Twitter婚活は気軽にできる婚活なので、「手始めにやってみよう」と始めてみる方は多いかもしれません。
ですが、インターネットでの婚活ではたくさんの危険性もあります。
そのため、まずはその危険性を認識してから検討するようにしてください。
Twitter婚活の危険性
宗教やマルチ商法への勧誘
「デートという名目で、実際のところはマルチ商法や宗教の勧誘だった。」
残念ながらインターネットを通じた婚活ではこのような例もあります。
当然、Twitter婚活でもその可能性は十分にあり得ます。
「いい話がある」
「健康に良い商品があるから買ってみない?」
デートで会ったのに「なんかおかしいな」と感じたらその違和感は正しいかもしれません。
結婚詐欺
よくドラマでも登場する、詐欺師。「本当にひっかかるの?」と思いながら見るものの、実際に自分自身に罠を仕掛けられたら気付かずに、ズブズブと沼にハマっていってしまうかもしれません。それほど、巧妙です。
好意があるふりをして近づき、理想の相手を聞き出してその所作を演じるような巧みさがありますので、十分に気をつけてください。
Twitter婚活ではないですが、マッチングアプリ経由で女性が男性に1050万円を騙し取られる事件がありました。
女性(35)は去年11月、マッチングアプリで投資家を名乗る30代の男性と知り合いました。
男性は、女性に対して結婚の意思を示したうえで「半年間で楽に100万円の利益を出せる」などとFX投資を持ちかけました。
女性:「来年、結婚したいねって話をしていた。『そこから逆算すると俺がやった方が早い』と。『1000万円あれば2倍とか3倍に出来る』と」出典:テレ朝NEWS(https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000234549.html)
他サイトへの誘導
「他のサイトに写真を載せているからそっちを使いたい」
というような謳い文句で巧みに別のサイトに誘導するような悪質な勧誘があります。
やりとりはTwitterのDMでできることなので、わざわざ他のサイトを利用するように誘導する正当な理由はありません。
「チャットが使いづらいから」という理由であれば、そもそもTwitter婚活はしないはずです。
既婚者が出会い目的で
“婚活”ではなく、恋活をしている既婚者が紛れ込んでいます。
特に男性。体目的でTwitter婚活をしている人が多数いるのが事実です。
直接出会わない限りは被害に会うことはないので、慎重に時間をかけて出会うようにするのが無難です。
未成年者が面白がってやっていることも
登録の際の身元確認が簡易的なものであるため、未成年でも自分の年齢やステータスを偽って婚活と称して、活動をすることは可能です。
事実、Twitter婚活に限らず、多くのマッチングアプリで未成年者が登録、年齢を偽って関係性を持ち、相手方が逮捕されるというケースがニュースでも報道されています。
警察丁によると、児童がSNSを通じて被害にあうケースは年々増加傾向にあるとされており、1日あたり5人が被害にあっているペースになっているとのことです。
自身が被害にあるケースだけでなく、法を犯してしまって、自分自身が犯罪者になってしまうケースもあるため、細心の注意が必要です。
Twitter婚活のやりとりで気をつけること
先述のような危険性がある中で、それでもTwitter婚活は気軽にできるからやってみたいという方もいるかも知れません。
そこで、最低限気をつけることをまとめます。
最低限のマナーに気をつける
SNSとはいえ、人と人とのやりとりです。最低限のマナーには気をつけてやり取りをするのが基本となります。
お相手は実名ではなく、年齢も公開しているとはいえ、本当の年齢かはわかりません。敬語でのやりとりをベースとして、回数を重ねていくなかでお互いに心地よいのであればフランクな言葉を使うように心がけましょう。
Twitter婚活するならなー!己の日常や思考をツイートしてくれー!そこから人柄を知りたいんだー!リツイートばかりしないでおくれー!突然のDMはストナンと変わらないよー!リプで仲良くなってからDMしようねー!!
己の!日常!思考!気持ちを!ツイートして!大事なことなので2回言いました!!!— 猫目ちゃん@ (@OhC3h) September 4, 2021
ちょっと婚活ネタ。
マッチングアプリ退会、Twitter婚活休止してから無駄なイライラがなくなった気がする。Twitter婚活は1ヶ月も経たずにお休みしたから、主にマッチングアプリのことなんだけどね。恋愛以前の失礼な人、遊び人etcへのイライラがストレスだったみたい。それに気づけたのは良かった。— 𝑛 (@Cestlavie199018) October 3, 2021
いきなりDMはしない
Twitter婚活では、プロフィールをもとに、気になった異性にアプローチをしていく流れになります当然、その状態ではお互いに得られる情報は限られているため、お相手がどんな人なのかわからないのが前提になりますよね。
そこでいきなりDMをしても返信は得られませんし、むしろ不審がられてそれ以降は何にもつながらないというのが現実です。
そこでまずは、リプライ機能を通じてコミュニケーションをとり、お互いに慣れてきたらDMでやりとりするような流れが自然といえます。
本当に婚活をしている人なのか、見極める期間を設ける
インターネット婚活では鉄則ですが、今連絡をしているお相手が本当に婚活をしている相手なのかどうかしっかりと見極める期間を設けるのが必要です。
以下、参考までに、本気ではない人が行いがちな内容です。
- 短期間で会おうとしてくる
- 初デートの時間を夜で提案・設定してくる
- やたらと顔や体について聞いてくる
- ひとり暮らしかどうかを聞いてくる
- メセージのやりとりが必要最低限しかない
あくまで参考までに、ですがこのようなことをしている人は本気で婚活をしているとは捉えない方がよいです。
Twitter婚活で初めて会う時に”絶対に”避けるべきこと
夜の時間帯に会うこと
初デートで夜を指定する人とは絶対に会わないようにしましょう。
結婚相談所でのデートであれば、お互いに身分もわかっており、バックには仲人さんもいるので、万が一が起こることはありませんが、Twitterの場合は身元がわかりません。
万が一にも起きてしまいます。
また、婚活という視点で見ても、夜のデートは適切ではありません。
昼のデートであれば、人目もあり、お互いにある程度周りの目を気にするため、よい緊張感を持ってデートに臨むことができます。
初デートで会うときは必ず昼に会うようにしましょう。
人気のない場所で会うこと
初めてのデートでのミッションはお互いの人物像を知ること。
お互いに会話ができて、ガヤガヤとうるさすぎない場所であれば基本的には問題ないです。
にもかかわらず、
「静かな場所に行こう」
と静けさを求めるようなお相手とは絶対に会わないようにしましょう。
参考までに、下記の場所は必ず避けてくださいね。
- カラオケ
- 居酒屋の個室
- 車の中
- 漫画喫茶
- 自宅
また、最初は人気のある場所でも次の場所で人気のない場所につれて行こうとするケースもあります。デート回数を重ねてお互いに仲が深まるまではそのような場所に行くことは絶対に避けるようにしましょう。
以上、Twitter婚活の危険性と活動する上で注意することをまとめました。
確かに手軽さという意味では、Twitter婚活をしている人がいるのも事実です。
ですが、登録時の匿名性がある限り、安全性は担保されることはないです。
生涯をともにする相手を探すにあたって、手軽さを求めて活動するのはあまりおすすめとは言えないでしょう。
また、トレンドであるとはいえ、まだ結婚に至ったという方を見たことがありません。事例がないという意味ではまだまだリスクの方が高い婚活手段と捉える方が無難かもしれません。