「婚活がうまくいかない…」
「もうやめたい…」
婚活が何年も続くと、このように婚活疲れを起こしてしまう方は少なくないでしょう。婚活を成功させるには「なぜうまくいかないのか」という原因を突き止めて、一つずつ改善していくしかありません。
本記事では婚活でうまくいかない理由を説明し、年代・性別ごとに対処法を紹介します。
婚活がうまくいかない理由とは
まず、婚活がうまくいかない理由を5つ紹介します。
- 婚活方法を間違っている
- 受け身になっている
- 理想が高すぎる
- 「失敗したくない」と思いすぎている
- 自己肯定感が低すぎる
婚活方法を間違っている
人によって「自分に合う婚活方法」「合わない婚活方法」が分かれます。それぞれの婚活方法とその特徴は下を参考にしてください。
| メリット | デメリット | |
| 結婚相談所 | 真剣な人に出会える
1年以内の成婚を目指せる コンシェルジュがサポートしてくれる |
料金が高い
各種証明書が必要になる |
| マッチングアプリ | たくさんの異性と出会える
すぐにはじめられる 料金が安い |
危険人物が多い
会員の真剣度が低い 身バレしやすい |
| 婚活パーティー | 実際に話をしたうえで異性を選べる
短い時間でたくさんの異性と話せる |
会員の真剣度が低い
会場まで移動しなければならない |
| 合コン・街コン | 異性とお酒を飲みながら話せる
友達を見つけることもできる |
真剣な人がほとんどいない
会場まで移動しなければならない |
真剣に結婚したい場合、結婚相談所がおすすめです。マッチングアプリはたくさんの異性と出会えますが、全体的に真剣度が高いとはいえません。
上記の一覧を参考にして、婚活方法が「自分に合っているか」を確認しましょう。
受け身になっている
受け身になっていると、婚活は効率よく進みません。自分からアプローチしないと出会いの量が増えないからです。実際に、成婚した人は自分から積極的にアプローチしたり、出会いの場に赴いたりしています。
特に女性は受け身になる人が多いですが、それだと「なかなかうまくいかない」と考えてください。「自分からアプローチする女性」に素敵な男性を取られてしまうことになるため、いい人に出会える可能性が低くなってしまいます。
理想が高すぎる
理想が高すぎる場合もうまくいきません。自分で「理想は高くない」と考えていても、客観的な目で見ると「高い」といわざるをえないケースもあります。
また、「理想を下げることができない」という方も少なくありません。婚活は年齢とともに難しくなります。20代の頃と30代の頃で理想の相手が変わっていない場合、婚活はなかなかうまくいかないといえるでしょう。
「失敗したくない」と思いすぎている
年齢を重ねれば重ねるほど「失敗したくない」という気持ちが強くなりますよね。しかし、「失敗したくないから」といって完璧を求めすぎると、自分の条件に当てはまる異性が現れません。
完璧な相手を求めるよりも、自分と向き合って「どこまで許容できるか」を考えたほうがうまくいきやすいといえるでしょう。
自己肯定感が低すぎる
自分に自信がない人は、婚活がなかなかうまくいかない傾向にあります。自己肯定感が低いと「自分なんて」という気持ちになり、積極的に動けなくなってしまうからです。
婚活方法やお相手選びを見直す前に「どうすれば自分を好きになれるか」を考えたほうが良いでしょう。
婚活がうまくいかない人が陥りがちなこと
婚活がうまくいかない人は、いわゆる「負のスパイラル」に陥りがちです。例えば、次のような状況になることが多いです。
- 婚活をはじめたりやめたりを繰り返す
- 異性嫌いに陥る
- 自分を変えようとしない
ここではそれぞれどういうことなのか詳しく解説します。
婚活をはじめたりやめたりを繰り返す
婚活は諦めずに続けることが大切です。長く続けて「何がダメなのか」「なぜうまくいかないのか」を分析するのが婚活を成功させる秘訣です。
はじめたりやめたりを繰り返していると、分析に必要な経験が得られません。最低でも1年間、婚活に集中する期間を作りましょう。
異性嫌いに陥る
婚活を通してたくさんの人に会うと、かえって異性嫌いに陥ってしまうことがあります。婚活がうまくいかないことを、出会う異性に原因があると考えるようになるのです。
自分に原因があるにも関わらず、「食べ方が嫌だった」「話がつまらなかった」などと相手のせいにし続けていると、こういった気持ちが積もり積もって異性嫌いになってしまいます。
相手の良くないところを探すより「どうすれば相手を許容できるか」を考えるのがおすすめです。
自分を変えようとしない
婚活が長引くと、自分を変えようとしなくなります。人間には一貫性と呼ばれる性質があるからです。
例えば、人に「理想を下げたほうがいい」といわれても、「今まで理想を下げずに生きてきたから、今さら変えたくない」として自分の気持ちを優先してしまうのです。このような考え方だと同じことの繰り返しになってしまい、結局、婚活はうまくいきません。
婚活でうまくいかないときに見直すべきポイント
婚活のやり方を改善する場合、見直すべきなのは以下の5点です。
- 見た目
- プロフィールの書き方
- コミュニケーションの取り方
- デートの内容
- 関係の深め方
見た目
まずは見た目を改善しましょう。見た目がすべてではありませんが、外見で第一印象が決まってしまうことが多いです。
見た目を整えるには、できるだけ多くの異性にチェックしてもらうのがおすすめです。そうすることで、客観的に「どのようにして見た目を改善すればいいか」がわかります。
プロフィールの書き方
マッチングアプリなどで婚活する場合、プロフィールの書き方を見直しましょう。プロフィールの書き方が良くないと、相手に誤解を与えてしまいかねません。
以下のようなプロフィールは避けるようにしてください。
