会いを求めている方が多い ・ある程度のルックスとトーク力があれば大概マッチングできる 【デメリット】 ・とびきりルックスが良い相手はほぼいない 【出会える期待度】 ★★★☆☆ 【コスト】 4,500~6,000円/回
婚活パーティーで出会えた人の声
一人ひとりとあまり話す時間はなかったので不安でしたがちゃんと出会えてよかったです(男性/34歳)
今までは、マッチングしてもなかなか良い出会いと呼べるものがなかったので嬉しいです。(女性/27歳)
フランクに出会いたい人は合コンがおすすめ
合コンは幹事が知人同士であるケースが多く、コミュニケーションが取りやすいという特徴があります。
知り合い経由、かつお酒の席ということもあり、フランクな出会いが期待できます。
ただし、盛り上がるかどうかはチームワーク次第。同性のメンバーは気心の知れた人がおすすめです。場合によっては作戦会議をしておくと良いでしょう。
気軽に出会いやすい一方で、メンバー集めが必要、日程調整が難しく頻繁に開催できないというデメリットもあります。
さらに、自分好みの相手ばかりではなく当たり、ハズレがあることもしっかり念頭においておきましょう。
【メリット】 ・場が盛り上がれがスムーズな出会いが期待できる 【デメリット】 ・メンバー集めが必要 ・頻繁に開催しにくい ・好みの異性がいないケースもある 【出会える期待度】 ★★☆☆☆ 【コスト】 6,000~10,000円/回
合コンで出会えた人の声
今まではパッとしない方ばかりでしたが、ようやく出会えました。(女性/27歳)
本気で結婚を考えている方には結婚相談所がおすすめ
結婚相談所は、本気で結婚したいと考えている方におすすめな出会い方です。
結婚相談所に入会するには、独身証明書や収入証明書といった書類が必要になるため、本気で結婚したいと考えている人とだけ出会うことができます。
身元に嘘偽りがない方しか入会できないという点も安心・信頼できるポイントです。
結婚に向けてさまざまなサービスを受けることができるため、確実に出会える方法と言える一方で、その分コストがかかるというデメリットもあります。
また、当然のことですが、結婚相談所のゴールは「結婚」なので、恋人探しをしたい方にはおすすめしません。
【メリット】 ・本気で結婚したい方しかいない ・相手の身元がしっかり保障されている 【デメリット】 ・コストがかかる ・恋人探しには向いていない 【出会える期待度】 ★★★★☆ 【コスト】 20~60万円/年間
結婚相談所で出会えた人の声
結婚相談所でコンシェルジュの手を借りて出会いたいという方は、結婚相談所の選び方も御覧ください。
気軽に異性と出会いたい人は相席屋がおすすめ
相席屋は、異性と相席できる飲食店(居酒屋)のことで、お店の方が女性が飲食している席に案内してくれます。
気軽に異性と出会いたいという方におすすめです。
女性は無料で飲食できますが、男性は通常の飲食店よりも割高なシステムになっています。
女性は無料で利用できてしまうため、飲食目当てで来店されている方も多く、連絡先を交換できないケースもざらです。
また、2~3人1組での来店でしか受け付けてくれないお店が多いため、行動しにくいというデメリットもあります。
【メリット】 ・女性は無料で飲食しながら出会える ・異性と気軽に話せる 【デメリット】 ・2~3人での来店が必要 ・飲食目的の女性も多い 【出会える期待度】 ★★☆☆☆ 【コスト】 7,000~10,000円/回
相席屋で出会えた人の声
飲食無料でしかも出会えるなんてかなりお得です。(女性/25歳)
費用をかけずにのんびり出会いたい人にはSNSがおすすめ
20~30代の社会人の出会う方法としてSNSもおすすめです。
「Instagram(インスタグラム)」や「Twitter(ツイッター)」といったSNS内のDM(メッセージ機能)を利用して出会っている方も少なくありません。
SNSではそれぞれの興味・関心・趣味などが分かるため、共通のものがあれば比較的仲良くなりやすいという特徴がある一方で、なかなか出会う事ができないというデメリットもあります。
また、出会い目的でSNSを利用している男性は、女性に避けられる傾向があるため、使い方には注意が必要です。
そもそも、出会い目的でSNSを使っている人が少ないため、あまり出会いは期待できないでしょう。
【メリット】 ・お金がかからない ・共通の興味・関心・趣味があれば仲良くなりやすい 【デメリット】 ・出会うのが難しい ・出会い目的の人がほとんどいない 【出会える期待度】 ★☆☆☆☆ 【コスト】 0円
SNSで出会えた人の声
趣味が一緒なので、会話のネタにも困りません。(男性/32歳)
自分に合った方法で出会いを求めてみましょう
社会人になると、コミュニティや活動範囲が狭まり出会いが少なくなりがちですが、
- 普段の行動範囲の外へ出る
- 相手を評価するハードルを下げる
- とにかく行動する
の3つを意識するだけでも、出会える確率はグッとあがります。
「出会いの運命を待つ」という考え方も良いと思いますが、誰かに委ねていてはなかなかチャンスは巡ってきません。
自分に合った出会い方で積極的に行動し、素敵な出会いを見つけてください。
誰かと出会う前に「どんな人とだったら相性が良いか気になる!」という方は結婚相手診断テストをお試しください。