- 空白になっている項目が多い
- 文章が短すぎる
- 「こんにちわ」など誤字が多い
- 絵文字や顔文字が多く真剣さが伝わっていない
- NG項目を書きすぎている
コミュニケーションの取り方
異性とのデートがうまくいかない場合、コミュニケーションに問題があると考えられます。コミュニケーションを鍛えるためには、経験が大切です。
ただし、単に異性とのデート回数を増やすだけでは良くありません。デートが終わったあとは内容を振り返り、相手の態度や仕草、発言などから「自分がどう思われたか」を精査することが大切です。
デートの内容
デートの内容も改善しましょう。特に男性は「誘う側」になることが多いです。誘い方がスマートじゃないと、女性をがっかりさせてしまいかねません。
- お店選びは適切か
- お店は予約しているか
- ボディタッチはしていないか
- お会計は自分で出すようにしているか
これらの点を実践できているか確認してみてください。
関係の深め方
交際に至るものの結婚できないという場合、関係の深め方を見直してみてください。結婚するためには、焦りすぎてはいけません。一方で、のんびりしすぎると相手のモチベーションが下がってしまいます。
3ヵ月〜半年程度で話をまとめ、1年以内に成婚するのが理想です。
婚活がうまくいかないときの対処法
ここからは婚活がうまくいかないときの対処法を男女別に解説します。
男性の対処法
まず、男性の対処法です。20代、30代、40代以降に分けて対処法を解説します。
20代男性の対処法
20代男性の場合「結婚相手として頼りない」と思われているケースがあります。なぜかというと、男性の場合、結婚適齢期は30歳前後だからです。
日本結婚相談所連盟（IBJ）によると、結婚相談所の場合、会員のほとんどが「30歳以降である」とわかっています。
年齢をカバーするためには、「いかに自分が婚活に対して本気か」をわかってもらわなければなりません。「なぜ婚活したいのか」をはっきり伝え、自分が本気であることをアピールしましょう。
30代男性の対処法
30代の男性は婚活でもっとも「人気が高い」といえるでしょう。人気が高いにも関わらず結婚できない場合、清潔感や接し方、コミュニケーションなどに原因があると考えられます。
30代の男性が婚活を成功させるには、「他人のアドバイスを受け入れる素直さ」が大切です。できるだけいろんな人に話を聞き「どうすれば結婚できるか」を考え、素直に実践していきましょう。
40代以降男性の対処法
40代以降の男性で重要なのが相手選びです。男性の場合、「若い人が良い」と考え40代以降も自分より一回り年下の女性にアプローチするケースが多いです。
しかし、40歳は女性から「おじさん」と思われる年齢でもあります。
※出典：Sirabeeリサーチ｜男性は何歳からが「おじさん」？ 意外に優しい女性目線
自分よりも若い女性にアプローチしても、基本的には相手にされない可能性が高いのが現実です。
自身を客観的に見て、自分の年齢に見合った女性にアプローチすることも検討しましょう。
女性の対処法
次に、女性の対処法を紹介します。
20代女性の対処法
20代女性は最も人気が高い年代です。マッチ・ドットコム ジャパン株式会社のデータによると、18〜50歳までの幅広い年代が20代女性にアプローチしているとわかっています。
出典：@Press｜理想の恋人、男性30代以降は「より年下」、 女性は30代以降「同年代」 データに基づく「気に入られやすい年齢」早見表も公開！
したがって、相手を選ばなければ結婚できる可能性が高いといえるでしょう。つまり、20代の女性で婚活がうまくいかない場合、基本的に2つの原因しかありません。
- 高望みしすぎている
- 清潔感や思考に何かしらの原因がある
20代女性は人気ですが、高望みするとなかなか素敵な人と出会えません。また、20代であるにも関わらず男性からアプローチがない場合、プロフィール写真の清潔感やご自身の思考などに要因があるのかもしれません。
いずれの場合も、しっかりと自分を見つめ直すことが大切です。
30代女性の対処法
30代の女性もそこまで人気がないわけではありません。上述したマッチ・ドットコム ジャパン株式会社のデータによると、30代以降の男性は主に30代の女性にアプローチしているとわかります。
そのため、30代の女性も相手さえ選ばなければ結婚できる確率は高いです。もっとも、ほとんどの男性は30代女性より20代女性を選びます。20代と同じような条件で婚活すると、なかなかうまくいかないといえるでしょう。
自分の希望に見合った男性と出会える婚活方法を試すのがおすすめです。
40代以降女性の対処法
40代でも婚活を成功させた方は大勢います。ただし、40代以降の女性は、データ上ではあまり人気がありません。
だからこそ、40代になると自分から積極的にアプローチすることが大切です。また、マッチングアプリや婚活パーティーといった真剣度が低いものでなく、1年以内の成婚を望む男性が多い結婚相談所の利用がおすすめです。
婚活がうまくいかないならご相談を
婚活がうまくいかないことについてまとめます。
- 婚活がうまくいかない理由は、主に理想が高い、自己肯定感が低いなど
- 見た目やプロフィール、コミュニケーションの取り方を改善する
- 男性は20代なら真剣度が伝わるように、30代は自分を見直し、40代は相手選びを間違わない
- 女性は20代〜30代なら高望みせずしっかり自分を改善し、40代は積極的にアプローチする
婚活がうまくいかない人におすすめなのが結婚相談所です。結婚相談所は成婚した人のほとんどが1年以内に結婚を決めています。例えば結婚相談所マリッジの場合、1年以内の成婚率は75%で成婚までの平均期間は6.9カ月です。
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